国勢調査の結果、75歳以上が14歳以下の人口を上回ったとのことである。
高齢化が進む中で、いずれそのような状態になるであろうことは充分に予想されたが、少しばかり早いようだ。
日本の国土面積と人口密度を考えると、1億人でも多いくらいだから、少しばかり、人口が減っても問題はないように思えるが、減少過程での年代間のアンバランスはいろいろなひずみを生む。
寿命は確実に伸びているので、健康寿命が延びることが重要で、それに伴った社会構造への転換が必要になる。
政府には、子育てへの支援策を早急に充実させることが求められているが、どれほど認識しているのだろうか。