円筒印章型ペンダント

昨日アッシリアのことをちょっと書いたら、自分が変なものを持っていたことを思い出した。

これは20年くらい前に東池袋の古代オリエント博物館で買った、紀元前８世紀頃の新アッシリア様式の円筒印章を模したペンダント。「可愛い」というよりも「怪しい」かもしれない。でもオカルト部屋に入れるほどは怪しくないので、とりあえずここに入れとくか。

歴史好きだったくせに、転がすハンコ、円筒印章の存在を知ったのは、大学卒業間近のころ。合宿免許で知り合った友人と神戸の異人館を回り、確かペルシャ館かなんかで円筒印章なるものの存在を知ったのだ。

本当の円筒印章には、白い線なんて描いてないが、これはアクセサリーだからご愛嬌だな。実は紙粘土を買って、この円筒印章を転がしてみたのだが、残念ながらあまりはっきりとした画像が浮かび上がらなかった。逆に本物にはない、白い線を印章の溝に入れることで、印章上の図柄の雰囲気を楽しめるようにしてあるのだろう。