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塩田電線 C-1011 P-23 4N無酸素銅電源ケーブル

2017-04-05 14:43:37 | オーディオ

Amazonで出品している音光堂のもの。プラグとインレットは無メッキのFURUTECH FI-11M-CU-FI11-CU。なぜこの店にしたかというのは一番先に目についたのと中の人が野球のカープファンだったからである(私は地元出身選手が多いという理由で今ではカープファンになっている)。ベルデンやFURUTECH純正、ゾノトーンも考えたが、取り回しを考慮して一番柔らかそうな塩田電線にしておいた。どうせ安物である。安物と言ってもアンプも十分安物だからちょうどいい取り合わせかも。人によっては安物アンプで交換しても百害あって一利なし、という人もいる(もちろんケーブル肯定派の人で)。まあ、気分転換には良いだろう。

さて、DRA-100の電源ケーブル交換で最大の問題はインレット部分にあった。PMA-50ほどではないが、全く余裕が無いのだ。デザイン重視のアルミ上蓋が大きすぎるためにコード類は奥に引っ込んだ部分に挿すことになる。PMA-50はスピーカーターミナルにインレットが接触するらしいが、DRA-100は逆に外側に余裕がない。最初に買おうと思ったIeGO Ti2000-8075というロジウムメッキのプラグはインレット部分が心持ち大きく見えた。そこでちょっと小さく見えた(錯覚の可能性大)FURUTECHを選択したわけである。大きさはネットを慎重に調べればわかるのだろうが、なかなか見つからず途中で面倒くさくなった。駄目ならNasに挿す(笑)。この2つ、値段は似たようなものだが、ロジウムメッキと無メッキでは音が違う可能性がある。少し前までロジウムが流行していたようだが、最近は無メッキが流行りらしい。値段的にはプラグとインレットで8割、ケーブルが2割ぐらいであろうか。とてもアンバランスであるが、見た目が良いからこれでいい(笑)。このプラグは単品で買っても結構値が張るようなので不当な値段という感覚もない。

さて、来てみたブツはとても綺麗である。ブレードにもちゃんとキャップがしてあって丁寧な取扱を受けたようだ。ケーブルは予想通りとても柔らかく、取り回しに困ることは無さそうである。問題のインレットだが・・・ギリギリ入った!これより大きいインレットは無理という本当にギリギリのところであった。ただし、傾いたり入らないものを無理やり挿したということではないから問題あるまい。問題はむしろプラグの方にあった。予想通り横のプラグに接触する。インレットは(取り回し重視で?)若干小さくしてあるが、プラグの方は遠慮会釈なく大きい。しかたなく一つ飛ばしで接続することにした。安全も考慮して安物電源タップも新調を考えないといけないかもしれない。そうなるとまた電ケーが必要と出費が嵩むわけだが。

音の方は・・・変わった気がする。分離が良くなった。DRA-100は経年劣化でか、次第に音が引っ込んでいくという欠点があるのだがかなり改善されたような気がする。しかし、よく考えてみよう。1年ぐらい経過した付属の安物ケーブルは接点が酸化、劣化しているのではなかろうか。あるいは、メス部分の酸化した部分が抜き差しすることによって剥がれ落ちて音が変わる可能性も否定できない。プラグやインレットのノイズ対策の違いもあるだろう。特にうちのばあいはPCやNASというノイズ源と同居しているのだ。

だから、こう言えると思う。音は変わる。しかし、それは「電源ケーブル」が変わったからとは限らない。安定化電源だから電気的に出力が変わらない、よって音が変わるはずがないという人がいるが、それはノイズの混入を度外視した話だし、そもそも「いい音」の科学的定義がない以上、証明のしようがないのである。例えば、絵がきれいな映画があったとしてその絵の美しさを科学的に証明できるだろうか?解像度は計測できるとしても陰影の美しさなんてものを数量化できるものだろうか?カラーですらないモノクロ映画にはモノクロの美しさがある。ましてや音なんてものは人間の耳の良さ、体調、部屋の配置なんかに左右される。だからそういう要素を極力排除しようと昔は無音室で音作りをしたりしたのだ。ただ、現実に聴く環境は無音ではありえないので机上の空論と言われたりもした。今でもスピーカーのメーカーはB&Wやフォステクスのように振動や箱鳴りを極力排除しようとする。しかし、一方で箱鳴りを利して楽器のように鳴らそうとするタンノイのようなメーカーも有るのであって、後者を支持する人もいる。これを定量化、数値化なんて出来ないのではないか。現代の科学をもってしてもストラディバリウスの音は再現できないのだ。そもそも、真空管、LPのような数値的に悪いに決まっている機器を心地よいと感じる人が多いのだ。音の良さを科学的に定義できない限り、この論争に決着はつかない。証明できない以上、結局は好き嫌いなのだ。

機能的、科学的に音を追求していく道、五感に頼って音作りをしていく道、どちらもあるのだと思う。決めるのは聴き手の好き嫌いである。

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