阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

高齢者と障害者をいじめる政治

2008年06月11日 23時59分11秒 | 政治
 毎日毎日、訪問活動と街頭演説の日々です。今週は、紀美野町や海南市、また橋本市の山間部を中心に歩きました。また、橋本市と海南市では3つのミニ集会にも参加させて頂きました。

 訪問活動でお話しする方々は大半が高齢者の方々です。つくづく感じるのは、後期高齢者医療制度がお年寄りなど社会的弱者から生きる希望、そして意志さえも奪っていることです。

 今日は海南市の訪問先で93歳の女性と話しました。小雨が降っていたこともあってこの女性は「まぁ、座ってよぉ」と、農作業を行っている納屋に入れて下さり、私はミカンを入れるケースを逆さにした「椅子」に座ってお話を伺いました。

 この女性は話している間もずっと手を動かし農作業をしていましたが、後期高齢者医療制度のせいで、「生きててもしゃあない気持ちになった」とおっしゃっていました。69歳の障害を持った息子さんがいて、その治療費負担がますます増えそうなことが心配でならないそうです。後期高齢者医療制度では、75歳以上のお年寄りだけでなく、65歳から74歳の障害者までもが、強制的にこの制度に加入させられているのです。この制度は「弱者」を切り捨てにする制度であると同時に、費用がかかるけど、今後社会に「貢献」する可能性の小さな人に「不要」の烙印を押す制度でもあるのですね。

 福田政権は総選挙向けに小手先の対応をしていますが、後期高齢者制度の骨格は今後も維持しようとしています。平成20年度の老人医療費は、11兆8700億円から11兆3700億円と5000億円が削られます。国の負担分は6200億円が削減される一方、高齢者患者負担分は1兆200億円から1兆1000億円と800億円も増えます。さらに若年者保険料分は3兆4400億円から3兆5500億円へ1100億円のアップし、高齢者の負担分は1兆9100億円と100億円アップです。

 つまり、国の負担が減少する一方で、個人は若年層、高齢者層ともに負担が増加することになります。そして、高齢者の負担はこれから増える一方です。

 道路の無駄、そして天下りはそのままで、医療費をこんなに削るとは。政治が守るべきは何よりも命への責任、そして未来への責任を果たすことであるはずなのに、絶対におかしいです。

 「今度は絶対に自民党をやっつけてよぉ」一日に何度言われることでしょうか。本当に大きな使命を担っていると、毎日痛感しています。


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