化粧品使用量過去最高！

私は普段ノーメイクなので、演奏会本番や、クリスマスパーティ、結婚式に呼ばれた時ぐらいしか化粧しないので、20代の頃から化粧をするのは年に２～３回程度。社会人になって最初に買ったリキッドファンデーションなんて10年以上使ってた。さすがにまずいと思って捨てたけど、結局最後まで使い切ってなかったよね。

その後、ファンデーションの方は、コンビニの化粧惑星とかを2回ぐらい使ってて、それも使い切るのに5年くらいかかってた。アイシャドウや頬紅に至っては、さらに減らないので、20年以上同じモノを使っていたりしたのだ・・・去年までは。

約1年前にオペラ「仮面舞踏会」の合唱に出た時に、化粧品セットを一新した。理由はずっと使ってた化粧品セットが一時行方不明になったから（しばらくして出てきたけど）。


で、その時買ったファンデーションが、もう底がはっきり見えるくらいになった（冒頭写真）。1年でこんなにファンデが減るのって初めてだ。この１年いかに本番が多かったかということだ。

それはまた、いかに化けたかということだ。私は化粧をして付けまつ毛なんかをつけると、全く別人に見えるらしく、「こうもり」の本番の前に、所属オケのチェロトップが私の目の前でぐるぐる回っているので、何をしているのかと思ったら、私を探しているのだった。あと記念撮影の時、私の隣に立っていた先輩に「さぶりんがいない！」と大声で叫ばれたことも。

ただね、このファンデーションは防腐剤が入っていないので、本当は3ヶ月ぐらいで使い切んなきゃいけないものなのだ。3ヶ月で使い切るには、本番を４倍に増やさなきゃいけないね・・・そんなの無理！

ところで、化粧をする回数が増えたので、効率的に化粧を落とす方法も考えなければならなくなった。ノーメイクな私は、普段は水でしか顔を洗わない。が、化粧をした時は最初は石鹸を泡立てて洗っていた。そのうちクレンジングが欲しくなり、コンビニで物色したら「うる落ち水クレンジング」と称するものが目に入ってきた。


これ、何だか爽やかそうじゃん・・と思って買って使ってみたら、結構脂っこくて、そんなに爽やかではない。よくみたら「アイメイクアップ　リムーバー」と書いてあるではないか。え、アイメイク専用のクレンジングがあるの？

一応口元にも使えるとあるが、クレンジングはこれ１本で済むと思っていた私は、非常に損をした気分になった。ということで、これはアイメイク専用のクレンジングらしいが、意地で顔全体に使っている。なお最初は掌に受けて直接顔を撫でていたが、コットンに含ませて使うのが正しい使い方のようなので、生まれて初めて化粧用コットンを買った。確かにコットンに含ませて使った方が、「うる落ち水クレンジング」と呼ぶにふさわしい爽やかさを感じることが出来るようになった。なので最近は本番後に帰宅して化粧を落とす瞬間にも楽しみを見出すようになった。

ちなみに化粧バッチリな声楽の師匠に、お勧め化粧落としを聞いてみたところ、ロゼット洗顔パスタがいいとか。そんなこと声楽の師匠に聞くことかよ・・・と思うけど、1年半前にカルメンのタバコ工場シーンで着る生成りのスカートの買い方が分からなくて師匠に買い物に付き合っていただいた（恥）時のことを考えると、その後婦人服屋がちゃんと視界に入ってくるようになっただけでも大きな進歩である（以前は、婦人服屋を見ても自分に入る服はないから関係ないと思って、視界から遮断していたのだ）。


ということで、師匠お勧めのロゼット洗顔パスタも手に入ったので、本番後の夜は「うる落ち水クレンジング」＋「ロゼッタ洗顔パスタ」ですっきりした顔で寝ている。