極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

日々感じること・・・

佐賀空港へのオスプレイ配備

2017-07-13 21:38:04 | 日本社会

孫子の兵法

第1章 始計の篇

 *善く守る者は九地の下に蔵れ、善く攻むる者は九天の上に動く

(戦が上手い者は、守りのときには兵力を隠蔽、敵につけこむ隙を与えないし、攻めの時はスピード感をもって攻め、敵に守りの余裕を与えない。)

 第4章 軍形の篇

*勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む。

(前もって勝利する態勢を整えてから戦う者が勝利する、戦いを始めてからあわてて勝利を得ようとする者は敗北に追いやられる。)

 

私達は、平和は常に存在するするものと思ってきましたが、世界の現実を見た場合、平和は努力により得られるものであることが分かったように思います。日本を取り巻く現実は厳しく薄情なものです。これらの現実を孫子の兵法が語っているように思います。

日本には無数の島嶼(海岸線の長さが100m以上の島が6852)が存在していますが、これらの島嶼を日本領土として主権を守るには相応の防衛力が必要だと思います。

島嶼防衛には迅速なスピード対応が必要だと言われています。現在、世界でこれらに対応できる航空機はオスプレイ以外無いようです。

日本は米国以外で初めてオスプレイを運用予定国で、日米の信頼関係があるからこそ売却したでしょう。日本は高い運用、技術力で使用すると予想され事故率は更に低くなると予想されます。現在の、事故率は過酷な軍事運用部分を除けば、民間旅客機と変わらないと思います。

 

V-22オスプレイの歴史は、開発契約が米政府とメーカーとの間で調印されたのは今からちょうど20年位前です。ボーイング社のフィラデルフィア工場でオスプレイの機体が製造され、隣接するフィラデルフィア国際空港からC-5、C-17大型輸送機に数機ずつ搭載され、テキサス州のアマリロのベル社の工場へ送り出されています。製造はベル社とボーイング社で、作業は半々の分担のようです。ベル社は翼、ローター、ナセル、トランスミッション等を製造

エンジンは、ロールスロイス・アリソン社のインディアナ工場で作られています。他の組み立て部品類も全てアマリロ工場へ集まります。最終組立と完成飛行試験もベル社が行っています。

製造機数は海兵隊向けのMV-22が360機、空軍向けCV-22が50機、海軍向けHV-22が48機で、合計458機程度が予定されています。自衛隊のオスプレイ17機もここで製造されると思います。米国航空機等雑誌記事では、更に4機が追加発注されているとも言われています。

このオスプレイは日本のマスコミが酷評するような機体でなく、精査すれば機体は過酷な軍事任務に就ける信頼される航空機であることは間違いないように思います。日本が導入するオスプレイは、島嶼等防衛任務と大災害時等に活躍すると思います。

 

昨今、問題となる最近の沖縄でのオスプレイ事故は・・・米軍の軍事任務の錬度要求は厳しく、難しいパイロットの夜間空中給油訓練時間の最低時間が決められており、この間に給油ホースの一部がプロペラに当たり事故を起こしたもので、何も機体に問題があったわけではありません。

事故機の若いパイロットは判断、決断は凄いと思います。米国内等のように、ところ構わず搭乗員優先で不時着脱出することなく、何よりも普天間の地上の日本人に犠牲を出さないような判断をし、辺野古沖の海兵隊キャンプ・シュワーブを目指し、もう少しの所で不時着、脱出しています。これは自衛隊のパイロットと同じ、地上の民間人の犠牲を避けると言う考えを持っていることを意味します。

 

佐賀空港にオスプレイ配備等が国から佐賀県にお願いされていますが、日本の国益、佐賀県の県益等々を考え、受け入れてほしいものです。

私達は私益のためには、声高々に多くの主張をしますが、日本の国益、国民の利益を考えた場合本当に反対ばかりでいいのか・・・これは佐賀県だけの問題では無いようにも思います。問題になっていると言われる公害防止協定、地方管理・3種・佐賀空港は自衛隊とは共用しない旨の協定等が漁協等々とあるようですが、協定の全文を見れば自衛隊と共用する場合は事前協議・・・と記されており、協議すれば何ら問題ないでしょう。マスコミは全文を載せず、自衛隊との共用はしない箇所のみを記載しているようです。オスプレイに関するメディア報道は反対者ばかりの意見が極めて多く、偏向報道に多くの佐賀県民は迷っているでしょう。

 昨今の佐賀空港のニュースを見ると、佐賀空港は利用搭乗者数は増えているそうですが、精査すると現実は厳しいように思います。このまま赤字を垂れ流していいものか佐賀県民の方々は一人一人が真剣に考える必要があると思います。一例として、長年赤字に苦しんだ名古屋空港は自衛隊を受け入れ、相応の経済効果を得ているとも言われていますし、何ら問題なく安全に共用されています。

経済的側面を考えた場合、オスプレイ配備、ヘリ部隊移駐に伴う支援金等々は極めて大きく、空港赤字のみならず、県政等の赤字も相当緩和されると予想されます。経済効果は計り知れないと思われます。経済的にも厳しいと言われる佐賀県は未来に希望を繋ぐ事ができると思います。

佐賀県は毎年5000人位の人口減少が続いているそうです。このままでは、特に佐賀県の未来を背負う子供達は佐賀県に夢、希望が持てないでしょう。他県の自衛隊等配備を精査してみると、企業誘致等々を後押ししてくれる可能性があります。経済発展の起爆剤となる可能性があります。

 

日本列島は世界最大の地震地帯で、巨大地震発生は時間の問題とも言われています。もう待った無しで起きない方が不思議と言われる方さえいます。未曾有の大災害は何時全国、何処で発生するか分かりません。

3・11等でも被害極限のため、迅速な対応が求められましたが、どうしても現有航空機では限界があるように思います。やはり迅速な移動、輸送が大切だと思いますが、現在これに変わる大きな搭載量、空中給油可能、高速な航空機はオスプレイ以外無いように思います。

佐賀空港の地理的位置は、先の熊本地震(震度7)の際でも安定した地盤(震度5強)を示しました。

防災、備蓄、訓練等拠点として佐賀空港が本格的に整備された場合、日本初の本格的な自衛隊、消防、警察、国交省等の航空部隊が出来、一元的運用できる可能性があると思います。

オスプレイは高速であり、空中給油等を行えば沖縄から北海道まで日本列島をカバーするでしょう。防災の観点からも計り知れない活躍が期待できます。

佐賀空港は過去の地震発生状況を調べた場合、極めて被害が少なく安定していることが分かります。このような場所を日本で見つけることは難しいと思います。防災航空等拠点として資、器材等を最大集中集積しても自然災害のリスクは極めて少ないと思います。

日本初の防災専門拠点の航空基地が佐賀空港に出来ることは、多くの人達の人命を救えます。同時に全国民に計り知れない安心感、期待、希望を与えると思います。

佐賀空港は、日本の防災拠点として大きな使命を背負っていると言っても過言ではないと思います。

 

今、佐賀県民の方々は、佐賀県の未来を決める大きな岐路にいると思います。激動の幕末、明治維新・・・佐賀は多くの無為無私の日本のリーダーを輩出してきました。この血流は時代が変わろうと今も流れていると思います。

一部のオスプレイ配備反対を叫ぶ人達は、恵まれた平和である社会であるからでしょう・・・この恵まれた平和な社会は安全保障策等の努力により確保されていると言えると思います。

今後、安全保障、防災策等に占めるオスプレイの比率は極めて大きくなると思います。

何よりも、佐賀県民の方々が目に見える形で島嶼防衛、防災航空拠点等、日本の安全保障、防災に直(じか)に支援、接していると言う事実は何者、何事にも代わることが出来ない佐賀県民の誇りとなると思います。

私達はもっと、佐賀空港オスプレイ配備問題に関心を持つべきで、オスプレイ問題は佐賀県だけの問題ではなく、防災上でも私達一人々の身近な人命にも関わる問題でもあると思います。佐賀県民は後世に、悔いのない正しい判断をするでしょう。

 

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