アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

2011年に購入したコミックス

2011-12-31 | daily

 まとめました。

あきづき空太『赤髪の白雪姫』第5巻~第6巻/840円
秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第173巻/420円
秋本治『秋本治SF短編集』/440円
麻生みこと『そこをなんとか』第1巻~第5巻/2,900円
麻生みこと『路地恋花』第1巻~第3巻/2,320円
香魚子『シトラス』全2巻/840円
アルコ『終電車』/420円
アルコ『リトルポップ』/420円
いくえみ綾『いとしのニーナ』全4巻/3,420円
いくえみ綾『プリンシパル』第1巻~第3巻/1,260円
池野恋『ときめきトゥナイト』(新装版)第1巻~第4巻/2,000円
伊沢玲・津山冬『執事様のお気に入り』第10巻~第11巻/840円
壱春コマ『オズのかかし使い』/420円
伊藤潤二・佐藤優『憂国のラスプーチン』第2巻~第3巻/1,100円
井上智徳『COPPELION』第9巻~第10巻/1,160円
岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』第6巻~第8巻/1,260円
絵夢羅『今日も明日も。』第8巻~第10巻/1,260円
押切蓮介『ツバキ』第1巻/630円
音久無『花と悪魔』第10巻(完結)/420円
片山あやか『Star man』第1巻/420円
神尾葉子『虎と狼』第3巻~第5巻/1,260円
河合克敏『とめはねっ!鈴里高校書道部』第8巻/550円
かわぐちかいじ『兵馬の旗』第1巻~第2巻/1,100円
川原泉『コメットさんにも華がある』650円
河原和音『高校デビュー』第14巻/420円
河原和音『青空エール』第7巻~第8巻/840円
草凪みずほ『暁のヨナ』第4巻~第7巻/1,680円
久米田康治『さよなら絶望先生』第24集~第27集/1,760円
黒丸・夏原武『新クロサギ』第9巻~第12巻/2,200円
さいとう・たかを『大和小伝』/1,575円
さいとう・たかを『風よ剣よ雲よ』第1巻~第3巻/1,890円
さいとう・たかを『サバイバル』(文庫)第8巻~第10巻(完結)/1,800円
さいとう・たかを『ゴルゴ13』第160巻~第163巻/2,200円
冴凪亮『ロックウェル+ギャングスター』第1巻/590円
佐藤秀峰『特攻の島』第2巻~第3巻/1,240円
咲坂伊緒『アオハライド』第1巻~第3巻/1,260円
椎名軽穂『CRAZY FOR YOU』全6巻(古本)/970円
椎名軽穂『君に届け』第13巻~第14巻/840円
末次由紀『ちはやふる』第12巻~第15巻/1,760円
すえのぶけいこ『リミット』第4巻~第6巻(完結)/1,320円
鈴木ジュリエッタ『神様はじめました』第9巻~第10巻/840円
助野嘉昭『貧乏神が!』第9巻~第11巻/1,380円
タアモ『たいようのいえ』第3巻~第4巻/880円
高尾滋『いっしょにねようよ』第4巻~第5巻/840円
高野苺『Shooting Star』/410円
高野苺『夢みる太陽』第8巻~第10巻(完結)/1,280円
高橋留美子『境界のRINNE』第7巻~第10巻/1,760円
高屋奈月『星は歌う』第10巻~第11巻(完結)/840円
谷川史子『くらしのいずみ』/570円
谷川史子『P.S.アイラブユー』/440円
谷川史子『吐息と稲妻』/420円
谷川史子『おひとり様物語』第1巻/700円
椿いづみ『俺様ティーチャー』第10巻~第12巻/1,260円
弐瓶勉『シドニアの騎士』第5巻~第6巻/1,180円
八田鮎子『オオカミ少女と黒王子』第1巻/420円
聖悠紀『超人ロック 嗤う男』第2巻~第3巻/1,240円
聖悠紀『超人ロック 風の抱擁』第1巻/580円
福山リョウコ『モノクロ少年少女』第6巻~第8巻/1,260円
ふじつか雪『悪魔とデュエット』/420円
ふじつか雪『桃山キョーダイ』第2巻/420円
藤村真理『学級×ヒエラルキー』/410円
藤村真理『少女少年学級団』第1巻~第7巻/2,090円
藤原規代『ナナナン』/420円
星野之宣・J.P.ホーガン『星を継ぐもの』第1巻~第2巻/2,600円
水上悟志『惑星のさみだれ』全10巻/5,960円
緑川ゆき『夏目友人帳』第11巻~第12巻/840円
緑川ゆき『愛蔵版 蛍火の杜へ』/580円
南塔子『さがしもの』/420円
南塔子『360°マテリアル』第3巻~第5巻/1,260円
美森青『なにしてあそぶ?』/420円
都戸利津『燈港メリーローズ』第1巻~第2巻/1,100円
最富キョウスケ『電撃デイジー』第9巻~第10巻/840円
森生まさみ『もちもちの神様』第2巻/420円
森薫『乙嫁語り』第3巻/651円
安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第22巻~第23巻(完結)/1,176円
山内直実・氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク 人妻編』第11巻(完結)/420円
山川あいじ『やじろべえ』第1巻/420円
ヤマザキ・マリ『テルマエ・ロマエ』第3巻/714円
山田南平『オレンジ チョコレート』第6巻~第7巻/840円
山本英夫『ホムンクルス』第14集~第15集(完結)/1,220円
ろびこ『となりの怪物くん』第7巻~第8巻/880円
渡辺カナ『マシカク・ロック』/420円


181冊:89,936円

 買うつもりの本があと5冊ほどあるけれど、それは来年に持ち越し。
 今年は、「漫画を本屋で買う頻度」が、前年より高まりました。クリックするだけで欲しい本が届く通販も良いけれど、書店の中を巡りながら本を探すのも楽しいです。


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2011年、下半期

2011-12-29 | 読書
 
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 2011年7月から12月の間に、私が読んで面白かった漫画を10作挙げます。「面白い」だと意味が狭まってしまう場合があるけれど、「買って(あるいは借りて)良かった」という、満足度の高さという意味です。この期間に新刊が出た作品から選びました。
上半期は(→こちら)


1位 『星を継ぐもの』/星野之宣・J.P.ホーガン (第2巻、2011年11月発売。小学館)

なんて面白いんだ!と興奮して、原作も読んでしまった。そして漫画を読み返すと、改めて星野之宣の偉大さがわかる。この漫画は、「小説の漫画化」を超越した名著だ。
(→第1巻記事)


2位 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』/安彦良和 (第23巻、2011年11月発売。角川書店)

遂に完結。感慨無量だ。この作品は2002年から、(我々「ファーストガンダム世代」が)十年読ませてもらってきた、唯一無二の、「正統なガンダムの漫画」だ。
読者側の、ある場面や人物に関する解釈が作者と自分とでは違うという異論にあまり意味はなく、「この世で最も、ファーストガンダムを漫画化することを求められている漫画家」が、それを描いてくれたことに大きな意味がある。


3位 『超人ロック 嗤う男』/聖悠紀 (第3巻、2011年7月発売。メディアファクトリー)

国家が崩壊する危機や過渡期に、権力者でも大衆でもない、「嗤(わら)って」いる第三者がいる。
(→第3巻記事)


4位 『境界のRINNE』/高橋留美子 (第10巻、2011年11月発売。小学館)

「漫画のキャラクター」に本気で恋ができるか? 高橋留美子の漫画のキャラになら可能だ!
思うに、「おたく」と「ファン」を隔てる物があるとすれば、少年(少女)時代に「漫画のキャラを好きになる」という過程を経たかどうかの違いかもしれない。


5位 『シドニアの騎士』/弐瓶勉 (第6巻、2011年10月発売。講談社)

私はこの作品を「萌え漫画」だと思っている。この漫画に描かれている物は、「正統な萌え」だ。
(→第6巻記事)


6位 『いっしょにねようよ』/高尾滋 (第5巻、2011年8月発売。白泉社)

連載は23号で完結。トムくんが古白の一子への思いを形容する、「花を植えている」という言葉に、身悶えするほどときめいた。
(→第5巻記事)


7位 『君に届け』/椎名軽穂 (第14巻、2011年9月発売。集英社)

(→第14巻記事)
『CRAZY FOR YOU』も(古本で)買った。(→記事)


8位 『暁のヨナ』/草凪みずほ (第7巻、2011年11月発売。白泉社)

今、私の中で最も熱いファンタジー。
(→第6巻記事)


9位 『路地恋花』/麻生みこと (第3巻、2011年9月発売。講談社)

もう泣けて泣けてたまらない。作者はきっと、夢敗れた者の、心の痛みを知っている。
(→第2巻記事)


10位 『オレンジ チョコレート』/山田南平 (第7巻、2011年10月発売。白泉社)

この漫画は、とことん「美」を追求している。そして私は、「美しいものには、美しいだけで価値がある」という思想の持ち主だ。
(→第7巻記事)


次点 『シトラス』/香魚子 (第2巻、2011年9月発売。集英社)

この漫画は、「面白い」という意味より「美しい」という意味で2011年の上位10作に入る。
前述の、「美しいものには、美しいだけで価値がある」という持論を私は曲げない。
(→第1巻記事)


番外-過去に出版された作品、復刻版や新装版の類い-

『くらしのいずみ』/谷川史子 (2008年3月発売。少年画報社)

今年、私は谷川史子先生のファンになりました。
(→記事)


『いとしのニーナ』/いくえみ綾 (最終巻、2010年11月発売。幻冬舎)

いくえみ綾作品にもはまってます。来年は『バラ色の明日』を揃えようと思っています。
(→第4巻記事)


『Star man』/片山あやか (第1巻、2009年6月発売。集英社)

増刊号で新作を読んではまった。早く次の単行本を出してほしい。
(→第1巻記事)


『風よ雲よ剣よ』/さいとう・たかを (2011年11月から刊行開始。リイド社)

さいとう・たかをは、ロマンチストだ。『ゴルゴ13』だけでは飽き足らず、いずれ『鬼平犯科帳』にも手を出してしまうかもしれない…。
(→記事)



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『P.S.アイラブユー』/谷川史子

2011-12-28 | 少女漫画
 
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神様
私は自分の仕事が大好きです
私のする仕事が
ひとりでもいい 誰かのさいわいになるのなら
がんばりますので どうか一生続けさせてください

(伊勢一三子)


 今年、谷川史子先生のファンになって、店頭で見かけた作品を買うようになった。今持っているのは8冊だけど、これまでに読んだ作品はどれも好きだ。この本は、表題作の前後編にぐっと来た。
 独身のまま翻訳家の仕事を続けている一三子(いさこ)が、ある日、9歳の少年・草市(そういち)とその母と出会うお話。自分にはできないことを成し遂げている「おかあさん」にほめられて戸惑い、草市に「すごい」と言われて、一三子が泣き出してしまう所は胸が熱くなる。花のお礼に一三子が手に入れたレアアイテムに対して、草市が笑顔で「ありがとう」と答えるシーンや、草市が一三子に宛てた手紙の文面にも感動させられる。仕事に生きる人の視線と、子を持つ親の視線との絡め合わせ方も絶妙で、幸せを感じられる秀作だと思う。

 『Room201』は、様々な家の201号室に住む恋人同士や夫婦を描いた読み切り3編。仕事も恋人もどちらも大切なのに、仕事が好きだからつい自己本位になってしまう。そんなジレンマを描きながらも、とても暖かい。


お薦め度:★★★★☆


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【検索用】P.S.アイラブユー 谷川史子 1
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「地図の切手」という自己主張

2011-12-26 | コレクション
 
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 先日、一週間前に見た『海外ネットワーク』という番組が面白かったと書いたけれど、24日に放映された続きも面白かった。前の週にエストニアにいた二村伸キャスターは、次の週ロシアに移動して現地からの生中継を交えていた。ソビエト崩壊から20年の特集の続きで、内容は、プーチン氏に対するロシア国民の不満が高まっているという物。
 20年前、まだ高校生だった私は、ソ連崩壊後の報道を、あまり内容が理解できずに眺めながら、「なんか急に国が増えちゃったなあ」などと戸惑った。それから十数年経ってから購入してきた、ソ連崩壊後に独立した国々の切手コレクションがある。
 主権が回復したり新たに独立した国というのは、「とりあえず自国の地図が描かれた切手を出すんだな!」という印象があるので、そういう感じの物を中心にスキャンしてみた。

 切手の#番号は、『ミッヘルカタログ』の物。

 これは旧ソ連の中で最初に独立を宣言したリトアニアが1990年に発行した切手(#457)。背景に地図が描かれている。(画像はクリックで拡大)


同じ図案を印面に使用した切手付き封筒も多く発行されている。上の封筒(リトアニア共和国の再設立)に添えられた「1990年3月11日」は、独立回復を宣言した日。


 以下は主に、オークションで落札した、ドイツ製のアルバムに整理されたコレクションをスキャン。
 アゼルバイジャン。最上段の切手(#77)に、国旗と同じ図案で塗りつぶされた地図が描かれている。額面は「マナト」(100ケピック=1マナト)。西南にある飛び地は、「ナヒチェヴァン自治共和国」。


これはアリエフ大統領と、前述のナヒチェヴァン自治共和国を描いた小型シート。一見して同じだが、"Naxcivan"が、上のシートでは"Haxcivan"と誤って綴られている。ラテン文字のNとキリル文字のНを混同したのかもしれない。綴りが誤っているほうが1993年9月12日発行で、正しい綴りの物が1994年6月3日発行。



 グルジア。国連加盟一周年を記念する小型シートと単片3種のセット。切手に描かれた地図内で、首都「トビリシ」の位置を示している。国名その他の表記は、英語とグルジア語の二か国語併記。



 アルメニア。地図の切手ではないけれど、一番下の衛星電話を描く切手(#186)はアルメニアの位置を示している。最上段の3枚ストリップに描かれているのはアララト山。#183は国旗。切手上の、ラテン文字でもキリル文字でもない、判読不能なほうの文字はアルメニア語。



 カザフスタン。下から二段目の、#18と#19切手は地図とナザルバエフ大統領を描く。



 ベラルーシ。上段左の切手に、地図と国旗が描かれ首都ミンスクの位置が示されている。



 モルドバ。シール式の航空切手(カード型)に、地図と国旗が描かれている。額面は「レウ」。(#139-144, #145-150)



 ウクライナ。上段の独立記念日の切手(#119)に、地図と国旗が描かれ、首都キエフの位置が示されている。この時点での通貨はカルボーヴァネツィだけれど、インフレが進んで額面は5000kb。



 キルギスタン。#12の独立および国連加盟2周年を記念する切手に地図が描かれ、首都「ビシュケク」の位置が示されている。#13切手には国旗と政府宮殿が描かれている。小型シートも額面が違うだけで同図案。額面は「ソム」(100トゥイン=1ソム)。



 ウズベキスタン。下段の小型シートに描かれた地図が、この国がシルクロードを結ぶ地に位置していることを表している。この小型シートは、中段のモスクを描く4枚とセットになっている。額面は「スム」(100ティイン=1スム)。



 タジキスタン。左下と右下の、#20の20ルーブルと#23の160ルーブル切手に地図と国旗が描かれている。



 トルクメニスタン。上段の10ルーブルの無目打小型シートに地図が描かれ、首都「アシガバート」の位置も示されている。



 これらは脇道。「沿ドニエストル共和国」と、


「アブハジア共和国」の地図を描いた切手。



 ところでこういう、「自国の領土や勢力圏」を描く地図の切手は、戦時中の日本でも発行されたことがある。第二次昭和切手の、「大東亜共栄圏」を描いた10銭切手は、そういう代物に近い。


フィリピンが描かれていたためにマッカーサーが激怒したという逸話がある。


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モルドバ共和国の切手

2011-12-24 | コレクション
 
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 先週、NHKの『海外ネットワーク』という番組で、ソ連崩壊20年の特集をやっていて、「モルドヴァ共和国」がちらりと映ったので、思わず身を乗り出してしまった。特集のメインは、経済発展を遂げたエストニアの現状で、モルドヴァは「最も貧しい国」という対比でわずかに取り上げられただけだったけれど、興味を持っている国の最新の映像が見られて私は嬉しかった。
 私はモルドヴァ共和国の切手コレクションを持っている。ソ連崩壊後の一時期に発行された切手を集める過程で、特にモルドヴァ共和国に関心を持つようになって、同国が独立を宣言してからの、最初の十年分の切手を揃えた。

 スコット社の図入りアルバムでは、1992年の「自然保護区」の切手で始まるこのページが「第1ページ」となる。(画像はクリックで拡大)


 UPU加盟以前の「一番切手」は、スコットカタログには採録されていない。(これは別々の出品作品をスキャンした物)
 

 青色の加刷の3.00、25.00、50.00は、1994年に発行された物で、額面は現行通貨「レウ」(ルーマニアの通貨と同じ名前)。下段の1993年発行の普通切手(額面はルーブル)は用紙が二種類存在する。

かなりごちゃごちゃしているけれど、これは1992年と1994年発行の加刷切手のバラエティを整理したリーフ。
  

 下段の4枚の蝶の切手は、「レウ」(100バーニ=1レウ)額面で発行された最初の切手。1993年12月時点での交換レートは1US$=4レイ。


 下段の6枚は、14世紀のモルダヴィア公国建国からの、歴代の公(ボグダン)を描くシリーズの第一次。


 レウ額面で発行された、最初の普通切手。一次と二次。


 0.20レウに描かれているTighina(ベンデル)は、現在「沿ドニエストル共和国」の支配下にある。


こちらは、沿ドニエトスル共和国側が発行した、「ベンデルの悲劇5周年」と題された切手。


 特産のワインとぶどうを描いた上段の4枚は、「モルドヴァらしさ」が感じられて好きだ。


 中段の4枚は、モルダヴィア最初の切手が発行されて140年を記念する。ただし、この切手に描かれている牛の切手は、ルーマニア領モルダヴィアで使用されていたので、厳密には「モルドヴァ最初の切手」ではない。

何年か前に、この19世紀の切手の現物を切手展で見たことがあり、感激したのを覚えている。

 これは欧州諸国が共同の図案で発行する「ヨーロッパ切手」の2000年の物。

左から、モルドヴァ、スロヴェニア、ドイツ。こうして並べると3枚とも「同じ地域の切手」に見えるけれど、モルドヴァはEUに加盟していない。


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来年の話

2011-12-17 | daily

をする前に、2011年度の『花とゆめ』と『別冊マーガレット』を自分のサイトに並べておきました。

花とゆめ

別冊マーガレット (sisterは、1号だけ買っていない号がある)

1/4
緑川ゆき『夏目友人帳』第13巻/420円
森生まさみ『もちもちの神様』第3巻/420円

1/13
池野恋『ときめきトゥナイト 新装版』第5巻/500円
池野恋『ときめきトゥナイト 新装版』第6巻/500円

1/20
音久無『女王様の白兎』第1巻/420円
音久無『さよならチョコレート』/550円
鈴木ジュリエッタ『神様はじめました』第11巻/420円
鈴木ジュリエッタ『星になる日』/420円
『花とゆめプラチナ』(雑誌)/600円

1/23
聖悠紀『超人ロック 嗤う男』第4巻(完結)/620円

1/24
さいとう・たかを『風よ雲よ剣よ』第4巻/630円

1/25
椎名軽穂『君に届け』第15巻/420円
八田鮎子『オオカミ少女と黒王子』第2巻/420円

1/30
冬目景『マホロミ』第1巻/620円



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「知れる」

2011-12-16 | daily

 「知る」の可能表現は何と云うのだろうかと、ふと気になった。私は「知れる」だと思っているが、それはいわゆる「ら抜き言葉」だと指摘する人もいる。その指摘に対して、私は「登る」や「取る」ことが可能である様は、「登れる」「取れる」であり、「登られる」「取られる」では意味が異なってしまうと反論した。どちらが正しいのかはさておき、日本語を母国語とする者どうしでも、自分たちが使っている言語の「正しい使い方」で意見が分かれることがあるのは面白いと思う。

 逆に、「英語」は私にとって、母国語ではなく「外国語」だ。当然、母国語として英語を習得した英米人と、外国語として学んだ日本人とでは、英語を身に付ける過程が違う。従って、どのように「文法上の間違い」を犯すのかも違ってくる。
 例えば、英語では、「動詞の過去形」を作る際に、語尾を"ed"とすることが圧倒的に多い。"play"の過去形は"played"であり、"walk"の過去形は"walked"だと、英語を母国語としない我々は授業などで習う。ところが、それは「全ての動詞に当てはまる絶対の法則」ではない。中学生時代を海外で過ごした私は、英語を覚えたばかりの頃、動詞の語尾を"ed"とすれば必ず過去形になるものだと信じて疑わず、英語を母国語とするクラスメイトに爆笑されたことがある。
 その会話の細部は忘れてしまったが、ある時、「お前は何かをちゃんと"put"したよな?」とクラスメイトから尋ねられ、「もちろん忘れずに"put"したとも!」という自信を込めて、
"Yes, I putted(プッテッド)!"
と、高らかに答えた。こう答えた時、私は、「今オレは"put"の過去形を使ったが、頭の中では"puted"ではなく、きちんとTを2つ重ねた"putted"と綴られている。オレの英語も徐々に上達してきたな」と、得意満面だった。

 クラスの連中は私が発した"putted"がよほど可笑しかったらしく、一週間くらいそれをネタにからかわれた楽しい思い出がある。私が「今日や明日に"put"する物を、昨日"put"した場合、例えば小さな子供などは"putted"と言い間違えたりしないのか?」と尋ねても、「そんな間違いは絶対にしない」と断言された。
 どうやらこういう語尾変化の類いは、英語を母国語とする人たちは、「理屈」ではなく経験あるいは「本能的」に知っており、そもそも「語尾変化」という物すら意識せずに使い分けが可能なようだ。その言語の文法や成り立ちを意識することなく、父母や周りの大人が話すのを聞きながら自然に英語を身に付けると、過去にputしたと意味する表現は、"put"以外にあり得ず、"putted"は夢にも思わない「奇妙な表現」に聞こえるようだ。
 立場を逆転させてみれば、日本語を「外国語」として学んだ、外国人が話す日本語を聞いて、「日本人なら絶対に犯さない間違い」を耳にすることもある。

 一方、英語を母国語としない人々が使う英語の一つに、パプア・ニューギニアの辺りで使われる「ピジン語」というのがある。ピジン語では、文末に"finish"(pinis)を付ければ、全ての文章が過去形になる。英語の"go"は過去形が"went"だが、ピジン語では"go finish"とすれば、それは過去形となる。これは習得や活用が簡単で、意味も明確に伝わる、とても便利な言語だ。「意思を伝える」ことを優先している、言語の一つの形態だと考えることもできる。

 「知る」の可能表現に話を戻すと、それが「知れる」で正しいか否か、私は自信を持って断定はできない。しかし、語尾を「~ことができる」にしてしまえば、どんな動詞も可能表現にできる。「見る」や「食べる」は、「見られる」「食べられる」では、可能を意味しているのか受身なのか曖昧な部分が生じるが、「見ることができる」「食べることができる」とすれば確実に可能を意味する。同様に、「知ることができる」としてしまえば、「知る」の可能表現は簡単に作れてしまう。
 例えば、「この本を読めば、漫画について多くを知れます」が文法上正しいのかどうか私には自信がないが、「この本を読めば、漫画について多くを知ることができます」と言えば、日本語として間違っていないとほぼ確信できる。

 簡単に過去形が作れるピジン語の"finish"(pinis)と、簡単に可能表現が作れる日本語の「ことができる」は、少し似ているかもしれない。


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『別冊 マーガレット』2012年1月号

2011-12-14 | 少女漫画
 
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 まずは、中原アヤ先生が帰ってきたことを慶びたい。「中原アヤの漫画」が載っていないと、私は別マに心から満足することができない。食卓に於ける米と同じくらい、重要で不可欠な存在だ。大阪産の、日本一のお米だ。

『純情ドロップ』第1話/中原アヤ
桃田さんの下の名前は、早希(さき)。女の子の名前で、音にした時に「二文字」の名前はいいなあ。好きだ。リサ、ナコ(菜子)、マイ(麻衣)、ミホ(美穂)…と来て、今度のヒロインの名はサキ(早希)。その早希ちゃんは、「元ヤン」とのウワサも「なんかかっこいい」と喜んでしまう、ちょっとアホな子だ。「わたしの眼力が効いた…!」と勘違いしてしまうマヌケな所もある。赤居くんは、「人に迷惑をかけるな」が家訓だとかで、早希を遠ざけようとしてしまう。しかし早希はしぶとくて、めげずに赤居を追いかける。ようやく口をきいてもらえたのがクリスマス当日。女子が3人いるのに、ピンポイントで蘭ちゃんだけがナンパに絡まれる。その時、早希の決め台詞が響き渡る。
「わたし 元ヤンですよ」
アホだ! この子はアホだ!
そして蘭ちゃんとふーさんの二人が、ようやく赤居の良さを認めてくれて、得意げに言い放つ。
「ほら!! ほらごらんなさい!!」
嬉しさのあまり人格が変わってしまうバカだ!(笑)
早希と赤居の物語が、これから毎月楽しみでたまらない。


『360°マテリアル』#23-翌日のこと-/南塔子
由仁は何に腹を立てているのか、気になる。井上がしーちゃんに馴れ馴れしくしているのが面白くないらしい。
丸井と茜より、丸井にはしーちゃんだと思う。美桜が滝くんと別れる展開を私は望んでいないので、丸井に美桜以外の誰かが現れてほしい。


『color』#2/美森青
菫が、杏と天の二人を見て、彼氏彼女の姿を知る様が微笑ましい。一方の橙太も、友達から説教されてしまう。
一度は「リセット」を選んでしまう二人。「正しいキョリ」に悩む所がまた初々しい。


『青空エール』34TH YELL/河原和音
野球部のマネージャーの多能さんに怒鳴られて、一度は気持ちが萎えてしまうつばさ。実は大介を良く見ている水島の、「音楽なめんなよ」という、怒りのこもった一声が心強い。


『俺物語!!』/アルコ・河原和音
砂川のお姉さん登場。全てをそのまま受け入れて、謝る大和に逆に「ありがとう」と言ってくれる猛男がかっこいい。


『君に届け』episode 63/椎名軽穂
ぐっときた。ちづは愛情深い。これはもう、龍は絶対ちづを好きになってしまう。龍の「千鶴ひとすじ」というのは、本当に文字どおりの、ちづ以外の女の子を好きになったことなどないという意味なのだろう。


『オオカミ少女と黒王』第7話/八田鮎子
佐田っちは恥ずかしがり屋さんだ(笑) こっちの「首輪」のほうが恥ずかしい!


『アオハライド』PAGE.12/咲坂伊緒
食い下がって、洸の過去を聞き出してしまう双葉。悠里も同じことを知ってあの態度だったのだと、安心よりも痛みと悲しみが勝ってしまう。
田中先生の、泣きそうな声で言う「あいつ いい子なんだ… ……ありがとう」が印象深い。
何気なく皆の輪に入ろうとしている村尾修子に、ついつい注目してしまう。


『虎と狼』#23/神尾葉子
最終回。こんな離島で再会なんてドラマチックすぎる。
これまでの出来事が、溢れるように蘇るラストが眩しい。


別冊ふろく「BETSUMA JAPAN!」
なかなかの読みごたえ。佐藤楓先生が京都の方だと知って、やわらかで上品な作風は土地柄なのかもしれないと、少し思った。





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『シドニアの騎士』第6巻/弐瓶勉

2011-12-12 | 青年漫画
 
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サマリよう
お前 谷風を光合成に誘ってやれよ
そうやって士気を上げることも大事だと思うんだよ 俺は


 この漫画は、「種の存続」を軸に展開する、萌え漫画だ。萌え漫画だという私見は、既に何度か書いてしまったので、今回は視点を変えてみる。
 何を以て「萌え」と呼ぶかは意見が分かれる所だが、私はこの作品を、シドニアが「人類存続」を目的としている点からも、萌え漫画だと思う。勝手な解釈をすれば、おそらく弐瓶勉は本作に於いて、「萌え」から「エロス」を排除することを試みている。この「萌え」は、ある種の性倒錯でもある。

 播種船(はしゅせん)と呼ばれるシドニアは、人類存続をかけて宇宙を駆ける。種の存続には、性欲と食欲との二つが不可欠だ。ところが、外敵に脅かされるシドニアに暮らす、谷風長道以外の現役世代は、食糧を必要とせず、光合成によって個体を維持し、おそらく欲望も満たしている。イザナも纈(ゆはた)も谷風の裸体を見て恥じらうし、第6巻ではサマリまで光合成をしたいと谷風に言い寄るが、シドニアの現役世代が「狭義のセックス」をするのかどうかは不明だ。仮にシドニアの住人に性行為の欲求や概念がなければ、作中の「光合成」は、快楽の抽象化であると同時に、種の存続に必要な二つの本能を統合している。不死の船員会=「不死者」の存在は、受胎を人類にとって不要にする。
 では食物摂取から解放され、「セックス」ではなく「複製」によって誕生した個体は、どのように「快楽」を得て、何に「欲情」するのだろうか。既に作中には多くのヒントがちりばめられているが、「複製」された個体と「性行為→妊娠」を経て出産された個体との違いが鍵となるのかもしれない。例えば岐神(くなと)は、「人間は生物としての在り方を変えなければいけない」と語って、「種族」という概念を罵倒した。

 メカがかっこいい、登場人物に惹かれる、迫力のある戦闘シーン、壮大な物語、息を呑まされる展開など、この漫画の魅力を挙げればきりがない。ところがこの漫画からは、「エロス」が意図的に排除されている。人が排尿するシーンは描かれても、引かれ合う者どうしが一緒に光合成をする場面は直接描かれない。単性生殖が可能で、「性別」の意味が薄れ始めた人類の針路には奇居子(ガウナ)が立ちはだかる。感情や人格を持つのか疑われる奇居子の存在から、私はふと、フィリップ・K・ディックの短篇『まだ人間じゃない』を連想した。
 『まだ人間じゃない』では、高等数学(代数)をこなせる能力の有無により、人間が定義されている。魂が肉体に宿る年齢に異議を唱えた「<物見の人>派」さながら、シドニアからは「非武装主義者」という異端が降船する。
 谷風は人間を象(かたど)ったエナに星白閑を感じるが、外生研も岐神開発もあれは人間ではないと、谷風の思い入れを否定する。奇居子は「魂」を持つのかという謎は、「第四戦争の後に増やされた船員に魂は宿っているのか」と形を変え、「光合成をする船員はそもそも人間なのか」とか、「有性生殖によらずに産まれた者が太陽系を再建する資格の有無」を問うことになるかもしれない。

 そういう先の展開の予想はともかく、テクノロジーが(人口の九十九%を失う戦禍が起因で)向上して人口の維持にセックスが不要になった時、光合成によって個体を維持する人類は何に「欲情」し、性欲というヒトの本能はどう変化するのかという疑問。その点からも、私は本作を萌え漫画だと考えている。融合個体が「御父様(おとうさま)」と呼ばれるこの巻のラストには、性的倒錯に近い危うい魅力も感じる。言うなれば、「萌え」は「性倒錯」の同義語なのだ。


お薦め度:★★★★★


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『風よ雲よ剣よ』第1巻~第2巻/さいとう・たかを

2011-12-11 | 青年漫画
 
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……よしっ、きっとなるぞ!!
島田虎之助先生の恩義に報いるためにも、
おれはきっとりっぱな剣士になってみせるぞ!!
……鳴神鬼神や狐塚頼母(こづかたのも)にも負けない………
心身ともに天下に通じる一流の剣士になってみせる!!

(風吹波之進)



 『大和小伝』の復刻版を購入したことで、さいとう・たかをが創る「時代劇画」に魅せられて、新たな装丁で再版された本作を購入。なんと素晴らしく、迫力のある、読みごたえのある作品なのだろうと、感激している。B6よりやや大きめの四六判で刊行されており、絵の隅々まで凝視するように味わえる点も嬉しい。

 時は天保、剣術だけが再び際立った隆盛を見せはじめた、徳川封建社会の過渡期。飛騨の末裔(まつえい)によって残されている尾根(おね)剣法の遣い手である風吹波之進(かざぶきなみのしん)は、鳴神鬼心(なるがみきしん)に敗れたことで、剣の道に生きる決意を新たにする。
 波之進は旅を続け、その道中、様々な者と出会い、別れ、時には再会し、背徳や陰謀に巻き込まれる。一見して単純な物語の根底に、私はさいとう・たかをのロマンティシズムを強く感じる。波之進はその出生の事情から尾根の姓を名乗れず、師と仰ぐ存在や固い友情を得る一方で、欺きや裏切りにも傷つけられる。土地土地の慣習には反動的な物もあれば、大胆な風習もある。



 1978年から1979年にかけての作品で、さいとう・プロのサイトで確認したら、1巻に5章ずつ採録して全9巻で完結している。この再版もおそらく、同じ形態でこれから月に一冊のペースで刊行される。発表当時、まだ本が読めない幼子であった私にとって、今この作品を買い揃えることが可能になった巡り合わせは大きな悦びだ。

 さいとう・たかをという漫画家については、主に卓越した画の巧さや、分業により厖大な作品を産み出し続けている力量が注目され評価されているが、「ロマンチストである」という評判はあまり耳にすることがない。しかし作品から私が受ける印象は、「さいとう・たかをはロマンチストだ」という物だ。人の生き様と死に様を描く作品は、必然的に読者に興奮と感動を与えてくれるが、物語に満ちている叙情(ロマン)もまた、作者の持ち味であると私は思う。


お薦め度:★★★★☆


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『花とゆめ』2012年1号

2011-12-10 | 少女漫画
 
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 花とゆめも既に、来年2012年の1号。

『神様はじめました』第73話/鈴木ジュリエッタ
巴衛は頑に、人と妖はどうにもならないと言い張る。片や、皇女と小太郎との仲を応援している奈々生は、何者かにさらわれてしまう。そして本物の奈々生が不在のまま、沼皇女と錦との、初顔合わせの席が設けられてしまう。錦が初めて「恋」を知るくだりが、眩しい。


『月刊なかとば』/山口舞子
賀じゃなくて賀! そんな春が好きだ。


『ドレッドノート』/幸村アルト
集中連載の第1回。優秀な兄を目標にし、良き友達にも恵まれているセシルが魅力的だし、これはこれで面白いけれど、作品の世界が壮大で少し戸惑う。幸村アルトさんの、日常を舞台にした緩いお話のほうが好きだ。


『女王様の白兎』/episode.8音久無
自分の無力さに一度は落ち込むレイシー。梨愛の「本当の願い」を理解できたことで、復活。雪兎に対する気持ちにも気付き始めたようで、楽しみだ。
第1巻、もちろん買う。同時発売の短編集『さよならチョコレート』は更に楽しみだ。


『リーゼロッテと魔女の森』第9話/高屋奈月
ヒルデより更に格上(?)の魔女が登場。どんなに罵られても笑顔を絶やさないリーゼの眩しさを、あのケーキが台無しにしてしまう(笑)
リーゼロッテのキャラは大好きだけれど、現時点ではまだ彼女の生い立ちや背景が明かされていないので、物語に関しては何とも言えない。


『モノクロ少年少女』#53/福山リョウコ
茅が、自分の気持ちを押し殺そうと、蝶々への想いを「一番の友達だから」と言い聞かせようと揺れている様が切なくて愛らしい。不器用で、情熱的で、あたたかで、皆かわいい。そして蝶々はジャージ姿でも麗しい。


『暁のヨナ』第47話「甘雨(かんう)」/草凪みずほ
剣術を教えてほしいと言い出すヨナ。ハクもシンアもその姫の願いを退け、ジェハは核心をついた指摘をする。ヨナに対する、ジェハの思いとハクの思いの決定的な違いにはどきっとさせられる。ヨナを他の男に「見せたくない」という、ハクの思いも代弁しているようなジェハの言葉が、ハクの本心と最もかけ離れている部分だ。
"見ろ" "これがヨナ姫だ" この一行の中で、ヨナが先王イルの娘であることを誰よりも痛感しているハクの言葉には重みがある。
その、ヨナが初めて聞くハクの本心に、かつての皇女は涙が止まらない。


『ろっぱん!!』Trick 7/トビナトウヤ・ハラダカケル
文化祭! 5年2組の出し物は「ロミオとジュリエット」。2班と6班との確執を、先生は「生徒の自主性を尊重してですね…」とフォローするが、その声は徐々に弱々しく…。
そして、最強の「蹴り」を繰り出す六本木さんが、土壇場で主役の座をかっさらってしまう!


神様、白兎、ヨナ。



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『別冊マーガレット sister』2012年1月増刊号

2011-12-09 | 少女漫画
 
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 『やじろべえ』を目当てに買った増刊号だけど、予想以上に読みごたえがあった。新人さんの作品もどれも面白くて、粒揃いの号だ。


『春色アストロノート』/高野苺
本誌6月号に掲載されたよみきりの続編。キャラの魅力と作者のセンスの良さを、とことん堪能できる。このまま本誌連載に移行しても良いくらいの作品だ。
高野苺さんの、際立った感性の豊かさは本当に凄いと思う。


『やじろべえ』/山川あいじ
この漫画には「良い」「悪い」を超越した、抗えない魅力がある。物語がどこかへ辿り着いて「完結」というのではなく、十年後も二十年後も、作者が思い出したように続きを描いてくれるような、いつまでも終わらない作品になってくれたら嬉しい。この先ずうっと、この人々の日常を読み続けていきたい気持ちにさせられる。


『ベイビィショートの恋』/北アコ
自分の恋を応援してくれた男の子の魅力に気付くという、ありがちなお話だけど、見せ方がとても上手い。


『天使が知らないバイオリズム』/中村有希生
前回の『カオルさんのトップシークレット』も面白かった作家さん。このよみきりは、願いを叶えに現れた「天使」と、その天使を「変質者」呼ばわりし罵ってしまう女の子のコメディ。この作者のセンスが、とても好きだ。単なる「いい話」で終わらせない、ひねった展開が上手くて楽しい。


『きらきら降るあめ』/いがりペコ
図書館での、荷物をぶちまけた時の出会いや、季節が変わってからの再会に、なんだかとても引き付けられた。


『亘理くんとふれたなら』/香魚子
「天才少年」のどこか抜けている、可笑しい所のあるキャラが好きだ。香魚子先生の描くよみきりは、どれも光っている。登場人物の孤独さや不器用さが、残酷に心をえぐるようでいて、読み終えるとじんわりと暖かに染みてくる。最後の「またね」というセリフに救いがあるので、読後感もとても良い。


『君の笑う声』/片山あやか
このよみきりは、とても面白い。悲しいことを描いているのに面白い。「笑っても良いこと」と「笑ってはいけないこと」との危うい境目を、強引に飛び越えてしまう作者の力量に魅せられて、何度も読み返している。この一作が載っていることで、この号の価値はぐんと高まっていると思う。
「俺は最後まで つまらない奴だった」と言う神代(こうじろ)を、つまらなくなんかないと笑わせる真歩(まほ)の言動は、とても印象深い。こういうテーマは、「哲学」のように描かれてしまうと鼻持ちならないけれど、「漫画を楽しんでほしい」という作者の姿勢に全く嫌みがなくて、秀逸だと思う。


『メランコリック ドロップス』/佐藤楓
この作者の「ふわっ」とした作風を、最近好きになってきた。ものすごく読みごたえがあったり驚くような展開を見せてくれるわけではないけれど、もやもやした気持ちをほどいていく様には独特の良さがある。





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『CRAZY FOR YOU』全6巻/椎名軽穂

2011-12-01 | 少女漫画
 
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ライブで泣いた高村が オレを断る高村が
一番正直だった
……いつだって
ユキを想う高村が一番正直だった
ユキを すきな高村を……
………
……オレはすきになったんだ……

(赤星栄治から高村幸へ)



 古本屋で購入して、全6巻読了。
 良かった。ぐいぐいと引き付けられて何度も読み返し、作者のファンになった。お金に余裕があれば迷わず新刊で購入したほど好きな漫画だ。
 椎名軽穂先生の作品には『君に届け』から入ったので、本作を読むまで、私は「自分は『君に届け』という特定の作品のファン」でしかなく、「椎名軽穂という漫画家のファン」にはならない気がしていたが、それは勘違いだったようだ。

 ただ、私は自分がこの漫画に抱いた感想に対して、少し戸惑いがある。だから、「この漫画が大好きだ」という単純な事実を、だらだらと長ったらしくブログに書いてしまおう。
 作者は『君に届け』第1巻のおまけページで、『CRAZY FOR YOU』を「暗くてどろっどろ」と振り返り、『君に届け』を「すごいさやわか」な作品にすると書いている。あたかも、『CRAZY FOR YOU』と『君に届け』は百八十度異なる漫画であるかのような言葉だが、私には両方の作品が、「同じ作者による、形は違えど美しく、胸がいっぱいになる感動を与えてくれる漫画」に感じられる。作者が自身の作品を形容する、「暗くてどろっどろ」という否定的な表現が、私にはしっくりこない。

 二作品しか読んでいない私がこう書くのはとても僭越だが、椎名軽穂は、美しく見事な物語を綴る能力があり、絵も上手く、読者を引き付ける魅力に溢れたキャラクターや世界を産み出す才能がある漫画家だ。片方の作品は「暗くて」、片方の漫画は「さわやか」というのは、二つの作品を形容するには大雑把だ。
 おそらく「暗くて」というのは、痛みや苦しみや狂おしい激情が克明である様を指す。「さわやか」というのは、「読んで楽しく、幸せであたたかな気持ちになれる描写の比重」が大きいことを意味するのかもしれない。そのように捉えれば、確かに『CRAZY FOR YOU』と『君に届け』は対照的な作品だ。
 しかしそもそも、同じ作者の作品といえども、読者が、異なる二作の漫画を「比較」することにあまり意味はない。それでも、『君に届け』がなければ私は椎名軽穂を知る機会を長いこと逸していただろうから、私はどうしても本作を『君に届け』と比べてしまう。もとより私のブログはレビューの体をあまり成していないので、「もしも自分が、『君に届け』が描かれる前に、『CRAZY FOR YOU』をリアルタイムで読んでいたら」という仮定で、本作の感想を書くことは更に困難だ。

 同じ感情を扱っていながら、『CRAZY FOR YOU』が『君に届け』に勝る点(というか、私が大好きな箇所)を挙げるとすれば、幸が朱美に対して、逡巡と葛藤の過程を「遠まわり」ではなく「ちゃんとした道」だったと言い、それが「さっちゃんしかかわいいと思えない」という結末へ繋がる構成かもしれない。第2巻の、「あの合コンにユキちゃんがいたのも あたしがユキちゃんすきになったのも 朱美とケンカしたのも 必要だったんだよ全部」というやりとりから、5人が自身の本心に向き合う道筋を経て、第6巻の結末を迎えるまでの流れだ。それは「人生に無駄なことなど存在せず、人のあらゆる行いと感情には意味がある」という、二作に共通する価値観で、私はそういう考え方がとても好きだ。

 つまるところ、私は『CRAZY FOR YOU』を、程度の差はあっても、『君に届け』とほとんど同じ理由で好きなのだ。登場人物の情け深さ(例えば赤星がユキに、ちづが龍に言った「愛情深いとこ」というセリフは、相手だけでなくそれを発した本人のことも表している)や、ドラマチックに織り成される恋愛(赤星の幸に対する接し方は、多くの点でKENTの爽子への接し方と重なる)は、椎名軽穂が描く漫画の大きな魅力だと思う。『CRAZY FOR YOU』で発揮された作者の持ち味、作品の魅力は、次の作品である『君に届け』に、密度と美しさを増して受け継がれている。
 『CRAZY FOR YOU』と『君に届け』を隔てる物が仮にあるとすれば、前者は「身を焦がすような恋」の物語で、後者は「穏やかにあたたかに育まれる恋」を前面に押し出しているという違いかもしれない。それはそれとして、私はこの漫画を買って本当に良かったと思う。自分が特定の作品のファンではなく、「椎名軽穂」という漫画家のファンに近付けた(ような気がする)ことが嬉しい。


お薦め度:★★★★☆


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【検索用】CRAZYFORYOU 椎名軽穂 6
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