観劇日記

芝居(主にシェイクスピア)の感想を綴る。個人的な記録、見る予定のない人への紹介、すでに見た人へは一つの意見として。

井上ひさし作「私はだれでしょう」

2017-06-16 21:50:33 | Weblog
3月24日紀伊国屋サザンシアターで、井上ひさし作「私はだれでしょう」をみた(演出:栗山民也)。

昭和21年7月。日本はまだ混乱と困窮の只中にあった。新番組「尋ね人」を担当する日本放送協会の一室、脚本班分室には、戦争で離れ離れに
なった肉親、知人の消息を尋ねる人々の声が積み上げられていた。「尋ね人」はこの無数の声をラジオを通して全国に送り届けるために始まった。
占領下日本の放送を監督するCIE(民間情報教育局)のラジオ担当官・日系二世のフランク馬場(吉田栄作)と脚本班分室長の川北京子(朝海
ひかる)らを中心に、組合のストライキ運動や放送用語問題も飛び交って、次から次へと騒動が巻き起こる。
そこにやって来た「ラジオで私を探してほしい」という不思議な男。なぜか歌もタップも武術もできる、でも自分自身が分からない男の「自分探し」
を手伝ううち、ラジオ局の人々も自分自身を見つめることになり、やがて川北とフランクはある大きな決断をする・・・。

今回、都合により脚本を一部カットして上演する由。

朝海ひかるは好きな俳優。2011年にアーサー・ミラーの「みんな我が子」で見たのが最初で、その後井上ひさしの「しみじみ日本・乃木大将」、
「國語元年」など見てきた。今回も好感の持てる演技。

例によってつまらない歌と踊りがたくさん挿入される。
朴勝哲のピアノソロはもちろん素敵だった。




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