野菜と共に!歌うファーマー!

農業がしたい!そんな思いで、丹波に入植してはや10年。畑と睨っこしながら暮らす新米夫婦の格闘の日々をお伝えします!!

土作り

2010年07月10日 | 畑の様子
夜になると大雨が降る丹波です。
私たちが住む、氷上町(丹波の人曰く青垣町・・・)は、丹波の中でも、よく雨が降る地域だそうで、家に帰ってみると大雨なんてことも・・・
露地のシシリアンルージュたちが、とってもかわいそう・・・

そんなシシリアンルージュ、今週になって大フィーバー
雨で出荷できないB級品も多数

B級品とは言え、調理に使うと美味しいので、紹介などを通じて飲食店に「シシリアンルージュ」を紹介するパパさん。めずらしく営業活動です!!

シシリアン―ルージュは、まだまだ珍しい品種なので、知らない方も多く、まずは使って知ってもらうことが必要。

生ではその美味しさが十分には伝わらないので、良さを伝えるのがなかなか難しい1品です。

でも、調理して頂いた方からは「本格的~!!」と嬉しいお言葉も

そのお言葉を励みにパパさんは頑張ってます



そんなパパさん、最近、めずらしく勉強してるなぁ~と思ったら・・・ 昨日はトマトの勉強会。それに向けての資料づくりだったようです。


すっかり忘れていましたが、井上農園のトマト畑はモデル圃場だったんです

モデルになるほどの圃場では・・・

でも、参加者の方に土壌分析の結果やトマトを食べてもらって、色々とアドバイスを頂いてきたようです。

来年に向けて、今年は、畑も販売ルートも土づくりの1年のようですね。

頑張れ!!ぱぱさん


ママさんは、毎日シシリアンルージュを湯むきして、料理やデザートに。



今日のおやつは、コンポートとジャムです。
B級品には見えないでしょ??
火を通すとフルーツみたいなんです


お花も食べられる自家製ナスタチウムを添えて、援農のお客さまのデザートに

白いのは・・・我が家(畑?)の必需品、氷上ヨーグルト!!

喜んでもらえるかなぁ~

出荷が始まりました♪♪

2010年06月30日 | 畑の様子
雨続きの丹波です。
この蒸し暑さが妊婦には、かなりつらい・・・
なんだか二人分暑い気がします

最近、畑のご報告がご無沙汰だったので、ちょこっと畑のご報告。
市島町から氷上町に畑の一部を引っ越しし、家の隣にハウスも移築しました。

そして、家の隣のハウス&畑には、一面トマト

露地 + 2棟のハウスの裏にもトマト・トマト・トマト!!!

これ、ぜ~んぶトマトなんです。





今年から、「トマトと言えば井上農園と言われるように頑張ってみよう」と二人で相談し、大玉トマト・アイコ以外に、まだあまり出回っていない「シシリアンルージュ」というイタリアントマトを作付しました。
その数、なんと100本以上!! トマト農家ではない私たちにとっては、かなりの数

今年は試作といいつつ、たくさんのイタリアントマトが出来そうです



土づくりには、さまざまな工夫を凝らし、露地トマトには、カラス対策として、防鳥ネットもはりました。

初の防鳥ネットで、大人4人がかりでしたが・・・



こんな感じで、愛情いっぱいに育てた「シシリアンルージュ」も、そろそろ色づいてきて、やっと初出荷です



濃厚で、生で食べても十分美味しいのですが、イタリアントマトなので、皮が少~ししっかりしています。

もともと「シシリアンルージュ」は、調理用に作られたトマトなので、加熱すると、旨みも栄養もupして、とっても美味なんですよ

ソースやパスタにもおススメです。

飲食関係の皆様、井上農園の「シシリアンルージュ」いかがでしょうか??

能勢の交流会

2010年01月19日 | 畑の様子
能勢と市島の交流会。

一昨日、能勢に行ってきました。

私たちの丹波市市島町同様、能勢にも新規就農者が多く、技術や情報交換をして親睦を深めていこうというコンセプトでして、仲間が積極的に動いてくれて、今回の交流会という運びになりました。

技術、畑、作っている品種、販売方法など色々な話を色々な若い生産者から聞くことができました。

すごく参考になりましたし、自分のこれからの経営をどうしていけば良いのだろう…とすごく考えさせられました。

農業で「たべていく」っていうのは、一般的な感覚だと大変ですし、実際そうですよね。でも若い生産者のガッツを見習いつつ、自分もどっしり示していきたいと思います。

写真は能勢農場の肉牛(新規就農者の農場ではない)。
たらふく食べました。

援農ツアー ありがとうございました。

2009年07月29日 | 畑の様子
先日 7月26日(日)の援農ツアーご参加ありがとうございました。

直前に大雨だったりと、一時はどうなるかと思いましたが、昼間はなんとか雨にも合わず、無事、ジャガイモ掘り、水源近くで夏野菜カレー、なす&きゅうり収穫をおえることができました。

お土産に持って帰ってもらったお野菜が皆さんの口に無事に入っていると願いながら…。

ありがとうございました。

スイートコーンが被害に・・・

2009年06月30日 | 畑の様子
おととい朝、畑に行ってみるとスイートコーンが食い散らかされていた。

カラス??ヌートリア??アライグマ??鹿??



全く腹立たしいです。一生懸命作付しても、こんなことは結構よくあること。
昔は、こんなバカな…って感じで、あほらしくなって、農作業が手につかなくなってたけど…、今は淡々と現実を見ながら、お片づけ。たくましくなったというか、冷めてしまったというか…。



良く見ると、まだもう残っている。(半分近くやられたようだけど)
だから、ネットなどで防御です。去年まではここまでしなくてもよかったのに…。

農業にはマニュアルはあってないようなものです。
農園にはアニマルがたくさんいるようです。

つくづく感じます。
やれやれ。



じゃがいもの収穫

2009年06月19日 | 畑の様子

男爵いもをザクザク収穫中。

今日は父親が手伝いに来てくれていました。

例年、7月に入ってから収穫しているのですが、雨が全然降らず、畑がとても乾いているので、早々収穫に着手しました。

約10Kの種イモが約150Kになりました。


他に3種類のじゃがいもを栽培しています。
アンデスレッド … いわゆる赤ジャガイモ。人気赤丸急上昇中。
きたあかり … ここ数年スタンダードになったと思います。美味!
とよしろ … 長い間、しわが寄らないで保存可能。さっぱりした味わい。
どのジャガイモも、どんな料理にもできますよ!

これらもボチボチ収穫していこうと思っています。

夏野菜 そのご

2009年06月17日 | 畑の様子
夏野菜の苗、春にねずみの被害にあったりして、大変な思いをしちゃいましたが、遅れながらもちゃんと育っています。

近所の生産者がトマトをバシバシ出荷しているのを目の当たりにすると、ちょっと焦りもありますが…。


まあ、なんとかぼちぼち頑張ります。


エレガントな援農隊 VOL2

2009年06月13日 | 畑の様子
先日、愛農人の援農できてくれた人たち+aが今日も来てくれました。

今度は自分たちで企画してくれて、個人的に足を運んでくれました。総勢9人の大所帯で楽しくやっていました。

一人で、ヒィコラ言いながら、毎年やってる玉ねぎの収穫と貯蔵の作業。短時間であっという間に終わってしまいました。
感謝感激を通り越して、もはや感動です。

昼ごはんはみんな持ち寄りの食べ物とお酒でみんなで楽しみました。

仕事も食事もとても楽しめた一日でした。

来てくれた皆さん。ありがとう!!

エレガントな援農隊

2009年05月10日 | 畑の様子
今日も援農部隊が農園にやってきました。


愛農人グリーランドプロジェクト企画の援農イベントです。

男女合わせて20人の参加がありました。

私の農園にはアラサー女性4人が来てくれました。嬉し、恥ずかし、楽し、暑し、キツし…そんな時間を過ごしました。
今回は、みっちり農業のきつい一面を見てもらうというコンセプトだったので、心を鬼にして頑張って働いてもらいましたので…。


じゃがいもの芽かき(写真)、ごぼうの草引き、里芋の植え付けをしてもらいました。
天気が良すぎて、ホンマ暑かった。そんな中頑張ってくれてありがとうございま~す。


また来たいって言ってくれて、すごくうれしかったです。今度は楽しい一面も見てもらいたいです。

7月、8月にもバスツアー企画してます。



夏野菜の苗が…(泣)

2009年03月10日 | 畑の様子

この写真では分かりにくいかもしれませんが…。

夏野菜の苗が壊滅状態になっています。

ようやくきれいに発芽したところだったのに…(泣)

原因は、踏み込み温床に忍び込んだ鼠が、踏み荒らし、新芽を食べつくしたからです。最悪です。

種代がむだになった。
新しい種を買わねばならない。
必死に温床の温度を上げた作業が無駄になった。
種まきの作業が無駄になった。
また種を播きなおさなくては…
これまでの管理の手間が無駄になった。
遅れる分、野菜の収量減は否めない。
早く野菜をお客さんに届けられない…。

定額給付金なんかでリカバーできひんわ。

愚痴を言い出したらきりがないけど、悔しいやら悲しいやら…ほんま一日くらい寝込みたくなった。

けれど、寝込んでる暇はないです。やり直しすることはもちろんですが、ジャガイモやら、ニンジン、春菊、ホウレンソウなどの種をまかなければならない…。のんびりしている暇はないんです。

百姓は、こんなトラブルやアクシデントはしょっちゅうです。ほんまに。
台風でビニルハウスが壊れたり、シカやイノシシの獣害、虫害、野菜の病気。気候による不作、豊作になったら今度は値段の暴落。
なんとも辛い商売です。
しかし、そんな中でものらりくらり生きている百姓は、なんともタフなのかもしれません。


先日の尾崎さんの講演の受け売りですが、今の世の中、こんなタフさだったり、自立の精神が必要なんだそうです。
国の借金はもはや800兆円を超え、保障というものがなくなるかもしれないからです。
今は、100年に一度という不景気らしいですが、百姓なんかは毎年が不景気でありピンチなんです。


トラブルにめげず、頑張ります。力強く生きていきます。
そして、それは今を生きる人、全てに言えるかもしれません。
みんながんばれ!!


最後に、下手人…じゃなくて、下手ネズミはひっとらえました。