ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

人工知能(AI)技術の進展に伴う産業・社会動向に行ってきた

2016-10-23 20:21:36 | AI・BigData
10月21日第94回InfoTalk

人工知能(AI)技術の進展に伴う産業・社会動向
-AIとは/AI価値創出/AI企業動向/ボット元年/インテリジェント社会到来-
に行ってきたので、内容メモメモ





■あんない
 情報アーキテクチャ専攻 助教 千代(ちしろ)先生
 つぶやくときは#infotalk のタグ付けてね!
 講師紹介

■講演 講師 MRIのえらいひと
・最近非常に関心高い
   バズワード
   よくわからないけど、こわい

・自己紹介
 第五世代コンピューター→下り坂→急に注目

・AIとは
 コンピューターに人間のような知的能力を持たせるソフトウェア
  Watson

・身近なAI
 知覚   見るAI
 言語処理 言葉を理解する
   りんな:すばらしいか、適当か、かなり会話する
 推論   Amazonのおすすめ
 行動計画 ルンバ:虫の人工知能

・人工知能
  1次ブーム:コンピューターが出来たとき
   →ダートマス会議:アルゴリズムって人工知能→簡単な問題しか解けない
  2次ブーム:第5世代コンピューター
   →知識を埋め込む:専門家の知識(エキスパートシステム)
    ルール:1000くらいつくるとわけわからん。
     →知識獲得問題、フレーム問題
  冬の時代
   90年代後半
     インターネット
     ERP
   2000年代
     ビッグデータ
     最適化、予測:人間が作りこむ
   コンピューター速くなる
   使えるデータおおくなる
     カスパロス、DeepBlueにやぶれる
  3次ブーム
   DeepLearning
     データから知識を獲得する:推論
      →汎用人工知能シンギュラリティ

・DeepLearning
  特徴量を自動的にみつける
  そろそろ人間を超えつつある
  DeepMind:
  投資が始まっている

 50年来のブレークスルー
 先に広がる世界がすごい

・第三次AIブームの3要素
  ビッグデータ
  機械学習アルゴリズムの進化(DeepLearning)
  計算パワー

 AlphaGo
  10年を一気に縮めた
  ビッグデータを学習しても足りなかった
  打ち手AI→
    仮想学習:深層強化学習
    対局的な形勢判断
  シミュレーションできるがポイント

・人工知能の2つの系譜
  弱いAI:囲碁だけ解けるAIなど→機械学習アルゴリズム
  強いAI:何でも解ける→全脳アーキテクチャ

・AIサービスの価値創造パターン
  個人適用
  人並み認知
  全体俯瞰
  高速性
  対話力
 →生産性向上か新しいサービス

・個人適用
 行動パターンの学習

・人並み認知
 目視、画像認識、文章理解:メールの不正

・全体俯瞰
 大事なところ→キーメッセージ

・高速性
 例:広告枠のオークション

・対話力
 Pepper→対話ボット:チャットに置き換えられるのが増えている
 AIのほうが安心して話しかけられる

・うまくいっているのは、実はあまりない・・・
 失敗しがち
  人手の作業を作業化するだけのサービス:コストが見合わない
   例外:同一作業で数十人 コールセンター
     データエントリー
     不正の発見
  便利なもの:売上に繋がらない
   →GoogleやApple、Microsoftですら
    ユーザー獲得の差別化

・自動運転とAI
 自動運転は、高度・多様なAIの集大成
  インパクトが大きい
  レベル1,2,3,4
  1:1こじどうか
  2:2こじどうか
  3:3つじどうか
  4:自動運転:ハンドルブレーキついてない
 テスラーなどは4を目指している。日本は1から→方向転換
 倫理課題と法的課題

・トロッコ問題
  5人ひき殺すか、1人ひき殺すか→きめのもんだい。

・AI企業動向マップ
 KAOSマップ
  基盤AI技術
  業務別:AIベンチャー 最近HoT 
  業界別
・人材XAI:HRTech
  転職マッチング:ビズリーチ(属性もまぜながら)
 教育XAI:EdTech
  アダプティブラーニング
   学習進度に合わせる
 不動産XAI Real Estate Tech
  価格査定:業界破壊(新しいビジネスモデル)
 ヘルスケアXAI
  デジタライゼーション
  予防医療→ダイエット(メタボを防ぐ)
 金融XAI 事前与信+マーケティング
  特定ローン:教育ローン 貸して大丈夫?
  Fintech系はいっぱい:機械アドバイス
 システム開発XAI リポジトリマイニング
 オフィースワークXAI
   HUE:過去ログから、教えてくれる
  →自社製品にいれる
 婚活とAI
  マッチング:選挙と婚活
  →ビジネスマッチング

・2016年はボット元年
 Siri,りんなさん→ソフトウェアロボット
  けっこうブレイク

 チャットボットに大手ITサービスが続々参入
  すらっくの中で、注目
 ボットラッシュ始まる
  ろはこ:FAQの類
 雑談の部分
 スラックのボット Subot
 音声アシスタント機器という、もうひとつの潮流

・一方日本はコミュニケーションロボットに注力
  AIBO、→全滅 会話気が利いていない

 このままいきのこるか?

 代表Pepper
  DMM
 これからくる?

 アメリカはECHO
 アメリカはロボットは執事、日本はパートナー

・変革1:ユーザーインターフェースの変革
  第一世代:キーボード
  第二世代:マウス
  第三世代:タッチパネル
  第四世代:音声対話
 デバイスという概念がいらなくなる

・変革2 ITサービスビジネスモデルのパラダイムシフト
  これまで、アプリストアを通じて
  これからはボットストア

・でも対話技術はまだ未熟
  実は、特定タスクにしか答えられない
  検索ベース(りんななど)は一見話題豊富、でもタスク解決は・・
  当面は、特定タスクのチャットボット

・AIが普及したインテリジェント社会の到来
 経済どうなるの?
  デジタル新技術(AI,IoT,ロボテクス)の最大活用で需給両面を底上げ
    新しい産業
    生産性があがる→医療・介護・健康・製造がききそう
  →創造型需要

・移動
 バリューチェーン:通勤している時間
 スマホ:すきまじかん
 長時間労働を減らす
 車の通勤時間がなくなる

・AI,ロボットによる雇用代替(技術的失業)
 →実はいい加減な試算
  一番のミスリーディング:職業的に見た
  人のしごと:30%代替できて、70%はできないなど
  BPO:同じ業務をまとめる→機械へ

・AI進展に伴うリスク
  AI単独
  いっぱいのAI
  AIネットワークで強化
  人とAIが共存
 まずはプライバシー・セキュリティー

・法的問題
 自動運転
 著作物:AIソフト開発者・実行した人?・元の著者??
  →権利化
 個人情報の扱い
  まなびすぎだよね:PASMOのデータ→自宅ばればれ
  裁判所でAI:結果として差別:プロセスの公平性

・汎用AIは第4次産業革命の汎用技術
 勝手に経済
・シンギュラリティの懸念
 カーツワイル
 かしこくなる:どこかがポイント
  →おしえて賢くなっている場合はOK
 自己進化で賢くなるのが問題
  →自己再生のAIはまだ:べつのブレイクスルーが必要

・AIにできないこと
 奪われない職業:感情と欲
 人と共感する仕事、枠組みを作る仕事

まとめ
・AI普及しつつある(いしきされないかもしれないけど)
 ツールそろってる
 つかえるかな?とおもってみて

■Q&A
・日本のAIはバズワード化してないか?
 アメリカもバズワード化してるけど、日本もこのきらいはある
 過剰な期待を生み出してしまっているかも?

・計算機パワーが問題なら、ムーアの法則があたまうちになったら、
 シンギュラリティは?
  シンギュラリティはムーアの法則絶好調なときだった
  ムーアの法則はさちらないかも
  2、3桁の性能ならあがるかも

・松原先生の講義「AIは根拠が分からないところがポイント」
 全部ディープラーニングでやると、根拠分からない
 そうすると、こまること:マーケティング施策組めない
  →頻発、
   簡易モデルでシミュレート
   決定木で仮説をつくるところからの最適化
  →プラクティカルに
 例:自動運転で、理由分からないけど、人轢いちゃいましたあ(^^;)v

・なんでAI、ごまかしてんじゃね~の
 半分あたり。そういう面ある。マシンラーニング使っているのがAIになってる
 ただ、普通の情報処理とちがって、学習し続ける

■おしらせ
 12月10日 研究変遷から見た人工知能技術
 次回12月16日
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