タミフルの安全性について

インフルエンザ治療薬のタミフルを服用した後に異常行動で事故死する事件に関して、厚生労働省の研究班が「タミフルと異常行動に関連性があるとは言えない」との結果をまとめたらしいです。

調査結果では
研究班は、全国12都県の小児科医を受診した約2500人の患者を対象に調査。インフルエンザ発症中の病状、使用した薬剤、経過などについて尋ねた。その結果、タミフルは90%の患者で使用され、約12%に恐怖、幻覚、うわごとなどの異常言動がみられた。
だが今回の調査では、タミフルを使用していない場合でも約11%の患者に、高熱が原因の一つとみられる異常言動が起きていることが判明。このため研究班は、タミフルと異常言動の関連があるとは言えないと結論付けた。
ということですが、これで『タミフルと異常言動の関連があるとは言えない』というのは早急過ぎないでしょうか。

この結果からわかることは『タミフル以外でも異常行動が起きる』というだけで、『タミフルが異常行動を起こさない』とは言えないと思います。
何かタミフルと共通のものが異常行動を起こしているのかも知れません。

あくまでも『タミフルが異常行動を起こさない』という結果を得てから安全性についての結論を出してほしい気がします。

参考記事
読売新聞 : タミフルと異常行動「関連なし」、厚労省研究班が結論

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