アイリス あいりす 

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医療大麻 カンナビスオイルで重度のてんかん患者も回復 

2016-11-20 11:45:21 | 健康管理

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/16/102800014/111600003/?ST=m_column より転載

医療マリファナ 本当の話

コンピュータの画面には、凍りついたような少女の顔が映し出されていた。全身をひきつらせ、痙攣し、呼吸に喘ぐ少女。両目は異様に見開き、右へ左へと激しく動く。母親が、少女の両手を握りしめ「大丈夫よ」と必死に話しかけるのだけれど、症状は一向に治まらない。小児てんかんとは、これほど壮絶な病だったのか。難病と闘う小さな身体を見ていたら、自然と涙がこぼれた。

「エミリーのてんかん発作が始まったのは、生後5カ月の時です。麻疹の予防接種を受けたその日から、1日4、5回もの発作に襲われ始めました。発作は毎回4、5分続きました」

 こう語るのは、少女の父でカリフォルニア州バーバンク市在住のレイ・ミルザベジアンさんだ。

小児てんかんの発作がひどく、入院していた頃のエミリー・ミルザベジアンちゃん。
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「娘は、小児てんかんの中でも深刻なドラベ症候群と診断されました。それからというもの、悪夢のような出来事の連続でした。薬剤を13種類も試し、医者だって8回も変えたのに症状は悪化するばかり。エミリーは、4歳になった頃から話すことすらできなくなり、5歳になると発作が1日150回にも達しました。気がつけば、病院の集中治療室が、娘の住まいのようになってしまったのです」

 2013年のそんなある日、ミルザベジアンさんは、CNNで『WEED(雑草)』と題された特別番組を見る。番組のテーマは、小児てんかんと〈医療用マリファナ〉。とりわけマリファナ(大麻)に含まれる成分、CBD(カンナビジオール)の効用を伝えていた。

『WEED』を見終えた氏は、すぐにコロラド州デンバーに飛ぶ。番組で紹介されたCWボタニカルズ社(現CWヘンプ社)から直接話を聞きたかったからだ。

 コロラド州は、2001年に〈医療用マリファナ〉を合法化した。CWボタニカルズ社は、同州でマリファナ栽培に従事していたが、2012年、ドラベ症候群で生死の淵をさまようシャーロット・フィギちゃん(当時5歳)の両親から依頼を受けてマリファナから精油を抽出。精神活性作用のないCBDの濃度が高く、反対に精神活性作用のあるTHC(テトラヒドロカンナビノール)の濃度が低い独自のCBDオイルを開発した。そして、これを服用したシャーロットちゃんの症状が劇的に改善したことで、CBDオイルに世界的な注目が集まっていたのだった。

「CWボタニカルズ社の対応は実に誠実でした。私は、CBDオイルに賭けてみようと決心しました。もちろん子どもにマリファナを与えることに不安はありましたが、私たちには他に方法がなかったのです。効果はハッキリと現れました。CBDオイルを服用した当日から、エミリーの発作回数が半分に減ったのです。CBDとTHCの含有量比率が28:1なので、娘がいわゆるハイになることもありませんでした」

 エミリーちゃんは以来、CBDオイルを1回100mg、1日3、4回の割合で服用し続けている。12歳になった今では、発作の回数も週に1回程度にまで減ったし、通学もできるようになった(小学2年生程度の授業に参加)。一方、ミルザベジアンさんは、同じ病苦に悩む患者と家族のための互助会、「レルム・オブ・ケアリング(Realm of Caring California)」を主宰。同会は、約12000名の人々が集うネットワークに育った。

 だが、マリファナが生育期の脳に悪影響を与える可能性は否定できない。〈医療用マリファナ〉、特に幼少期の臨床は開始されたばかりの分野なので、長期的な結果は不透明なままだ。

「そんなことは承知していますよ! 子どもを人体実験するなという批判も耳にしています。でも私たちに、他にどうしろというのですか? てんかんは、発作のたびに脳に影響を及ぼします。医師が処方する抗てんかん薬は、娘には効かないばかりか副作用の強いハイリスク薬です。現段階でエミリーを救えるのはCBDオイルだけなのです」

CBDオイル「シャーロッツ・ウエブ」(CWヘンプ社)。
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 エミリーちゃんが服用するCBDオイルは、開発に携わったシャーロット・フィギちゃんの名前から、「シャーロッツ・ウエブ」(CWヘンプ社)と名づけられ、現在、全米に流通している。

 ここで少し補足説明すると、マリファナの中でもTHCをほとんど含まない大麻草は、特別に「産業用ヘンプ」に分類される。「シャーロッツ・ウェブ」は、この「産業用ヘンプ」から抽出されるCBDオイルなので、一般のマリファナとは異なりサプリメントの扱いを受けている。「シャーロッツ・ウェブ」が、〈医療用マリファナ〉が合法なコロラド州以外でも流通するのはこのためだ。

実をいうと、私が「シャーロッツ・ウエブ」を服用し始めて6週間が経つ。私は、10年以上も、砂漠から吹いて来る生暖かい風に悩まされてきた。「サンタアナ・ウインド」と呼ばれるこの風は、ロサンゼルス周辺では悪名高く、多くの人がアレルギーに苦しんでいる。私の場合は、発熱、喉の腫れ、関節の痛み他、インフルエンザのような症状で何日間も寝込んでしまう。

「抗アレルギー薬は効かないし、風はいつ吹くかわからないし、毎日が戦々恐々だ」と、ボニ・ゴールドスタイン医師(前回参照)に話したところ、「CBDオイルを試す価値があるのでは」と助言されたのだ。CBDには、免疫を調整し炎症を抑制する働きがあるとされる。

 ちなみに、長年「マリファナ=悪」の教育を受け、マリファナ未経験の私だが、CBDオイルの服用に関してはなんら抵抗がなかった。その理由としては、①THCがほぼ含まれていないのでハイになったりキマったりしない、②サプリメント扱いのためマリファナの重圧を感じない、 ③取材を進める中でマリファナが「秘める力」を実感したなどが挙げられる。

 ということで、6週間前から朝晩1日2回、各CBDオイルを舌下に服用し始めたのだけれど、最初の3週間はまったく効果が現れなかった。卑近な話だが、良質のCBDオイルはとっても高価だ(「シャーロッツ・ウエブ」=5000mgで275ドル、約3万円)。

「こんな高いくせに効かないなんて」と文句をたれていたら、じっくり説明書を読んだ家人が、「だって君、分量を間違えている」。うん? 数字に弱い私は適量の1/5しか服用していなかったのだ。効かないはずである。

 そこで、改めてきちんと25mgずつ服用したところ、これがなんだか良い感じなのだ。ロサンゼルスでは、このところ毎日のように「サンタアナ・ウインド」が吹き荒れているが、ややだるい日はあるものの寝込まずにすんでいる。これってプラセボ効果?(※) それともマジ?

 ところが、CBDオイルで“サンタアナ知らず”と機嫌よく暮らし始めた矢先のつい3日前、突如としていつもの症状が出てあえなくダウンしてしまった。やはりプラセボだったのか……。

 首を捻る私に、ゴールドスタイン医師は以下のように解説した。

次ページ:日本でも研究の認可を目指す学会が昨年発足

 

「カンナビス(大麻の学名)による治療は、完全にカスタムメイドの世界。同じ症状でも、適切なカンナビスの種類や服用量、CBDとTHCの割合などは個人によって異なります。自分に合うものを見つけるまでに少々時間がかかるかもしれませんね」

 今後私は、同じCBDオイルを3週間単位で25mgずつ増量して服用する。そして、これでも症状が緩和しない場合は、やはり3週間単位で、CBDオイルに含まれるTHCの割合を変更する予定である。さて、いかがあいなりますか?

FDAのCBD関連製品検査結果リスト。(FDAのHPより)
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 ところで、マリファナの使用を厳しく制限している日本でも、THCを含まない一部のCBDオイルは購入可能だ。医薬品ではなく、健康食品や民間療法の薬草と同じ用途の「ハーブ」と位置づけられているからだ。ただし、粗悪品も存在するので要注意である。たとえば、アメリカでは食品医薬品局(FDA)が各社の製品を検査。結果を公表したが、CBDオイルと謳いつつCBD含有率1%未満の製品が多く、皆無のものまであった。

 日本の〈医療用マリファナ〉は、アメリカに較べ25年遅れているといわれる。それでも2015年、国内における臨床試験の実施を目的に、「日本臨床カンナビノイド学会」が昭和大学薬学部薬物動態学教室内に創設された。同学会理事長の新垣実医師もまた、CBDオイルを含めたマリファナの働きを確信しているひとりだ。

 新垣医師が語る。

「3年前、私の老いた母は間質性肺炎に罹り絶望的な状態に陥りました。そこで私は、母の舌下にCBDオイルを垂らしてみたのです。すると肺の炎症が治まり、母は意識を取り戻しました。日本には、1948年に『大麻取締法』が制定されるまでの長い間、カンナビスを、喘息や鎮痛の薬として使用した歴史があります。『大麻取締法』は、戦後、アメリカ占領軍の強い意向を受けて立法化されました。そのアメリカが今、カンナビスの医療的役割を急速に見直している。日本政府は、患者の“医を知る権利”のために、せめて研究くらいは許可するべきではないでしょうか」

 一方、〈医療用マリファナ〉に加えて、今月8日の住民投票で嗜好用マリファナが認められたカリフォルニア州では、これまで見向きもされなかった畑を、マリファナ栽培を目的に買い上げる業者が急増。早くも、農地のバブル化現象が起きているという。

〈医療用マリファナ〉が今後、日米やその他の国でどのような展開をしていくのか。自らのアレルギー症状とCBDオイルの関連性を検証しながら、世界の〈医療用マリファナ〉の行く末を注意深く見守りたいと思う。

おわり

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♫ なぜ女優が大麻事件として、逮捕されたのでしょうか?

彼女が真剣に関わっていたのか、周りの人達の思惑があったのかどうか、まだわかりません。

真実を曲げる為なら、なんでも事件にして国民にコントロールしているのです。

真実を見る目を、私達は誤らないことですね。

アメリカが規制してきた大麻を、なぜニホン政府は25年も遅れてもなお国民を救う事をしないのでしょうか?

 

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