阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

カンボジアで芽生えた「農村観光」への興味

2008年10月23日 21時01分50秒 | 政治
 今日は10月16日に書いた「農村観光の可能性」について、三高さんが書いて下さったコメントに関して書くことにします。

 グリーン・ツーリズム(農村観光)、エコ・ツーリズム(自然を守り学ぶ観光)に対する興味は、1995年「新生カンボジア・3年目の現実」というNHKのドキュメンタリー番組でリポーター、インタビューアーとして取材チームに加わったのがきっかけです。

 私は1993年に行われたカンボジア総選挙に、国連ボランティアの選挙指導員として参加しました。多くの犠牲を出しながらも選挙は一応「成功」し、平和への道筋を作ることはできましたが、長年の内戦でインフラも人的資源も壊滅的な打撃を受けたカンボジア政府は、とても自力で経済復興を遂げる力はありません。そこで外貨獲得手段として期待したのが、世界的な文化遺産アンコールワットの観光開発でした。

 しかし、アンコールワットを訪ねた観光客を対象にカジノやナイトクラブなどの開発を行い、手っとり早く外貨獲得をしようとする政策は、政治家や政府高官の腐敗、貧富の差の拡大、売春宿などで働く少女たちの人権問題など、様々な負の影響を生み出していました。私は選挙指導員として、約1年間、山岳少数民族の村に住んでいましたが、この村は、おそらく何百年も前から続く風習が残っており、私は、自分の価値観が揺さぶられるような影響を受けました。ナイトクラブツーリズムではなく、農村の豊かな風景とともに生きるカンボジア人やカンボジア文化の希少性から学び、現代人の価値観を再構築するような旅行形態を提案してこそ、カンボジアの良さが生かせるのではないかと考えたのが、この番組作りに参加したきっかけでした。

 その後、旅行雑誌に連載を持っていた時期があって、世界のエコツーリズムや遺跡発掘などのワークキャンプの紹介をしていましたが、実際に経済の活性化に繋がるのか、アカデミックな視点で研究してみたいと思いました。当時は教員をしながら国際協力のボランティア活動を続けていたので、夜も通える埼玉大学大学院の修士課程で経済学を学び、修士論文も、グリーンツーリズム、エコツーリズムと経済効果について執筆しました。

 今、和歌山で、かつて研究したテーマを政策に活かせる場にいるのは嬉しい限りです。その意味でも何としても当選しなくてはなりません。


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