阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

「あがらの和歌山」完成!

2008年06月01日 00時00分52秒 | 日常
 今夜は「あがらの和歌山-人間てほんまにおもしゃいでぇ」の出版記念会に参加しました。

 「あがらの和歌山」は私の友人である大江寛氏が主宰する「紀州文化の会」が編集した本で、和歌山にゆかりの深い人々が、「私の人生を変えた瞬間」「次の世代にこれだけは伝えておきたい」「ええとこあるで和歌山」のタイトルでエッセーを書き、同時に和歌山に関する様々なアンケートに答えることで構成されています。私も59人の執筆者のひとりに加えて頂いたので、「私の人生を変えた瞬間」をテーマに選び、次のような文章を書きました。


マザーテレサと和歌山の「民主化」

 1989年5月、私は会社の休暇を使ってインドにトレッキングに出かけた。経由地のカルカッタは、町じゅうにゴミがあふれ、喧騒と混乱の汚い街だった。ふと思い出したのはマザーテレサの言葉だ。

「美しさとは、心の中にあるもの。人々のやさしい気持ちがあふれるカルカッタは世界で一番美しい街です」 

 このカルカッタが世界で一番美しいとは! 私は、マザーテレサの施設・「死を待つ人々の家」でボランティアをすることにした。

 そこは想像を絶する世界だった。ゴミ捨て場から全身をねずみにかじられた状態で連れてこられた人がいた。路上で生き倒れになっていた人は全身にウジ虫が群がっていた。しかし、全ての人々が尊厳ある命を全うできるよう、多くのボランティが献身的に働いていた。自分も人を助ける仕事をしたいと強く思った。

 しかし、事務系サラリーマンの自分に何ができるのだろうか?

 当時勤めていたキヤノン株式会社では中国を担当していた。6月4日、民主化を求め北京の天安門広場でデモを行っていた学生に人民解放軍が発砲し、血の弾圧を行う事件が起こった。11月9日ベルリンの壁の崩壊をきっかけにソ連・東欧は民主化に雪崩を打った。「民主化支援!」そんな活動に強く興味を持った。

 しかし、そんな仕事があるのだろうか?

 1992年春、新聞を読んでいた私の目にニュースが飛び込んできた。

 「国連が民主化支援ボランティア募集」

 カンボジアでは国連が史上初めて一国の行政を統治し、平和維持活動を行う歴史的な試みが開始されていた。国連は各地方で選挙を実施する責任者を募集しているというのだ。 「これだ!」直感した私は、翌週には面接試験を受けていた。

 合格した私は、会社を辞め、直ちにカンボジアに赴任。山岳少数民族の村で活動を開始した。仲間(中田厚仁さん) は活動中に射殺され、私自身も何度も命の危険に遭遇したが、何とか活動を全うすることができた。その後、30代の多くを、アジア、アフリカの紛争地帯で平和活動に打ち込んだ。

 現在は民主党の国政候補者として、和歌山の政治を「民主化」するのが、私の使命だ。これは、何としてもやり遂げたい。


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