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人は道を造り、永遠に残す。

2017-06-18 11:15:48 | FP

「道なき道を切り開く」という言葉がありますが、道というのはすごいと感じるのは、ひとたび、道ができるとその道が永遠に残るということです。少なくとも、その痕跡が無くなることはありません。墨田区には古代東海道の道が残っています。ここでいう古代人とは奈良から平安時代にかけての人たちです。この人たちのすごいところは国府と国府の間に道を作ります。その間にいくつかの駅舎を設けるのですが、この駅舎と駅舎のあいだは、その間に山などが無い限り、ひたすら直線で結びます。その古代東海道が墨田区に残っています。奈良時代の東海道では、相模(神奈川県)の国府から上総(千葉県南部)へ東海道は海を渡るのですが、平安時代には武蔵の国が東海道に編入されたこともあり、常陸の国(茨城県)に向かうような場合には、わざわざ、海を渡る必要もなく、陸路を使いました。墨田区には、その名残が残っているのです。東京の練馬区(当時の練馬駅舎)から千葉県国府台(当時、下総の国府のあったところ)までの直線道路です。ただ、この道は二つの土木工事で寸断されています。一つは隅田川沿いに東京都の広域防災の目的で造られた白鬚団地です。白鬚団地と隅田川に挟まれて、当時、住田の宿があったという場所には、今も水神様(隅田川神社)が祭られています。もう一つの寸断は荒川です。荒川は江戸時代に隅田川の水を分散させる目的で造られた人工の河川です。1629年伊奈忠治が工事を始めたと言いますから、400近くも昔のことです。しかし、その荒川を挟んで、墨田区の対岸にも、その道は続いているのです。寸断された道が寸断されたままに残っているのです。そして、その道は国府台へ向って伸びているのです。(2017.06.18)

Y-FP Office Japan

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