極東アジアの真実

日々感じること・・・

樹木と気(パワー)、都内の樹木伐採に思う。

2016-10-15 22:05:31 | 日記

Quark・気を科学するPSYCHOPOWER (講談社MOOK) ムック、講談社

木の声がきこえる─樹医の診療日記・講談社1989年等々を参考に記しています。

過去、Quark(1990年3月号)という科学雑誌に、気を科学すると言う記事があります。この記事には、気の達人に学ぶ効用と言うタイトルがあります。

日本で初めて樹医となられた山野忠彦氏の興味ある話が載っています。

日本で初めての木のお医者さんと言うことで、TV、雑誌等でよく顔が出ていた方ですが1998年に98歳で他界されました。

古来、樹木には霊が宿るとも言われています。この木のお医者さん・山野忠彦氏は私達に樹木の大切さ、素晴らしさ、私達に与える影響を教えてくれました。

 

山野忠彦氏談

木の生命力はヒトの気を高める、木の葉はね、葉脈からオーラを発するんです。この力が人間の病気を消すんですよ。
この言葉は、全国の巨樹や神木1000本以上を治療し、奇跡的な回復をさせた木の名医・樹医・山野忠彦氏です。

自然界の中でも巨樹はとりわけ霊が宿るといわれます。

山野氏の治療術は独自の防腐剤や、秘伝の栄養剤を使ったユニークなものですが、まやかしや妥協のない科学的な方法として知られていました。

治療には、木の肌に触れて樹の健康度をチェック、手には数珠をたずさえ、腐った部分を切り落とすときは、絶対に殺さんからな、必ず治してあげるからなと祈りつつ、人間の患者を診察する医者のような気持ちで接したそうです。樹齢1000年以上の木に30年以上つき合っていると、木の不思議なパワー「気」を感じたそうです。

神木の葉っぱを、いつも腹に巻いたサラシの中に入れておられたそうです。

山野氏が腹中に常時入れている木の葉は、治療をした樹齢数百年の御神木の葉です。木の葉の力のおかげで、90歳の現在まで病気ひとつなかったそうです。

このような木の葉で他人の、難病を治した例もあるそうです。
数年前、糖尿病が進み、ひどい眼底障害をおこした老年の男性に、山野氏は、ひとつ葉という草木の葉を与えました。その人が鉢植えしたものを居間や寝室に置いておいたところ、いつの間にか手術もなしに失明を免れたそうです。

ある女性に主人の妹がガンで明日をも知れないといわれ、アカネという植物の葉数枚を与えたところ、ガンの女性が小康状態をとり戻したという礼状が来たそうです。
このアカネというのは東京薬科大のグループにより、強力な制ガン作用が含まれていると言われたものです。

 山野氏は木と語り、木のパワーを直感的に感じることで、科学的な手法で確かめられたものと同じ成果へ一気にたどり着いたと言われています。

木と木は2000キロ離れていても互いに交信できるそうです。木の超能力をスパイ活動に利用しようと大まじめに研究しているといわれるぐらいですよ・・・

山野氏は、木の不思議なパワーをオカルト現象だと思っていませんでした。
夏の暑い日に、マツの木の下で休むと生気がよみがえったように清々しくなるでしょう。あれは葉がオゾンを提供してくれるからですよ・・・

悪いのはむしろ、樹霊の声を無視して、森林を伐り倒していく人間のほうだ。
もう少し科学が進歩して樹霊が話すことばを翻訳できる機械ができたら、木が何を怒っているかわかるでしょう。

 

小泉八雲は、松江で日本庭園のある家に住み、「日本の庭で」というエッセーを書いています。

その中で日本の樹木には魂があるという考えは、梅や桜の木に花が咲いているのを見たことのある人なら、突拍子もない幻想だとは思わないでしょう。出雲をはじめどの地域でも、あまねく信じられていることでありますと、日本人のアニミズム(生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、 もしくは霊が宿っているという考え方です。19世紀後半、イギリスの人類学者、E・B・タイラー が著書・原始文化(1871年)の中で使用し定着させたと言われています。)が日本人の自然観の基底にあることを伝え、自らもそれに共感しています。

北欧アイルランド、中、西部には妖精の木や願い事の木といわれるご神木があります。

アイルランドでも日本と同じく、ドルイド信仰(ケルト人社会における一信仰で、森や木々との関係を重視しています。ドルイドはヤドリギの巻きついたオークの木の下で儀式を執り行っていたと言われています。)から受け継がれた森羅万象に精霊が宿るという信仰が底流していると言われています。つまり自然への畏怖の念が両国に共通する自然観で、樹木に対する畏怖の念でもあると思います。

 

今、日本には「都市の美観風致を維持するための樹木の保存に関する法律」
(昭和三十七年五月十八日法律第百四十二号)

最終改正:平成一六年六月一八日法律第一一一号

があります。

 

目的は

第一条・この法律は、都市の美観風致を維持するため、樹木の保存に関し必要な事項を定め、もつて都市の健全な環境の維持及び向上に寄与することを目的とする・・・とあります。

全国の市町村では樹木を守るため、独自の事項を定め、樹木の保護に努めています。

 

東京オリンピックの為に、千代田区の300本の樹木が伐採されようとしています。都内の緑が減少している中で、100年以上の樹木も伐採の対象になっているようです。

私達は古来、樹木の恩恵を意識することなく受けてきました。たとえ小さな木であっても私達に計り知れない自然の恩恵、安らぎ等々を与えてきました。関東大震災時、原木の樹木は多くの人達を災害から守ったと言われています。

関東大震災の犠牲者は十万五千人に上り、中でも東京の隅田川両岸に広がった大規模火災で多くの人が焼死しました。当時の火の流れを詳細に分析した「東京市火災動態地図」(震災予防調査会)によると、現在の江東区にある清澄庭園、千代田区の日比谷公園、港区の芝公園等、公園、寺社が延焼を食い止めています。そこには必ず原木でもある防火性の高い樹木があり、多くの避難者が生き延びたと言われています。 

オリンピックの父とも言われる、クーベルタンはモットーとして、人間の調和を上げています。この調和は自然破壊でもある樹木の伐採を望んでいないでしょう。

 

オリンピック憲章

オリンピズムの根本原則 

2.オリンピズムの目標は、スポーツを人間の調和のとれた発達に役立てることにある。その目的は、人間の尊厳保持に重きを置く、平和な社会を推進することにある。

 

オリンピック道路等建設のためとは言え、かけがえのない樹木の伐採、日本の高い技術力があれば他にも対応策は可能のように思えますが・・・例え一部ルート変更で道路等事情が制限を受けたとしても、私達が納得、オリンピックが粛々と運営できれば事足りるように思えます。

 

私達はもっと、都内の樹木伐採に関心を持つべきです。

大切な樹木を伐採することなく、オリンピック準備等が進む具体的な方策を考え、実行に移すのはるのは都であり国であると思います。

伐採後、代替えの樹木を付近に植えても現状のようになるには長い年月を要し、極めて困難を伴うと思います。何故なら、特に都市部の自然は私達が考える以上に微妙なバランスで成り立っているとも言われています。

 

私達は自然の下で意識することなく、計り知れない樹木の恩恵を受け生きています。

人間の下に自然があるのではないと思います。

人間の自然、樹木へ驕(おご)りは余りにも愚かに思えます。

オリンピックを機に、私達は減少してる都市部の樹木、微妙な自然とのバランスで保たれている樹木と都市部の調和を考え、今一度再認識するべきと思います。

 

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