さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

また学び舎に

2016-10-15 23:41:07 | 映画・DVD等、各種鑑賞録
ひさしぶりにカラッと晴れた週末。


今日はこの公開講座を聞きに行った。

2014年4月に消費税が5%から8%に上がった際の物価推移を検証してみようという話だが、教授が日々研究に邁進されている様子が分かり、本日のテーマそのもの以外にも興味を惹かれるお話が多かった。

消費税の増税分は税込み価格にすべて転嫁されているのか、それとも税抜き価格部分が値下げされて、増税分を企業と消費者が分け合う形になっているのか・・・教授の問題意識は後者なのであるが、最初消費者物価指数CPIを使って分析してみたら、当局発表通りちゃんと増税分が転嫁できている形になってた。

だが、CPIの扱っている物価は定価ベースなので、特売等、値引きが反映されていないので、アンケート等で得られている実感と異なる部分がある。

そこで特売の含めた実勢価格のわかるPOSデータを使おうという発想が出て来るのだるが、このPOSデータ(日経POS情報)は非常に値段の高いものであり、それを購入する前にあたりをつけるべく、より入手しやすい月次ランキングデータを図書館で調べて分析することから始めている。

その後、実際の日次のPOSデータを使って、定価と特売を分けて分析したところ、増税のあった4月は増税分以上に価格が上がり(つまり税抜き価格が上がっている)、5月以降特売を利用して、こまめに価格が下がってきた品目が多いことが分かった。これは便乗値上げというよりも、増額分を転嫁できないと下請けにしわ寄せがくる懸念があるため、消費税転嫁対策特別措置法などが定められて管理されていたため、という要素が強いようである。それが5月以降は特売が増加している。

結論を見ると、そんなもんだろうとは思ってしまうのであるが、そこまでにたどり着くアプローチが少し紹介していただいたことが、とても参考になった。

私も大学時代は一応計量経済のゼミに入っていたし、会社に入ってからもデータと格闘したことがある。記録を取るのも好きである。ただこういう講義を聞いてると、つくづく自分は研究者には向いていないなぁと思わざるを得ない。分析が思うように進まなかったら、ついつい途中で投げてしまいがちであるが、折れずに別の方法を模索していくご様子がとっても素敵だと思ったし、そういう根気が自分には足りないと思った。

単に教養をまとめたものではなく、教授の最新の研究成果の反映されている公開講座・・まだまだ興味深いテーマがありそうなので、また近いうちに足を運んでみよう。
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