人材ビジネス業界ブログ

人材ビジネスに関する 情報を日々更新! 業界人 必見!

飛び石派遣が違法なわけ

2011年10月19日 | 派遣会社運営のヒント

派遣抵触日後、派遣先が直接雇用しいわゆるクーリング期間後に再度その従業員を派遣会社に転籍させ派遣社員として活用する・・・。
飛び石派遣などともいわれますが、何故この対応が違法なのか?
クーリング期間は終わっているのに・・・といった質問がいまだにありますので違法の根拠をまとめてみます。

■職安法

職安法では、労働者供給事業は現在でも禁止されております。
その労働者供給事業の中で現在の派遣の形態(派遣会社が雇用した派遣労働者を派遣先が指揮命令し活用する)のみ許可をとる事により行える事になっています。

しかしその他の形態の労働者供給事業は禁止されています。
その一つが、供給元(派遣元)が雇用関係以外の関係を持つ人を供給先に供給し報酬を
得ることです。
少し解りにくいですが、飛び石派遣に当てはめてみると、一定期間派遣先の直接雇用者となりその後、また派遣で受入れます!条件も仕事も変わりませんので!有給も引継ますので!・・・。これが雇用関係以外の関係もしくは支配関係に該当します。
要するにこの対応は労働者供給事業に該当する事となり違法となる可能性があります。

■派遣法

ご承知の通り派遣法では派遣社員個人を派遣先が特定する事はできません。
つまり、現在の自社で雇用する従業員を派遣会社に再度転籍させ派遣社員として
受け入れる事はまさに派遣社員を特定している事にほかなりません。

その他、派遣の主旨は本来テンポラリーなものです。一時的に人材が必要な場合は
有効ですが、継続的なものではないので該業務が継続するならば自社で雇用しなさい
というものです。この主旨にも反する事になりますね。

現在各県労働局で派遣適正化のキャンペーンが行われ、派遣先を中心に臨検が多数行われております。
抵触日、政令業務、そして目につくのは社会保険の加入状況ですね。一部には一般派遣許可更新の際に必要になった社会保険未加入者リストなみに指導が行われております。
少し、伺うと本省からの指示だとか・・・。
中には、派遣に精通しない指導官もおり、取扱要領のまま教科書の様に指導する方も
います。
何れにしましても社内のコンプライアンスを再確認する機会ではないでしょうか。


専門コンサル会社 ㈱ソリューション&パートナーズ

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 経済学の常識からみると派遣... | トップ | 上海の派遣労働者が132万人に  »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。