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モダニズムだけじゃない建築ブログ

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ハワイ建築探訪 -其の1-

2006年03月20日 19時50分21秒 | 建築
 ハワイには北国の人間の心を溶かす、そんな雰囲気がある。風土性も満点でバナキュラーネタにも事欠かない。が、しかし著名建築家の作品となるとどうだろう。すぐに思いつかないのではないだろうか。そんなハワイにも建築家の建てた作品はある。
 I.M.ペイは、有名なところではルーブル美術館のガラスのピラミッド、香港の切っ先鋭い中国銀行で知られる巨匠であるが、40年以上前にハワイに作品をのこしている。その一つがハワイ大にある「East West Center」だ。写真がそうなのだが、時代的にはモダニズムの時代に建てられた。ハワイ大の他の建築群も、恐らく同時期に建てられたものが多いのではないだろうか。モダニズムの香りがそこここに漂う、大きなキャンパスであった。そんな中、ペイ氏のEast West Centerはとても上品な佇まいをみせる。巨大なキャンティも特徴的だが、近くに寄ると、1階部分のガラスの大きさに驚かされる。1枚の高さが確実に4m以上は有りそうなフロートガラスが木製の枠にはまっている。40年以上も前に、よくこのような大きなガラスを作ったものだと感心した。
 このEast West Centerは、独立後間もない若きペイ氏の作品だが、その後のガラスをマテリアルの主役に用いた、上品な作品群への変遷をみせる一つと言える。

「East West Center」
設計者:I.M.ペイ 竣工:1962年 ハワイ大マノアキャンパス内
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