かいじゅうたちのいるところ

2001生怪獣「ハルドン」・2003生怪獣「ぷく」の二匹と、父母怪獣ババキラー&クッチャネの日記です。

ラブベリ

2006年01月02日 | Weblog
書けてなかった事の内、日付が限定できないような事から、書き足していきます。
あーでも、今回のエポックデーはハルドンが(ぷくの煽りで受け損ねてた)インフル接種二回目を受けた12/28かな(ぷくは受けてません)。

さて、「オシャレ魔女ラブandベリー」(←クリックで公式ページの説明へ)です。
ご存じの方は「は?今さら?」でしょうし、ご存じない方は「何それ」で、これからも無縁で生活なさるでしょう。
セガが出してるチビ女子向けアーケードカードゲーム(ちなみに男子向けはムシキングで、大体並んで置いてある)です。
小さめピンクの筐体で、大型スーパーのオモチャ売り場なんかでチビ女子がズラズラ並んでたら多分ソレです。ゲーセンにもあるけど、それよりオモチャ売り場を狙って置いてるような感じ。

2004年スタートで、2005年夏前には全国的にヒートアップしてまして、クッチャネのようなワカランチンオバハンでも「幼稚園女児辺りを相手にカードシステムで中々えぐい商売をしてくれるゲームがある」ということは知っておりました。

で、夏休み前かなあ、ハルドンに聞いてみました。
「幼稚園でラブベリーの話とかする?」
「ら・・・??」
「えーと、ゲームで着替えをさせて踊らせる・・・」
「・・・??」
「あ、いや、いいいい(ホッ)。気にしないで。カードの交換とかしてるかなーと思ったんだ」
「カード?カード欲しい!!(あ、やっぱり?)プリキュアのカード!!(は?)」
「プリキュア? ・・え、えーと、コンビニとかで売ってるヤツかな(咄嗟に一番安いのを言う)?」
「・・?えーと、そう。カードでしょ?欲しい」

というわけで、コンビニにフラフラ行ってぶら下がってたプリキュアカードゲームのブースターパック(6枚158円)を買ってやったら、すごい喜びました(哀。
買う前に、ハルドンたら
「お母さん、ハルドン、プリキュアのカード欲しかったんだ、ありがとう、ありがとう」と頭を下げる。
「いや・・・(たぶん思ってるカードとは違うんじゃないかと)、お母さんこれの遊び方全然知らないんだけど、買っていいの?」
「これでミップルなんかがしゃべるんでしょ?」
「(げ、やっぱ液晶コミューンハートフルコミューンかよ)いや、ハルドン、これはしゃべらないよ、点数とかで遊ぶんだよ。いいの?」
「??・・・いいの。ハルドン、プリキュアカードが欲しかったの。宝物にする」哀れ。

でまあ、冬までプリキュアカード6枚はしっかり宝物でした。
どう遊ぶでもなく、バックに入れて持ってウロウロ。バラで持ってウロウロ。並べてニコニコ。買い足すわけでもなく。


それはさておき、ラブベリですが、10月に入ってお母さん方の立ち話で「もうウチの子あのゲーム大好きで」「ウチも。通っちゃうのよねえ」というような話題がを小耳に挟み、「やっぱみんなやってんだな」と、再度ハルドンに聞いてみた。
「ハルドン、ラブアンドベリーって知ってる?」
「あ、あ、お母さん、それどうして知ってるの?ハルドン欲しかったんだ~そのら・・・えーと」
「ラブアンドベリー、カード欲しいの?」
「うんそのラブ・・・のティッシュ
「はい?」
「みんなそのティッシュ持ってるの。ハルドンも欲しいの!!」
「・・・ああ・・・いいけど・・・ティッシュ?」「ウン!!」「まあじゃあ、今のが無くなったらね」「ウン」。

後日幼稚園近くの大型スーパーに行ったら、ピンクのチビティッシュが4個入りパック98円でカゴに山と盛ってあったので、「ああこれだ」と買って帰りました。
「お母さん、ありがとう。嬉しい」「・・・いや・・・(いいんかい)」。

で、11月、幼稚園の先生より「園でゲームのカード交換をするのはやめましょう」との通達。ハハハ。ありがちパターン。
ハルドンは特に何も言わないし、こっちからももう何も言わないことにしました。やらないまま終わっちまえばいいなあと思いつつ12月、冬休み突入。


ところがきっかけというものは、思わぬ所からやってくるものです。
岡山から28日朝、ちょっとしたクリスマスプレゼントが届きました。
ぷくには働くるまのミニカー三台(これはまた別の話で)、そして、ハルドンにはチャーミーキティのシール付ノートとそして、焦点の写真ホルダー(トップ写真)。

写真ホルダーなんですよ。写真入れるものなんですよ。
でも、ハルドンにとっては「カードホルダー」なんですよ。まあ別にそれでも間違いじゃないし。

見た途端にスイッチが入ったらしいです。目が光り出した。

「かわいいねえ。キラキラがついてるねえ。
・・・お母さん、これ、カードを入れるんだね」
「そうだね。プリキュアカード入れる?」
「うん、入れる」


「良かったねえ」
「うん」
で、しばらく大事に抱えてウロウロしてたんだけど、意を決して(笑)私の所にやってきた。
「お母さん、プリキュアも大事なんだけど、みんな、カード入れに違うカードを入れてるよ」
「あー(そりゃそうだよなあ)、何のカード?」
「えーと、えーと」
「ラブアンドベリー?」
「そ、そう、それそれ!!お母さん何で知ってるの(またかよ)? ハルドンそれのカードが欲しいの!!ズーッと欲しかったの。買ってくれる?」
「いや、買うというか、それ、ゲームだよ。並んでお店でやるんだよ。ハルドンやりたいの?」
「うん、やりたい!!」

あー、ついに、ついに来たか。今さらか。
すごーくやりたいなら、少しならやってもいいよ(本格的にカード集めさせられるほど余裕ありませんが)。
でもさあ、クッチャネの知ってる筐体のありかは、全部幼稚園方面の先で遠いんだよ冬休みに入ってから言うなよ。

「うん、じゃあ、幼稚園始まったら連れて行ってあげるよ」
「うん楽しみ」

しかし、ハルドンは一旦言い出すと訳分かんない。
「お母さん、あの、えーと、ら・・・ら・・」
「ラブベリー?」
「そうそう、ラブベリー、いつ行く準備するの?靴履くの・・・」
「今日は行かないよ。今日はお母さん掃除とか忙しいし、ハルドンは用(予防接種)があるの。ぷくも調子悪いし。冬休み終わったらね」
「そう・・・」

ちょっとして、バタバタしてるクッチャネに「お母さん、いつラブ・・・に連れて行ってくれるの?明日?」
「明日は行かない。お休みが終わってから」

ちょっとして「今度の夏行くの?」
「いや、休み開けたら連れて行ってあげるって。冬の間に。ハルドンの誕生日までには絶対連れて行ってあげるよ」
「ありがとう」

またちょっとして
「お母さん、小学生になったら連れて行ってくれるの?」
「いや、だから、小学生まで待たなくても、二月の誕生日までには絶対ね」
「はい・・・」

またちょっとして
「お母さん、大人になってからラブ・・・えーと、するのはちょっと恥ずかしいかもしれない」
「いやだから、ラブベリー、大人になるまで待たなくていいからさああ」
「そうか、ラブベリー、小学校の間なら恥ずかしくないね。ハルドン我慢するから」
「だから小学校まで待たなくていいと(泣」

アカン、これは連れて行ってやらないと年末年始ずっと言われ続けるぞ。
掃除してても雑煮作っててもずっと言われ続けるぞ。
でも、クッチャネ居住地近辺どこにあるのかな~。公式サイトの案内には遠いジャスコ方面しか載ってない(クッチャネが知ってる所も載ってない)。
ゲーセンも駅前はアヤシゲだったりナムコ直営だったりして軒並み無さそうだし、オモチャ売り場のあるところは・・・デパートだけ。

というわけで、昼食買いがてらデパート見に行ったら、あった。一台だけ。
母娘で5組ほど並んでる。
そして、今日は予防接種だ。よっしゃ組み合わせたろ。

そしていざ、接種に行くとき、「帰りにラブベリー寄ろうか」
「本当!?今日!?いいの? お母さん、ありがとう。ハルドン嬉しい」
「うん、その前に寄るとこあるけどね(鬼」

そして小児科。
「お母さん、ハルドン注射するの?(泣きそう)」
「うん、頑張った人がラブベリね」
「ハルドン頑張る!!」

接種終わって大泣きして大変なハルドン。
「痛いよー痛いよーウワァァァァン」
「えーと、もう痛くないんじゃないかなあ。ラブベリ行く?」
「うん、行く」

行く道すがらハルドンニコニコ。
「あれ、ハルドンもう痛くなくなったよ。ちゃんとラブベリーできるよ。楽しみ~」

さて、着いた。
あらびっくり、誰も並んでないわ。年末だもんね。こんなことやってる暇人はいないか。

で、初めて100円入れて、カードを貰って、「ちょ~かんたん」コースを選んで、・・・カード一枚しかないんだからまあ勝てるわけありませんわな。
それに、ハルドン拍打ちができないので、仕方ないからクッチャネが手を添えて叩くハメに。

やってる間に後ろにお姉さん(といってもハルドンより1歳上くらい)が並ぶ。
お姉さんは公式カードホルダー(一冊1000円ウチは買えない)複数冊に、異なりカードを150枚くらいは持ってらっしゃるようです。
ゲームオーバーしたら「次のお友達にかわってね」とメッセージが出るから替わってお姉さんの後ろにつく。
お姉さん、なせか振り向いて、出てきたカードをハルドンに差し出す。え?
「これいる?使う?」
下さいましたビックリ。ダブったのかな。ありがとう~TT。ハルドンすげー喜ぶ。
ホントはこっちも要らないのを出して交換すべきなんだろうけど、一枚しかないし。お姉さんも哀れんでくれたんだろうし。

お姉さんは勝つ、勝つ。うまい。
カードホルダをババババっと繰って、「いいかんじ~」とかのコーディネートを次々スキャンしていく。
拍打ちもまずミスらない。終わらない。

でもある程度勝ったら「替わってね」が出るようになってるのね。
で、ハルドンまたやる。
今度は貰った分があるから3枚使える。
でもすぐ負ける。
負ける間に後ろに3~4組追加。さっき人がいなかったのはたまたま運がよかっただけらしい。

また後ろにつく。
さっきの優しいお姉さんが一番上手だなあ。
でも、みんな公式ホルダにものすごい量を持ってて、お母さんがホルダ係になって横からサッと渡したりしてる(これが基本形らしい)。
まあハルドンはそんなにはやらせてやれんですわ。

三回やってカード四枚持って、帰途に就く。
帰りのエスカレーターで、「お母さん、ありがとう、ありがとう」と泣き出さんばかりに感謝される。
そうかそんなにやりたかったか。

帰ったら早速キティホルダに入れて宝物。

もうプリキュアカード眼中ナシ。
入れては出し出しては入れ、ひたすら持ってウロウロし、出したまま食事の席にまで持ってきては「塩や水がバーコードについたら使えなくなるよ」と注意されて慌ててしまいにいくのを繰り返しております。

やれやれ・・・ま、ものすごく嬉しそうだからいいですわ。

その後ババキラーがやらせたりして、もちっとカード増えました。
でも、コーディネイト幅は殆ど無いんですけどね。拍打ちできないし。ハハハ。
「頑張ったときにやろうね」と言ってるので、
洗い物してると「ハルドンお手伝いをする」とやって来るようになりました。
それどころか、「お母さん、また注射しないの?ハルドン注射したいなあ」
だと。あれほど嫌がってたのに。

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