『蜻蛉洲大和の国のサンライズタイム』ー公務員の国籍条項と外国人土地法の復活求む!移民・難民にNO!背乗り工作にNO!ー

嘘つき万引き互助カルトに御用心!日本の息吹、万歳!キラキラネームは、日本の漢字を破壊するために作られた偽の流行です!

漢字の話(キラキラネームの秘密、十二)

2017年06月10日 17時54分41秒 | 日記
・読めない名前の作り方

そもそも、妊娠が分かって子供が誕生してから百日目の「お食い初め」までには、次の様な儀式が行われます。

妊娠五ヶ月目の戌の日には、神社にお参りして安産を祈願し、岩田帯を巻きます。戌の日に行うのは、犬は多産で、家を守り、よく吠えて邪気を払うとされているからです。また岩田帯は胎児を保護し、霊魂を安定させる意味もあると言われています。

子供が誕生すると、生後三日目に産土(うぶすな)様の守る土地の水で、子供の体を清め発育を願います。これが産湯です。七日目のお七夜には、子供の命名をして、親類や隣近所を招いてお祝いの席が設けられます。この時に、名前を書いた紙を神棚や床の間に貼ります。これは、家の神様に家族の一員としてお守りいただくようお願いをするとともに、親類や隣近所に、家族の一員である事をお披露目するためです。

出生届けは14日以内に、市町村の役所に届け出なければなりません。

誕生してから、男の子ならば三十一日目、女の子ならば三十三日目前後の最良の日に、神社にお参りをします。これが、初宮参りです。氏神様に誕生の報告と御礼をし、健やかな成長を見守って貰うよう祈願します。生後百日を過ぎると「お食い初め」を行います。食べ物に一生困らないようにとの願いから、お膳を用意し食べる真似をする儀式です。お膳にはお赤飯や鯛などの他に、歯が丈夫であるようにと小石も載せます。(「神社本庁・出産と育児に関する神事について」より)

以上が、誕生してから「お食い初め」までの儀式です。「お七夜」や「お食い初め」のお膳は、取り立てて豪華にする必要はありません。「石」も代々伝わる佐渡の赤玉も良い物ですが、河原から拾ってきた石でも良いのです。大切な事は、生まれてきた子供のためにお祝いをし、親類縁者、隣近所、土地の神様に、子供を家族の一員としてお披露目をする事です。


さて、これらの儀式から、誕生した子供に名前を付ける行為は、神様や親戚・隣近所に、一族の成員として紹介する事を前提として行われる事が分かります。家族の中で誰が名前を決めるとしても、少なくとも皆で話し合い、親戚や隣近所、或いは、土地の神様が見て恥ずかしくない名である事を前提として良い名前が選ばれます。


しかし、核家族化に伴い伝統的な文化から切り離され、しかも、誰もがパソコン・スマホ・携帯・電子辞書を所有する時代、「名付け」の場は、企業や出版社が構築する情報に、より左右される様になりました。情報がデタラメであると、日本人の名前が徐々に破壊される事になります。

例えば、以下に紹介するのは、2004年12月20日「高橋書店」発行、田宮規雄(たみやのりお)著の、『世界にはばたく赤ちゃんの名前』です。


この人物は、漢字の人名を紹介しながら、不思議な事に何よりも「音感」を大切にしています。

同書の「音から考える 女の子」の名前の「の NO」の「のあ Noah」の項には、「なめらかな流れで、優しく響く。同音の英語名もある。フランス語で「胡桃」」という説明の後に、

「乃亜・乃娃・能亜・埜亜・野亜」

の五つの人名が紹介されています。「娃」は漢音が「アイ」慣用音が「ア」で、「うつくしい・美人」の意味で使われる文字です。中国人の人名では見掛けますが、私は、日本人でこの字を使う人物に会ったことはありません。また、「埜」は「野」の古字ですが、この文字を使った人にも会った事はありません。

また、この本の書かれた目的ですが、「国境を越えられる名前とは」という項目には次の様に紹介されています。

「・未来を見据えて海外で通用する名前に

名前は、親から赤ちゃんへの一番初めの最高のプレゼントです。パパとママの愛情が形にできる第一歩ともいえます。「名は体を表す」のことわざもあるように、赤ちゃんがどのような人間に育っていくかは、この一歩にかかっているといっても過言ではありません。だからこそ、これからの時代を熟慮し、名前をつける必要があるのです。

日本は、今や国際社会の一員として、さまざまな役割を担っています。今後はますます海外での活躍の場が増え、世界にはばたくチャンスが高まっていくことでしょう。身近なところで考えても、留学、ホームステイ、海外の出張…。

さらに、インターネットが普及したおかげで、世界をつなぐアイテムは、ぐっと増えました。技術革新は進み、衛星を通じてのTV電話など、ますます地球の距離は狭まるばかりでしょう。ですから、これからの時代は世界に通じる名前を考えていくことも大事なのです。

・赤ちゃんに大きな夢を託して

名前を容易に変えることができない日本では、名前は一生のものという考え方が当たり前です。一生ついてまわるものだからこそ、名づけるパパとママは、視野を広めて考えなければなりません。あなたの子どもが、不快な思いや悲しい思いをしないですむように、また世界中の人から愛されるように、すてきな名前をつけてあげましょう。

大リーグのグラウンドやワールドカップの舞台で、高らかに呼ばれる名前を想像してみてください。そこまではいかなくても、海外の大学に留学して世界中の友人と談笑している我が子を想像し、いい名前をつけてあげましょう。」


プレゼントと言えばバッグ・靴等々が思い浮かびますが、「名前」は、誰かからの贈り物と言うような軽い物ではありません。それに、「世界に通じる名前」「世界中の人から愛されるように、すてきな名前」と言っていますが、「漢字」は「漢字文化圏」でしか使われていません。昔はベトナム等も含まれていましたが、現在では朝鮮半島は絶滅寸前で、中国大陸・台湾と日本で使われているだけです。漢字を使う以上、世界中の人が理解するというのは無理があります。


「・意外なところに落とし穴が

小さな島国の日本も、経済成長とともに、世界中の人に知ってもらえるようになりました。同時に多くの日本人の名前も、覚えてもらえるようになりました。

ところが、実際に海外の人に取材して調べてみると、意外な事実が判明しました。日本人にとってはごく平凡な名前でも、外国人にとっては覚えにくいばかりでなく、発音さえすぐにできないものが多かったのです。

日本語に英語の「th」の発音がないように、日本語の音で外国語にはないというものも、意外に多いのです。しかもローマ字という日本独自の表記方法は、外国人にはかえって混乱を招き、より難しく感じさせているところがあるのです…。」


海外でも通用する名前と言いますが、日本人の名前は、海外で通用しないのでしょうか。世界的なスポーツ選手と言えば、誰でも、野球の「イチロー、鈴木一朗」選手やフィギュアスケートの「羽生弓弦」選手、体操の「白井健三」選手を思い浮かべるでしょう。学問ならば、iPS細胞でノーベル賞を受賞した「山中伸弥」教授が有名です。皆、日本人らしい名前で、世界で活躍しています。これだけ見ても、上記の内容は事実と異なります。

私は、親が自分の子供にどの様な名前をつけようと親の自由であると思っています。世の中には、諸葛孔明が好きで子供に「孔明」とつけたり、ロシアが人工衛星の打ち上げに成功した事を記念して「衛子」と名づける人もいます。但し、その名前に対して、世間がどの様に評価するかは世間の自由です。キラキラネームとは非常識・異常な名前の事ですが、言外に名前を付ける親を非難する意を含んでいます。

その一方で、故意におかしな方向に誘導するような情報を流した場合には、その情報を流した人々の責任は、当然の事ながらそれを付けた親よりも重いはずです。

さて、次の漢字は何と読むでしょう?

乃亜・乃杏・乃娃・乃彩・希亜・希杏・乃葵・希空・希歩・希明・乃愛・乃蒼・和杏・希海・乃綾・乃碧・乃綺・心愛・叶愛・希彩・埜亜・望亜・野亜・望歩・希愛・希綾・和愛・音愛・望彩・望愛・望蒼・野愛

これらは、「株式会社ベネッセコーポレーション」が2011年2月28日に発行した『たまひよ新・基本シリーズ 赤ちゃんのしあわせ名づけ』田宮規雄 編の中の「音から選ぶ女の子の名」の「のあ」の項目に列挙されている人名です。

この本によれば全て「のあ」と読みます。


しかし、「希杏・乃葵・希空・希歩」を、誰かに読ませようとしても、恐らく、全く読めないと思います。※「心・叶・希・望・和・音」は「の」とは読みませんし、「杏・彩・葵・空・歩・明・愛・蒼・海・綾・碧・綺」は「あ」とは読みません。もし小中学生が国語のテストで、「心」「叶」を「の」と書けば「×」をもらうでしょう。「希望」は「のの」とは読めません。これらは既に万葉仮名でもありません。(※は後に詳述)

小中学生が国語の時間に「×」をもらうような読み方ならば、企業から出版された書籍に書かれた物であっても、矢張り「×」です。


既に述べたように、漢字は「表意文字」であるとともに「表音文字」でもあります。しかし、これら「名付け本」は、最新の名付けの方法として、意味とは関係無く付けたい名前の音を思い浮かべ、音に合わせていい加減に漢字を当てはめます。

掲載されている「名前」の例は、そのランキングからも分かるように、雑誌社が収集した情報に基づきます。こうした情報を基にして商品である「名付け本」が生まれます。雑誌に採用される「名前」は、購買行動に影響を及ぼしますので、奇妙で話題性があればあるほど、売れ行きは良くなるかもしれません。

雑誌は最新の名付けの方法を提案し、欧米風の名を付けることが正義ででもあるかのように宣伝するものの、「世界に羽ばたく」と言いながら、日本的な名前を否定した後に出て来た名前は、アニメ・外来語、漢字のインチキ読みであり、名付けの本に頻繁に採用されている「ランキング」が示すように、却って幼稚・下品・奇妙であるにも関わらず没個性になりました。


次回はいよいよ「キラキラネームの秘密」です。
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きいて!きいて!
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