小さなスカーフ美容法

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月明かりに照らされて

2017-12-04 09:06:49 | 日記
「私だけを愛してくれますか?」
今日は目が覚めた時から心が重い
いつまでたっても貴方に、時間薬は効かない
記憶も想いも薄らいでゆく頃に
決まって貴方の夢を見る
夢の中身は覚えていないけど
貴方の顔や声が
2人で過ごした泡沫の夢を思い出させる
貴方がくれた最後の台詞
「…嘘ついて欲しかった」
互いに守るべき大切な物があった
帰るべき場所があった
出会いがもっと早ければなんて
思えないほどに、貴方を想った
あの時、嘘をつけばよかったのか
みっともない程すがればよかったのか
そんな事を考えてみても、貴方はいない
こんな時に限って仕事で、貴方のいた街角を通る
いつまでたっても偶然を期待する自分と
そんな巡り会いがあるならば
あの時2人は別れなかっただろう
そんな冷静な自分とが心の中を交差する
でも、偶然街で見かけても
声なんてかけられない
いや、かけられなかった
自分でも驚く程の鼓動の高鳴りを感じていながらも
ただ、貴方の後ろ姿を見送るしかできなかった
貴方がくれた最後の台詞
今も答えは見つからない
どんなに大切でも、言葉にも形にも出来ない
そんな想い、そんな優しさ
そんな事に意味はない
何も変わらない風景
そんな街角に、ただ貴方だけがいない
満月の月明かりが照らす街
いもしない貴方の後ろ姿が
また私に問いかける
そして、私の答えを聞かずに
またゆくっりと貴方はひとり歩いていく
いつも、このメールが最後かも知れない
そう思って貴方に答えればよかった
その笑顔が最後だと思って
貴方に触れればよかった
「私を忘れない事がつらいならどうか、忘れて」
もう見えなくなった貴方の幻影が
月と共に語りかける
月が綺麗だね
まだ、たどたどしい2人に
他の意味なんてなかった
愛してるの言葉も必要なかった
この美しい月をどこかで貴方も見てるでしょうか
そして、今夜の月が教えてくれた
悪いのは嘘をつけなかった自分ではなく
「私だけを愛してくれますか?」
貴方にそう言わせてしまった自分なんだと

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狼一号

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