写真はN山先輩。大学時代のサークル、東洋史学研究会の1つ上の先輩。私にご馳走してくれる数少ない1人だ。
イッチャンは景気の良い頃はよくご馳走してくれたが、長いワリカン時代を経て、最近ではもっぱら私が勘定している。
保坂さんは、おごって、おごって、おごってと30ぐらい連呼すればおごってくれるけど、それも面倒なので最近ではもっぱら私が勘定している。
「ここはね、私が持つから、何でも頼んで良いよ」
「やった!だったら獺祭」
「日本酒は悪酔いしますよ、きっと」
「じゃ、本格焼酎、佐藤」
「私はホッピーにするから、君もそれにしなさい」
メニューを見るN山先輩。
「鰻の短冊がある、それ食べよ」
「鰻は時間かかりますよ、きっと」
「じゃ、中トロ刺身」
「私はお新香頼むから、君は枝豆にしなさい」
「...」
N山先輩、ご馳走さまでした。
今度は私がご馳走します。