飾り巻き寿司のりのり

飾り巻き寿司や料理、手作り、読書など日々のあれこれを書いています



さらりと読める本

2016年11月26日 | 読書
すき間時間に読める軽い本と、じっくり腰を据えて読みふける重い本はお茶漬けとすき焼きのようです。

お茶漬けばかり、すき焼きばかりが続いてはつまらない。
何気なく手に取った本は軽い本。エッセイならお茶漬け感覚で読めます。

   新潮文庫

角田光代氏はまだ40代(もうすぐ50代)の若い作家
女性作家は好きですが、若い作家は軽い文章が多いのであまり読みませんでした。

この2冊は料理雑誌「オレンジページ」に連載されたエッセイをまとめたもので、料理に関すること、食べることについての内容が多く、まさに散歩の途中でも気軽に読めました。

短い文章の中に、氏の独自の視点が表れていること、共感できる主婦感覚で親しみやすいことに好感を持ちました。
「食べたもの日記」では、氏が料理ブログを見るのが楽しいと書いてある。


何にびっくりって、何と多くの人が律儀に毎食毎食(外食も含め)写真を撮っているのだろう。
しかも、この多くの人たちが公表している家ご飯の、盛りつけの美しさよ。
公開するから美しくするのか、それとも、元々美しいから公開できるのか。
 
それにしても他家の食卓を見るのはたのしいものである。そういえば、、昔テレビでやっていたヨネスケの「突撃!隣のばんごはん」というコーナーを私は愛していた。
 
ヨネスケが、日本各地にいき、ごくふつうの家庭にいきなり入りこんでいって夕飯を見せてもらう、という内容である。
何しろ突撃なので、いい加減な夕食があったり、煮物ばかりでテーブル真っ茶色だったり、気取りがなくておもしろかった。

ブログのご飯日記は、突撃されていないのでそういう粗雑さはないのだが、それでも、「ここんち、炭水化物多いなあ、若いなあ」だの
「こんなに肉を食わずして平気なのか」だの「「この人と私の好みは似ている!話がぜったい合うはず」だの
「ここの献立は量が多くてオットの人はしあわせだろうなあ」だの、思ったりする。

ご飯日記を書いている人には、ぜひこの先十年、二十年と続けていただきたい。
保存しておけば、それはちょっとした食物史、風俗史になり得ると思う。



いかがですか。みなさんのブログを見ているかも。
文学賞の選考委員にもなっている作家さんなのに主婦感覚前面に出てますね。

料理ばかりじゃなく、ふむふむの共感でさらりとおなかに収まった読み物でした。
今度はすき焼きバージョンの本を読みましょう。
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