ココナッツオイルの石けん（ベトナム）

これは、ベトナムのミトー観光で、メコン川の中州の島で買った石けん。


ココヤシの実の、この白い部分（コプラ）から出る油分を使って作った石けんだ。

乾燥してスライスされたココナッツからはあまり想像つかないが、私はヤシの実を苦労して割ってこの部分を取り出して食べた経験があるので、意外にこの部分にテロテロと油分があるのを知っている。


そう、これがその時苦労して取り出した中身。

で、これが苦労して取り出した時のブログ記事。

▼甘かった・・・やしの実との格闘
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/420581d3abcd491fc52c19a56ac0c67c

白いコプラをカラシ醤油で食べた時の美味さが忘れられないんだが、なかなか分かってくれる人がいない。ただ、読んでいただければ、私が何故ヤシ科をこよなく愛しているかの理由の一端を知っていただけると思う。

だいぶ脱線したが、ヤシと珍しい石けんが大好きな私が、この石けん売り場を素通りするわけがないのであって、予想通りトラップに引っかかった。


この半透明の上品な形のものが何個もセットになって売られていて、ぐらぐら心が動いたが、重そうなので心を鬼にして１個だけ買って来た。現地で見本品を試用してきたが、泡はあまり立たないが、洗い上がりのしっとり感が気持ちよい。

今日封を開けて使ってみたが、予想通りの気持ちよさ。泡も泡立て方によってはちゃんと立つし、しかもとてもきめ細かい泡だ。汚れもよく落ちる。ほんのりと甘酸っぱい香りが、まるでもぎたてのような新鮮さを感じさせる。足の指の間などが、特に洗い上がり後に気持ちよく、まるで自分自身が「もぎたて」のような錯覚さえしてくる不思議な石けんだ。

家族や友人用にもっと沢山買ってくれば良かったなぁ。


もう一度、開封直後の石けんの写真を鑑賞。あ～美しい。