きのつらゆき(Kino_Tea)

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ブログというより備忘録。スケート関連多い。

ツルスカヤ復活、ロシア女子が表彰台を独占(Russians sweep the podium)

2016-09-18 | Skating

ジュニアグランプリ・ロシア大会


(Gettyimagesから。埋め込みがうまくいかないのでリンクで。)

女子シングルは、ロシア勢が表彰台を独占した。優勝はツルスカヤ(172cm)、2位コンスタンチノワ(左側、163cm)、3位ヌグマノワ(右側、151cm)。表彰式は他の種目(男子シングル、アイスダンス、ペア)も続けて行われ、ロシア国歌が4回流れた。



(ISU Channel, Youtube)

4大会(フランス、チェコ、日本、ロシア)を終えた中で一番おごそかな表彰式だった。1つの旗を、制服を着た担当者が二人で掲揚した。勝者をたたえる儀式だった。


試合の内容は、他の3大会に比べて若干ミスが多い大会だった。

 

ポリーナ・ツルスカヤ(Polina Tsurskaya)
優勝したツルスカヤは、ショートは圧巻だった。フリーのジャンプは良くなかったが他はよかった。3月の大ケガから復帰し、練習を再開したのが6月初旬なので、よく頑張ったと言いたい。フリーの冒頭の2Lz+3T+2Tは、次回は3Lz+3T+2Tになるのだろう。身長が4cm伸び、少し細くなり、少し可愛くなった。

タイツを靴の半分だけ被せるのがエテリ門下生のスタイルのはずだが、今回は白い靴がキラリと輝いていた。

背も大きいが記録も大きいこの選手は、いつも穏やかな表情であるが、今シーズンも日本勢の最大の脅威となる「氷上の猛禽類」だ。昨シーズンのように「他者に絶望を与える捕食者」になるだろう。エテリが繰り出す4つの秘密兵器、リプニツカヤ(現在はソチに移籍)、メドベージェワ、ツルスカヤ、アリーナ・ザギトワ、恐るべし。

Polina tsurskaya
(Gettyimagesから)

 

スタニスラワ・コンスタンチノワ(Stanislava Konstantinova)
今年に入って調子のよいコンスタンチノワ。しかし波のある選手。ショートはミラクル・スワンだったが、フリーはよく転んだ。それでもショートの貯金で2位。先日のサンクトペテルブルク杯(国内ローカル大会)ではシニアのエリザベータ・トゥクタミシェワを破っている。


(Gettyimagesから)

 

エリザベータ・ヌグマノワ(Elizaveta Nugumanova)
ロシアのアイドル選手であるリーザ。ショートはマラゲーニャ。ジャンプは回転不足となったが、スピンはなかなかのものだ。ループとアクセルはタケノコ(リッポン)ジャンプだ。フリーは昨シーズンから継続の「ロミオとジュリエット」だ。質の良いジャンプとは言えないが、全体をまとめてフリーは1位となった。

背が伸びているようなので、この先はしばらくジャンプに苦戦するかもしれないが、真凜とリーザのロミジュリ対決をグランプリ・ファイナルでぜひ見てみたい。

SNSにたくさん写真を投稿するかわいい愛嬌のある子。近況のわからない自国の選手よりも、ライバル国の選手に親しみを感じるのは不思議な感じだ。少し大人びた表情になってきたが、声はかわいい。

 
(Gettyimagesから)


白岩優奈(Shiraiwa Yuna)
ショートは3Lz-3Tのステップアウトなどがあり、上位2名と5点以上離されてしまった。フリーは昨シーズンのように序盤のトリプル・サルコー(3S)にループ(3Lo)をつけることはなかった。後半で疲れたのか2つのジャンプが惜しかった。4月にケガをし、6月に氷上練習を再開したことの影響もあったが、再び 3S+3Lo を跳んでほしい選手だ。真凜と同じ京都出身。笑顔がかわいい選手だ。


(Gettyimagesから)

 

岩元こころ(Iwamoto Kokoro)
この選手もショートはマラゲーニャ。3Lz-3T はよかったが、3Loが惜しい。フリーは3Fを除きジャンプは良かったが、表現力も頑張ってほしい。宮原知子、本田真凜、白岩優奈、紀平梨花と同じ濱田美栄コーチの門下生だ。今回はイケメン田村岳斗コーチが同行している。


(Gettyimagesから、FSの演技)


この大会のフリーは、ライブ配信の映像が乱れに乱れた。映像が止まり、音楽が止まる。「さあ、連続ジャンプを跳ぶぞ」という瞬間に画面が止まり、画面が回復した時にはジャンプを終えていて、どうなったのか全くわからないこともあった。自分のパソコンの不調ではなく、映像システムの不調のようだ。チャット画面では、日本人のみならず、外人も同じように騒いでいた。試合中に比べて表彰式の視聴者はだいぶ少なくなっていたが、それでも画面がカクカクしていた。


ジュニアグランプリ・シリーズの前半戦を終え、有力選手の滑りをひと通り見ることができた。日本とロシアが互角の戦いをしている。アメリカの名前がないのが寂しいが、後半戦はさらに質の良い試合を見たいと思う。


  1位 2位 3位
JGP#1 ロシア 日本 日本
JGP#2 ロシア 日本 ロシア
JGP#3 日本 日本 日本
JGP#4 ロシア ロシア ロシア
JGP#5      
JGP#6      
JGP#7      


See also
Japanese Certified Skaters(Senior, Junior)
Russian Skaters (Junior Ladies)
Junior Grand Prix Series 2016

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