極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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ノアの箱舟、タイタニック、日章丸

2016-11-08 09:08:56 | 日記

以下文は、海賊とよばれた男・百田 尚樹 (著)、大日本帝国の真実・黄 文雄(著)、NET記事等々を一部参考にしていますが、一部意味不明文があるかも知れませんがプログ日記と言うことで。

 

イランの人達に有名な船の名前は?と聞くと、ノアの箱舟、タイタニック、日章丸と返って来るそうです。私達はイランと言うより昔のペルシャと言うほうが分かりやすいかも知れません。

多くのペルシャの宝物を収納している正倉院の他に、親日でもあった元第6代・イラン大統領(2005年~2013年)、アフマデ・イジャード氏を思い出します。対イスラエルでは強硬派でもありました。海外のリストを見ると、アフマデ・イジャード氏はスファラディー・ユダヤ人(旧約聖書に登場する、血統的ユダヤ人)で、イスラム教に改宗された方のようです。イランにはスファラディー・ユダヤ人が、多くいると言われていますが、殆どがイスラム教に改宗されているようです。

イランはイスラムで日本とは縁が無いように思いがちですが、文献等々読むとイランの方々の日本に対する思いは群を抜いていることが分かります。私達にとっては遠国でもあり、余り縁が無い国と思いがちです。日本は性善説(人間の本性を善とみる説です。中国、戦国時代の儒者である孟子が説いた性論)の国と言われていますが、イスラムも少し性善説に近いように思います。

イスラムは人間は本来は悪くない、いろいろな誘惑に負けて悪いこともしまう弱い動物だという立場をとっているようです。特に男性は女性の肌の露出に弱く、冷静な判断ができなくなる・・・このため女性の肌の露出は厳しく取り締まられています。黒いヴェールをかぶるのはこのためです。貧しい人、困っている人を助けるという相互扶助の精神もここから出ているようです。イスラムの考え方は自然破壊、個人主義を押し進める欧米の人間性強説とは真反対で、欧米に煙たがれる主因のように思います。

昨今、一部の欧米は特にイスラムの台頭を警戒しています。一説?では、9・11は欧米の考えと真反対のイスラムの世界台頭を封じるため、イスラムの根底はテロであるとアピールするための自作自演でもあったと言われていますが・・・?

イスラムを少しでも知ることは、イランを理解することにもなると思います。

 

中東、イラン等に日本が登場するのは1904年の日露戦争からで、有色人種が白人に勝利した日露戦争の影響が大きかったかが分かります。神風特攻隊を自分の命を捨てて祖国に殉じる崇高な精神として尊敬、極めて高く評価しています。私が知りえた限りでは、神風攻撃隊をテロの自爆攻撃と同類とするような考えのイスラムの方はおりません、可笑しな極一部の日本人だけです。

原爆投下にも日本同様に痛みを感じていると言われていますし、戦前、後、欧米諸国による苦痛等を分かちあっていたとも言われています。

日露戦争後、現在も日本への思いは中東、イランの人達にとって希望の星そのものであると思います。これらの事実は多くの文献等で確認することが出来ます。

戦前、中東、イラン等はアジア・アフリカ・南米諸国同様、欧米強国に搾取され続け、殆ど白人国家の植民地になっていました。当時の日本は、白人国家に挑む、有色人種の最後の希望の星でした、現代も日本に対する思いは変らないようです。

中東地域の人達は様々な文献等を通して、見知らぬ遠き日本への憧憬と最大限の賛辞を贈っています。

1904年、エジプトの民族運動指導者、ムスタファ・カーメルが日本の紹介書「昇る太陽」を刊行

1905年、近代アラブを代表する詩人、ハーフェズ・イブラヒムが長詩「日本の乙女」を発表

イラクの詩人、マァルーフ・アッニルサーフィが「対馬沖海戦」刊行

レバノンの詩人、アミール・ナースィル・アッ=ディーンが「日本人とその恋人」を刊行
イランの詩人、ホセイン・アリー・タージェル・シーラーズイーが、叙事詩「ミカド・ナーメ」(天皇の書)を発表、この本の書名や体裁は昔日の英雄叙事詩「シャ・ナーメ」(王者の書)にならったものと言われています。

叙事詩「ミカド・ナーメ」(天皇の書)

東方からまた何という太陽が昇ってくるのだろう。

眠っていた人間は誰もがその場から跳ね起きる。

文明の夜明けが日本から拡がったとき、この昇る太陽で全世界が明るく照らし出された。

無知の夜は我々から裾をからげて立ち去り 叡智の光によって新しき日は始まったのだ。

日本が我らの先駆者となった以上、我らにも智恵と文化の恩恵がやってこよう。

どんな事柄であれ我らが日本の足跡を辿るなら、この地上から悲しみの汚点を消し去ることができるだろう。

 

やはり、最も有名なのは「日本の乙女」だそうで、戦中の沖縄の、若き乙女達を記しているようです。

「日本の乙女」
火飛び散る戦いの最中にて、傷つきし兵士たちを看護せんと、うら若き日本の乙女、立ち働けり。牝鹿にも似て美しき汝れ、危うきかな!
戦の庭に死の影満てるを、われは日本の乙女、銃もて戦う能わずも、身を挺して傷病兵に尽くすはわが務め、ミカドは祖国の勝利のため、死をさえ教え賜りき。
ミカドによりて祖国は大国となり、西の国々も目をみはりたり、わが民こぞりて力を合わせ、世界の雄国たらんと力尽くすなり。

この「日本の乙女」の書は、大変有名な書でエジプト、レバノン等の教科書にも掲載されたそうです。

アラブ圏では日本の勝利を称えた、詩人ハーフィズ・イブラヒムの「日本の乙女」が愛唱され、エジプト、レバノンの中学生等は授業で暗誦させられることもあるそうで、現代でもアラブ諸国の方々には暗誦できる人が多くいるとも言われています。
日露戦争の勝利は、欧米強国に虐げられて来た多くの中東地域の人達に極めて大きな影響を与え、現代も間違いなく影響を与え、生き続けているように思います。

 

日章丸事件とは?

日章丸は初代日章丸の代船として出光興産が計画、発注したオイル・タンカーです。

1951年、播磨造船所で建造18000重量トン級の油槽船です。同所製作のSulzerディーゼル機関10SD72型の1号機を搭載、18000~20000重量トン級の油槽船は当時の標準型でした。以後1959年、北洋水産へ売却、佐世保重工業にてフイッシュミール工船へ改造され廉進丸となり、北洋水産に売却、カレイ、スケソウダラ等のミール工船に改造、廉進丸、鵬洋丸と改名され日本の食糧難を支えました。

 

当時の戦後間もない日本、経済的にも誇りも失った苦しい時期、まだ日本には志を持った侍がいました!出光興産の創業者、出光佐三氏です。

日章丸は当時の出光の企業規模からは想像できないような大型タンカーで、石油需要増大を予測した経営者の出光佐三による先行投資として、莫大な借金をしてまで造船したと言われています。

戦後の長き時間が過ぎましたが、出光佐指氏は現代の私達に日本人として忘れている誇りの大切さを伝えているかも知れません。当時の出光佐三氏は消費者に油を安く提供するには、大型船と欧米石油メジャーに頼らない策等が必要だと言っています。

過去の国立公文書館の資料、文献等の一部を読むと、元総理の田中角栄氏も欧米石油メジャーに頼らない日本独自のエネルギー外交を推進しようとしていましたが・・・如何に当時の石油メジャーが強大で価格をコントロールされていたかが分かります。今も石油メジャーの力は昔と変らず強大で、イラク戦争のように石油のためなら戦争、紛争さえ簡単に起こしてるように思います。

 

1953年に日本は、イランに石油買い付けのため日章丸タンカーを派遣、当時イランはイギリス資本に石油は翻弄されていましたのでイランは石油の国有化を発表、日本は直接国有化されたイランから油を買い付ける予定でした。

各国のイラン国有化石油買い付けタンカーをイギリス軍は拿捕しました。

日章丸はイギリス軍の包囲網を潜り抜け、無事イランのアバダン港に到着、イラン側等々の大変な歓迎を受けたそうですが、激怒したのはイギリス・・・帰りも日本はイギリス軍の包囲網を潜り抜け1053年5月9日、石油を満載し川崎港に無事到着しました。イギリス軍の包囲網で拿捕されたイタリア、スイス等のタンカーもあったようです。

イギリスは川崎港に到着した日章丸の石油は、イギリス資本のアングロ・イラニアンのものであると東京地裁に提訴しました。この提訴に東京地裁は却下

却下理由

「イランとアングロ・イラニアンは私的な契約であり、イランの民法に従うべきである。イランの国有化は正当である。」

この決定に、イランのみならず多くの石油メジャーに虐げられている中東等の産油国の人達に大きな勇気と志を与えたと言われています。

この事件は日章丸事件として中東、イランでは有名な話、事件です。今でもイランでは日章丸と言うと多くの国民がこの事件を即答するそうです。日本では殆ど報道されることは無いように思えます。

 

今年12月10日には、この実話がロードショウ「海賊とよばれた男」が公開されます。

出光佐三氏が代役により映画に登場しているようです。

永遠のゼロ、ALWAYS三丁目の夕日、STANBAY MEドラえもん等も手がけた監督、スタッフが介しています。

 

失われつつある日本人の誇り、志、かっての日本人はこうでは無かったと聞こえてきそうな日章丸事件

風化せずに今も中東、イランの人達の中で生き続けている日章丸事件、多くの人達にこの事実を知ってもらいたいです。

 

 「出光の5つの主義方針」(出光興産のホームページより)

人間尊重

一、出光商会の主義の第一は人間尊重であり、第二も人、第三も人である。
一、出光商会はその構成分子である店員の人格を尊重し、これを修養し、陶冶し、鍛錬し、かくして完成強化されたる個々の人格  を、更に集団し、一致団結し、団体的偉大なる威力を発揮し、国のため、人のために働き抜くのが主義であり、方針であるのであります。
一、人間がつくった社会である。人間が中心であって、人間を尊重し自己を尊重するのは当然過ぎるほど当然である。種々の方針や手段はこれから派生的に出てくるのである。

大家族主義
一、いったん出光商会に入りたる者は、家内に子供が生まれた気持ちで行きたいのであります。店内における総ての事柄は親であり子であり、兄であり弟である、という気持ちで解決して行くのであります。
一、出光商会は首を切らないという事が常識となっておる。首を切られるなど思っている人は一人もないと思います。

独立自治
一、仕事の上においても、私のみが独立しているのではありません。店員各自が、その持ち場持ち場において独立しているのであります。換言すれば、自己の仕事の範囲では全責任を負い、完全に事務を遂行すべきであります。
一、私生活に公生活に独立自治の大精神を体得し、個々に鍛錬強化されたる店員が、店全体の方針の下に一糸乱れず一致結束し、団体的総力を発揮するのが、すなわち出光商会であります。

黄金の奴隷たるなかれ
一、出光商会は事業を目標とせよ。金を目標とするな。しかしながら決して金を侮蔑し軽視せよと言うのではない。
一、事業資金として大いに金を儲けねばならぬ。経費も節約せねばならぬ。冗費無駄を省かねばならぬ。(中略)ただ将来の事業の進展を邪魔するような、儲け方をしてはならぬ。あくまでも事業を主とし、資本蓄積を従とし、この本末を誤ってはならぬ。

生産者より消費者へ
一、創業に際し、先ず営業の主義を社会の利益に立脚せんとしました。内池先生より示唆されたる生産者より消費者への方針を立てたのであります。
一、生産者に代わって消費者を探し、消費者に対しては生産界の変遷、品質の改善発達の状態、需給の釣り合い、市場の情勢、価格の変動等について専門的の知識を供与し、相互の利便をはかる機関は社会構成上絶対必要なる事でありまして、社会と共に永久であるという信念を持ったのであります。

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