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PMがうさみみ付けて円陣組む?-アジャイルの方法論のまぜまぜの仕方

2013-06-27 13:41:44 | そのほか
最近、「アジャイルを採用したい。しかし、どの方法論を採用して、
どのようにやっていけば、開発が最初から最後まで通るのか、
想像できないので教えてくれ」といわれたことがあった。

そのときの答えたのを、まとめてみる




まず、開発の場合、実際の開発と、マネージメント部分がある。
マネージメント部分に【スクラム】を持ってくると、考えやすい。

「スクラム」の場合、プロダクトバックログを作らないといけない。
これを作るまでの方法として

・【インセプション・デッキ】を作成して、顧客や製品・サービス、
 業務に関係する人を考える

・業務に関係する人が判ったら、その人たちの【ユーザーストーリー
 マッピング】(byジェフ・パットン)を作成して、そこから、
 要求と(作れるものであれば)【ペーパープロトタイプ】を作成する。
 ライブラリなどは、プロトタイプではなく、ユースケースシナリオ
 やシーケンスフローになることもある。

・少なくとも要求は出てくるので、その要求を”プロダクトバックログ”
 にまとめる。あとは、「スクラム」の手順
  ・スプリント計画ミーティング
  ・デイリースクラム
  ・スプリントレビュー
  ・スプリントレトロスペクティブ
 を行うわけだが、(内容はここの下のほうに書いた
 これはマネージメント的な視点であり、

 スプリント計画ミーティングで、見積もりと設計(=スプリントバックログへの記入)を
行うことになる。

 実装を実際にやる上では【TDD】を採用しないと、
 ライブラリ開発などのときは、スプリントレビューで見せるものが無い
 (デモできない)

 「TDD」で、ユースケースシナリオの事前条件をセットして、現スプリントで
 作成するものを呼び出し、事後条件に一致していたら緑色になる(つまり、
 JUNITなどの、一般に言うユニットテスト)ようにしておけば、スプリント
 レビューで緑色になるところが見せられる。

 コーディングなどの実装は【XP】を採用することになる。
 ・・・と書くと、”ペアプログラミング”のとき、2人必要なので、
 人件費が高騰する・・・とまずいので、
 ペアのうちの一人は、プロジェクトマネージャー(PM)とし、ずーっと
ペアプロしているのではなく、時間を区切って、PMが担当者を回る
というようにするしかない。
 つまり、担当者とPMがペアを組む(時間を1日のうち数時間、組む)。
 PMは、スクラムマスターもやるとなれば、人件費は高騰しないし、
毎日その場で、進捗状況がわかる。
 ただ、そのためには、PMは嫌われるといけないので、とりあえず、
うさみみをつけてペアプログラミングする(とは、言わなかった)。

 この方法だと、単体テストまでは完了し、結合も一部行っているが、
 システムができたとき、結合の一部と総合がのこる。
 そこで、この部分を手分けしてやると同時に、操作マニュアルを
作成する。




【】が、アジャイルの手法に相当する。 

 まとめると、手始めに
PMが(ペアプログラミングするため)うさみみを付けて
みんなで円陣(スクラム)を組めばよさそうだ・・・

・・・そうなのか(この部分は、言ってない)

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