アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

眼科

2011-06-29 | daily
 
ものもらいができて、眼科へ行った。かなり腫れていたので、目の中に軟膏(なんこう)を入れ温め、目薬と飲み薬を処方してもらって、2000円かかった。
こういう時、「社会保障と税の一体改革」という物にオレはもっと関心を持たなくてはいけない!と思う。

でも、そもそも「社会保障と税の一体改革」が何なのかよく分からない。
税金ならオレのような小物だって一応、納めている。年収が何億というような人と比べたらすごく少ないのだろうけど、自動的に引かれてしまうので「脱税」はしていない筈だ。それでも保険料だけじゃ足りなくて、増税しないと我が国の医療は崩壊してしまうのだろうか。

脱税した奴は医療費を全額自己負担、脱税していない人は無料、とかじゃダメなんだろうな。「医療費無料」というのはなんだか社会主義国みたいだし。

・疲れをためない
・甘い物を控える
・野菜をたくさん食べる
という3点を医者に言われたので、鍋一杯のダイコンを煮て、ゴロゴロと怠惰に過ごすのが良さそうだ。ホウレンソウも炒めれば理想的な夕飯だ。野菜から検出される放射性ナントカの何ベクレルとか、今はどうでもいい。前からあまり気にしていなかったけど。

医療財政が苦しくて増税するのなら、代わりに「全国の八百屋で使える野菜割引券」を配って穴埋めするという奇策もあるような気がする。

現在、目の不快感が原因で思考能力が低下しております。


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『別冊 花とゆめ』2011年8月号

2011-06-28 | 少女漫画
 
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表紙からふろくから巻末まで全てに大満足。というか表紙とオレチョコの巻頭カラーの美しさがたまりません。


『オレンジ チョコレート』第29回/山田南平
りっちゃんが梨絵に「彼女さん」を説明する所の甘ったるさがたまらなく良い。(前)生徒会長の再登場で、ちろはまたややこしい役を押し付けられる。この漫画に関しては、「美しい」と「面白い」が私の中で同義語なので、物語がどんな展開になろうと掲載作の中で一番好きな作品だし、単行本も最後まで買い続けます。


『執事様のお気に入り』第45話/伊沢玲・津山冬
新年。神澤家に仕える四家の前で、改めて後継者として紹介される伯王。そうそうたるメンバーが勢揃い。この春から高校生になる、高島家の紗英はこの後、物語に絡んできそうだ。

今回もさりげなく気を利かせてくれる碧織衣さんが好き。家族の中では、この奔放な姉さんが伯王の一番の理解者だと思う。


『ボクを包む月の光』カチコの事情#17/日渡早紀
パメラとカチコの、親子の愛が大好物です。もっと見たい。でも次回から多分EPIAの話。


『ゆかりズム』第7回/潮見知佳
真秀と里見さん、二人とも何かに取り憑かれたような状態から我に返る。江戸時代の遊郭で骸(むくろ)を見あきてきたのだと思い出し、紫は母が死んだ時になぜ泣かなかったのか、その理由に気付く。そして真秀がくれた言葉に嬉しくなって、紫は彼女を送ってあげ、「真秀のことが知りたいから」と、彼女のことにきちんと興味を持ち、色々と質問してくれる。


『Gの肖像』/山本修世
すごく良かったよみきり。武術を叩きこまれた道場の娘、薫(かおる)の家に、ある晩突然、先祖だと名乗る若い男が「帰って」くる。怪しさ全開の謎の男は、結核の薬を研究していて不老長寿になったと説明し、子孫である薫の好きな男に「惰弱(だじゃく)だ」とケチを付ける。
宮野を好きな薫も、「爺さん」を名乗る銀さんに言い返す宮野も、猛烈にかわいい。


『お嫁にいけない!』Step23/藤原規代
告白を受け入れることで悠貴の人生を変えてしまうと逃げ廻っていたマドカは、ついに退路を断たれて、既に答えは出ていたのだと彼の手を取る。高橋さんも、ようやく悠貴に見切りを付けられ、マドカのことを認められる。
この漫画はすごく素敵な完結の仕方をする思う。


『燈港メリーローズ』第9話/都戸利津
オーガストが身を隠すと言い出し、突然の別れが訪れる。それでもアゼリアは、船のチケットを受け取って笑顔で礼を言う。
亡きエドガーに思いを馳せ、燈港に夢中になっていた自分に気付き、最後までオーガストのことは知らないままだったと眠れずにアゼリアが外を眺めていると、金糸雀堂の辺りから煙が立ち上るのが見える。人混みの中には黄瑞利らしき者の姿もあったが、ウォルターとアゼリアは気付いていない。


『オトメン(乙男)』第56話/菅野文
多武峰が大活躍してくれて嬉しい。虚無僧はあんまりだ。さすが多武峰。
飛鳥より多武峰のほうが漢だしカッコイイじゃないか。私は飛鳥より多武峰のほうが今は好きです。


『御霊うつし』/奥山えり
前回の犬の話が最高だったよみきりが再登場。今回も良かったけど、死んだ飼い犬が一日だけ帰ってきてくれる前回のお話が良すぎたので今回のはちょっと霞む。それでも常子が何者なのか知りたいので、三度目の登場があるなら大歓迎。


『パタリロ!』黒いブッカ/魔夜峰央
殿下、素晴らしい危機管理能力でございます。為政者の鑑です。


オレチョコ、執事様、お嫁にいけない!


来月、サカモトミクさんの新連載が楽しみです。


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『悪魔とデュエット』/ふじつか雪

2011-06-27 | 少女漫画
  
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オレの婚約者はもうメル1人と決めている
今度 こいつを侮辱することがあれば
その首が飛ぶと思え!


上に引用した、第3話でのクラウドの言葉がすごくいい。
舞台は「悪魔」のはびこる世の中。世間で「魔女」と呼ばれる、悪魔を手なずけられるミック族の少女メルが、国の第1王子クラウドに突然の求婚をされる。断固として断ると監禁されていた部屋を抜け出すが、メルは王家のとんでもない秘密を知ってしまう。
ずっと眠れない夜をすごしてきた王子の素顔を知り、メルは自分が彼を支えると約束して城には留まるようになるが、王子が必要としているのは「ミック族」としての自分だけのような気がして、何度も平手を喰らわせ婚約を拒んでしまう。紙の上にサインする悪魔との契約よりたしかなものを、メルはまだ確信できない。
悪魔界の支配を目論む連中に攫(さら)われる事件、そして隣国の王女相手にひるまず言い返したことで、メルは自分の思いに気付き始める。メルの声が通用しない高等悪魔がもたらす災厄の中、王家の人間ではなく一人の人間としてクラウドから求愛され、メルもまた、彼のそばにいたい理由が一つしかないと、悪魔との契約よりも確かな返答をする。


お薦め度:★★★☆☆

やすらぎと癒し、楽しさと愛に溢れていて、とても好きだ。というか、作者の「持ち味」が根本的に好きで、この本はその持ち味が今までで最も豊かに盛り込まれている一冊だと思う。
ものすごく上手かったり完成度が高いわけではないけど、読んで素敵な気持ちになれて、あたたかな感動が得られるのだから、この漫画には大きな価値がある。


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『ビッグコミック』2011年13号

2011-06-26 | 青年漫画
  
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昨日はこんなに漫画を購入。三日はひきこもれる自信がある。



『ゴルゴ13』第513話「Gファイル」中編/さいとう・たかを
このエピソードはシリーズの中で群を抜いた傑作になるかもしれない。
ジョルダンの恋人でもある弁護人は、容疑者に「筆記用具」を秘かに届ける。ロンドン郊外では四か国の諜報部員が極秘の会議を開き、そのさなか、あの男がエジンバラに現れたと報告が入る。ジョルダンに、ネットによってお前の存在意義が否定されると告げられても、彼はそれに最大の侮蔑の言葉を浴びせて一蹴してしまう。

カッコイイ! かっこよすぎる! 相手に一方的に喋らせて、「恐れる価値もない」と無言の軽蔑を以て無視してしまう。
タラップを降りるジョルダンは狙撃されず、彼には「死」よりも惨めな破滅が待っているような気がする。


『憂国のラスプーチン』第20話/佐藤優・伊藤潤二・長崎尚志
検事が、特捜は「一般国民」の目線で動いたと言えば、憂木は、国策捜査は冤罪事件の同義語だと切り返す。それでも検事は、チームのメンバーに飛び火すると憂木に脅しをかける。
この漫画にはしり続けている緊張感って、ほとんどが佐藤優の被害妄想なんだろうけど、最高に面白い。「実は皆さんは騙されているのです」と逆に騙す、新興宗教の「洗脳」みたいだ。

巻頭の佐藤優とホリエモンの対談には大笑いした。これは読み方によっては「ムラの掟」を破ったお前たちの自業自得じゃないか、とも取れる。例えば「新しい宗教を作ってはいけない」という法律はないけど、突然できた宗教は世間から「カルト」扱いされる。そういうのと同じじゃないかとオレは思う。


『総務部総務課山口六平太』第602話/林律雄・高井研一郎
節電のためにクールビズを行うと、何を着れば良いのか分からなくなってしまう「ファッション音痴」が出てくる。
どうしてみんな制服がないとこんな残念な格好しかできないんだ(笑)


『星を継ぐもの』第9話/星野之宣・J.P.ホーガン
ガニメデまで3か月かかるジュピター5の船内、時間があるので別の問題を話し合う席が設けられる。その議論は文字どおり「驚天動地」。原作は英語だから何と形容しているのか分からないけど、「天が驚いて地が動く」という訳がぴったりだ。
ハントの仮説は、月は地球の衛星ではなかったという物。生物学者のダンチェッカーは、チャーリーは地球人であるという説を曲げない。
そして、第1話冒頭の「ネアンデルタール人」がここに繋がる。


『ゲゲゲの家計簿』第4回/水木しげる
昭和二十七年、それは講和条約が発効した年。「戦犯家族」という新聞の見出しに愕然とさせられる。
しかし人々に世相を恨む余裕はなく、主人公は画料をもらうたに必死に紙芝居を描く。


『江戸の検屍官』毒婦 第3話/高瀬理恵・川田弥一郎
お月に口付けられて狼狽してしまう北沢。かっこいいのに格好悪い。平八に紹介された目撃者から聞き出して描いてもらった人相描を見せても、寝ずの番をしていた者たちは知らないと答え、長兵衛に目をかけてもらっていた自分たちは次郎吉に口止めされてもききはしないと言う。


『兵馬の旗』第十陣/かわぐちかいじ
記録上の遣露留学生は6名で、実は兵馬は「おまけ」だった。船で半年かけて到着したサンクト・ペテルブルグ。しかし斡旋役のロシア人が支度金を懐に入れ、留学生たちは学校にも入れてもらえない。仏語が話されていた宴での、アンナとの出会いがきっかけで、兵馬は「デカブリストの妻」のことを知る。


『華中華(ハナ・チャイナ)』第117話/西ゆうじ・ひきの真二
島野を偵察に行く幽霊たち。ハナちゃんは全てを良いほうに考えるが、状況からは島野が無理難題をふっかけているようにしか見えない。
ハナちゃんは並んでいるお客様を放っておくことはできない。新入りの貴志の出番がようやく来るのかもしれない。


『S-最後の警官-』episode.046/小森陽一・藤堂裕
香椎には「ミクラス一號」が、パンチを当てる直前に軌道を変えたように見えた。横川の話を聞いて、「突1」が見つかりそうだと礼を言う。
「憎むな 殺すな 赦(ゆる)しましょう」という月光仮面の信念を引用した香椎。笑うところなのに、「本気だよ。」と答えた隊長に何故か泣ける。「子供(ガキ)みたいな理想」にじーんと来る。


『そばもん』第65話/山本おさむ
痴呆が進んでしまった親父さんが痛々しい。挨拶に来た稜は、先代の息子から、かけそばに海苔をかけただけの「花巻」のように、人間にも役割を終える時が来るのだと弱音を聞かされる。
確かにオレも「花巻」を知らない。食べたことないし見たこともない。


『赤兵衛』/黒鉄ヒロシ
「一定のメド」はその内、「間違った日本語」として抹殺されそうだ。
今回、最後のオチが理解できなくて悔しい。もう少し早く生まれていないと理解できないオチなのだと思う。


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世界遺産

2011-06-25 | Weblog
 
私は自然保護にはほとんど関心がないが、小笠原諸島の世界自然遺産への登録が決定したというニュースには大喜びしている。そして観光で生計を立てている人々を顧みない暴言であると自覚しているけど、幼稚でセンチメンタルな感情を持っている。
ああいう美しい場所をやたらと観光して荒らすべきではなく、美しい場所は未来永劫、美しいまま残すべきだ。私はこの世には、「外部の人間が立ち入って汚(けが)してはいけない場所」というのがあっても良いと思う。

もちろん「観光」それ自体を否定しているわけではなく、むしろ旅行は心を豊かにしてくれて経済効果もある、とても良い道楽だ。子供の頃は箱根や長瀞に連れて行ってもらったし、おっさんになってからも金沢や京都を旅行して、「なんて美しい場所だろう」と私は感激した。しかしその「美しさ」がある一線を超越している場所に対しては、土足で踏み込むような軽々しい観光は慎んで、畏敬や畏怖を抱くほうが正しいような気がする。
私にとっては富士山がそういう、「やたらと観光すべきではない場所」と感じる崇敬の存在の一つだ。小学6年生の時に海外へ引っ越すことになり、両親が「日本を離れる前に富士山を見せてあげたい」と富士山が美しく見えると云われるロープウェイに乗せてくれた。そのことで逆に、私は富士山に登りたいとは思わなくなった。あの霊峰(れいほう)は目で拝んでその美しさを味わい、その存在に神聖な物を感じて畏れ敬うべき物だと、登山者で渋滞するようになった今でも思っている。

私は小笠原諸島を自分の目で見たことはないし、見に行こうとは思わない。写真やテレビで見るだけで息を呑むほどに美しいのだから、実際に訪れたらその何百倍も美しいはずだが、それでも足を踏み入れようとは思わない。その一方、病院もなく、週に一度しか生活物資を届ける船が来ない島に住む人々の生活は、想像を絶するほど不便だと思う。よって、こういう考えは観光業に携わっていない人間の身勝手な物に過ぎないが、観光が「汚しに行く」と同義であるのなら、世界遺産に登録されたことで観光客が減ってくれたほうが望ましい。

「日本にこれほど美しい場所があるのだ」と、写真や映像で見るだけで満足し、自分は他所者だと分際をわきまえて足を踏み入れず、この島々のことは愛するように誇れば良いように思う。全人類がこんなことを考えたら観光業が壊滅してしまうけど、「見物しに行かない」というのも保護の方法の一つだ。


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小笠原諸島のコウモリ

2011-06-24 | コレクション
 
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小笠原諸島が世界遺産に登録されるかもしれないというニュースを見て、自分の「コウモリ図案の切手」のコレクションを思い出した。ユネスコの審査は日本時間の24日夕方に再開されるようだ。

自然や絶滅危惧種の保護に特段の関心があるわけではないけど、「蝙蝠」がなんとなく好きで作ってきたコレクションは、バインダー2冊くらいになっている。高価な切手は含まれていない、単に図案が気に入って集めた物だけど、そもそもコレクションというのは「自己満足」なんだと私は思う。

これが1974年に発行された、オガサワラオオコウモリの切手。20円は当時の封書(第1種定形25gまで)の料金。はがき(第2種)は10円だった。画像はクリックすると別ウィンドウで拡大。


セイシェルの1957年から1970年代。


セイシェル1981年。


ニューカレドニアの不足料切手、1983年。


フィジー1997年。


このソ連切手へのПМР加刷がきっかけで、東欧の切手に興味を持つようになって、


スコットの図入りアルバムを取り寄せてモルドヴァ共和国も集めてみた。


インターネットを始めてから「人からもらう」ことも増える。1999年のドイツ発行のキクガシラコウモリ。


オーストリア、WIPA2000。


南アフリカ、2001年。


オーストリア、2007年。


この辺りは未整理。


単なる趣味なので、「集めてどーすんの?」と訊かれても、「オレが面白がるだけ」としか答えようがないけど。小笠原諸島が世界遺産に登録されて、記念切手が出ることになったらコウモリも描いてくれないかなと、ちょっとだけ思っている。


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『別冊 マーガレット』2011年7月号

2011-06-23 | 少女漫画
 
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昨日も今日も真夏日。全力でひきこもっています。

『360°マテリアル』#17-Conflict!!-/南塔子
実は初恋だったと気付く丸井。もちろん「貴重だな」という言葉だけでは美桜はきょとんとするだけで、その真意には気付かない。
そして美桜は、波多野さんのことで、ガマンしてたけどもう嫌だと滝くんにぶちまけてしまう。
ぼーっとしているようで、滝くんが熱烈に美桜を好きなのが良いです。毎回とても癒される。


『君に届け』episode 59/椎名軽穂
自分からすきになったこともなく、すきだからつきあったのでもないと弱々しく語り、KENTの前で涙を見せてしまうやのちん。
龍の告白が、穏やかな口調で逆に息を呑まされる。ちづがどう答えるのかも分かっているほど彼女を知っているのに、それでも告白する龍の愛が深い。


『好きって言わせる方法』scene#17/永田正実
菜乃花を見てると退屈しない。言動が面白いから何をやっても言っても許せてしまう。最近はストーリーよりも、菜乃花のキャラが楽しい。


『オオカミ少女と黒王子』第1話/八田鮎子
新連載。彼氏がいると嘘を吐き通して2か月のエリカ、この人ならピンチを救ってくれると信じた男がとんでもない鬼畜だった。
どんどん面白くなりそうなので、打ち切られないことを願っています。
「犬が大好きなんだよね」のくだりがすごくいい。


『青空エール』28TH YELL/河原和音
全道で見事な演奏をするも、白翔は全国大会出場は叶わなくなってしまう。校長の言葉に言い返せない杉村先生。悔しさが蘇り、泣き出してしまうつばさ。先生は、一年生に向かって厳しく力強く温かい激励の言葉をかけてくれる。
「一心不乱に やりなさい!!」
つばさにつられて思わずもらい泣き。


『アオハライド』PAGE.6/咲坂伊緒
双葉の「足掻(あが)く」姿が好きだ。格好悪くて思い通りにならないと落ち込むから、「現状を打破しよう」と頑張るエネルギーになる。


『夢みる太陽』45Th DOOR/高野苺
大家さんがいなくなり、1か月が経過してしまい、毎日何か大きな物が欠けている。大家さんに言われてショックだったのと同じことをしま奈は善に言ってしまう。全てがうまくいかないと悩む日々、無理矢理あの家に住み始めた三浦さんは徐々に住人から信頼され、ついに大家さんからの手紙を内緒で渡してくれる。
第9巻に、次が最終巻とあったから、あと2回で完結だろうか。第9巻に非売品のクリアファイルが付いていて、大切にとってある。(ツタヤで買ったら付いてきた)



『少女少年学級団』episode #33/藤村真理
一度だけモデルをやったことで、やはり自分が一生懸命やりたいのは野球だと再認識する遥。そのために受験をしたいと、どこまでも真っ直ぐ。確率は低くてもゼロじゃないと言ってくれる勇馬の存在が心強い。
そしてこの作品の原点と云われている『学級×ヒエラルキー』を買ったら、もう最高に面白かった!



『シトラス』#9/香魚子
古場奈七美の前編。鬱屈した思いの中で、彼女の中でも何かがゆっくりと変わっていく。こういう窒息しそうなほどの窮屈さは、今になって振り返るとたまらなく懐かしい。何もできずどこにも行けないと押しつぶされそうな苦しみを抱く時期を、綺麗に切り抜いていて、魅せられる。


『虎と狼』#17/神尾葉子
紅子のことが、ついにオオカミに知られる。
「生徒だなんて思ったことは一度もない」とミーに対して怒ったオオカミの次の言葉が気になる。甘いセリフということはあり得ないので、すごい毒舌で、この場の形勢を一気に逆転させてしまうような破壊的な一言かもしれない。


『やじろべえ』第7話/山川あいじ
学生時代の誠司と、葉瑠の母である翠(みどり)との出会い。そして今になって誠司が祖母から渡された、妻のほうの署名がされている離婚届。
人生を変える出会いという物の、大きさや重さや深さに、言葉を失う。




土曜日は新刊買いに本屋へ行くぞ…と、暑いので前々日から決心を固めておく。


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【検索用】別冊マーガレット 集英社 201107
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エアコンと人類

2011-06-22 | daily
 
あまりの暑さにへばっていたら、6月22日が今年の夏至だとテレビの天気予報が教えてくれた。扇風機だけでは暑さを凌げず、私はエアコンを使用した。私は「暑ければエアコンを利用するのは人として当然だ」という思想の持ち主だ。

全国の原子力発電所が次々と定期検査の時期を迎え、その後の運転再開が危ぶまれている現状に於いて、「節電をするべきである」という世論に私は異論はない。一般家庭が夏場に最も多く使用する電力が空調のための物であるので、エアコンの過度な使用が槍玉に挙がるのもやむを得ないと思う。
しかし、「昔はエアコンなどなかったのだから、現代の人間もエアコンの使用を完全に放棄するべきだ」という行き過ぎた論調には、違和感を通り越して強い反発を私は抱く。
そもそも、「過去の人間はこのような不自由に耐えていたのだから、現代の人間も同様に忍耐すべきである」という論理に正当性があるとは、私には到底思えない。人類が培ってきた知識や技術は、戦時にはおぞましいことに兵器の開発に供されるが、平時には「生活環境の改善」や「医療の質の向上」などを目的に磨かれてきた物であり、常に「以前よりも快適な生活」を求め続けることで文明社会は発展してきたはずだ。

その技術が電力を使用するのか否かという問題は別にして、百年前と現代とを比較すれば、現代の私たちは、主に物質的に、百年前とは比べ物にならないほど快適で豊かな生活をしている。例えば結核は、過去には「感染したら死ぬ病気」とされ死亡率が極めて高かったが、今では適切な治療を受ければ高い確率で死を回避でき、治療に時間がかかってもある程度の健康は維持できる。にもかかわらず、「昔の人間は結核にかかったら衰弱して死んでいったので、自分も現代の医学を拒否して昔の人間のように死ぬ」という選択をする患者は、今の日本ではほとんどいないはずだ。
結核が不治の病であった過去には、現代とは違う死生観や、自他の死と向き合う独特の美学や哲学のような物があったとも伝えられているので、総てに於いて「現代の生活は過去のそれより優れている」とは決して断言できないが、「以前は治らなかった病気の治療法がいくつか開発された」という事実は紛れもない「進歩」である。
「結核の治療法がある」という話と「猛暑でもエアコンがあれば涼しい」という話を併記すると、後者がひどく次元の低い物に感じられてしまうが、「便利な物があるのにそれを使わない」という行為には、やはり違和感を覚える。

私は「暑ければエアコンを利用するのは人として当然だ」という思想の持ち主だ。同時にそれは、「熱中症で体調を崩したくない」という個体としての防御本能に近い物で、「脱原発」か「原発推進」かという、人類の存続に関わる地球規模の選択とは区別して考えるべき物だと思う。

その場しのぎの屁理屈だと思われようと、私は自分という個体を守ることを最優先し、人類全体のことを考えるのは後回しにしている。


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『花とゆめ』2011年14号

2011-06-21 | 少女漫画
 
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節電のために電力使用のピーク時を避けて、「夜間電力」を使うように心がけています。(現在深夜1時過ぎ…)
その代わりこの夏、私は昼間はエアコンを程々に使わせてもらいます。


『スキップ・ビート!』ACT.176/仲村佳樹
セツカ・ヒールとカイン・ヒールの「兄妹」としての絡みが見られて大満足(笑)
「そのクソ丁寧な英語をどこで習ったんだ」
兄さんこわい!


『リーゼロッテと魔女の森』第3話/高屋奈月
ここに住むと言う淵月、逆上して大反対するアルト。ところがリーゼは、彼はいい人間(ひと)で、自分だって住所不定の無職のようなモノだと取りなす。調理場の上の物置き部屋から聞こえてきた、この世のものとは思えない声。
現れたのは魔女の使い魔の嘉(よみ)、その嘉に逆恨みされてしまうリーゼ、危害を加えるのは許さないと立ちふさがる淵月。現時点ではまだ謎だらけだけど、物語は確実に動き出していて、毎回しっかり楽しませてくれる面白さは流石だ。


『天使1/2方程式』8時間目/日高万里
第1話を読んだ時に抱いた否定的な印象が完全に覆りました。今、オレは、この漫画が最高に面白い!
「オレ我が儘なんです」と言うマナ君が最高にいい。


『モノクロ少年少女』#45/福山リョウコ
呉羽を助けるために、黄苑の命令通り、国に戻る右京。全てを捨てろという、黄苑の出した交換条件を、右京は「その程度のことでいいのか?」と丸呑みする。
呉羽のぜんぶを見て、ぜんぶを忘れると決意する右京だが、好きになってしまった人間の女が彼を送り出す時にくれた言葉は、「ここに帰ってこい」という意味だった。


『月刊なかとば』/山口舞子
父さんにも折られた事ないのに!


『LOVE SO LIFE』第46話/こうち楓
やはり松永さんは詩春なしでは子育てはできない。
(世の中の「お母さん」って… こんな大変な事してるのか…?)と、改めて中村さんの存在の大きさを痛感する松永さん。


『暁のヨナ』第37話「宴の夜に」/草凪みずほ
海賊としての最後の夜が明ける。皆から愛されているジェハ、そのジェハは、ギガン船長を「理想の女性」と言う。

そしてやっぱりギガン船長大好きだ! ジェハがギガン船長に拾われた頃のエピソード(番外編?)も読みたい!
ヨナは、亡き父に、自分は少しは強くなれたかと問うた夜明けの港町で、出会うはずのない人と出会ってしまう。


『神様はじめました』第64話/鈴木ジュリエッタ
いよいよ、悪羅王と巴衛との、仲違いの経緯が明らかになるのかもしれない。雪路と巴衛はなぜ結ばれなかったのかという辺りも絶対知りたい。
夜鳥も、悪羅王が健在だった頃、一途にお仕えしていた部下だったようだ。
悪羅王と巴衛との因縁に、おそらく奈々生は巻き込まれざるを得ない予感がする。壮大な物語になってきて、ますます楽しみだ!


『オズのかかし使い』Episode0/壱春コマ
単行本出たはず。これから買います。
このEpisode0、単行本には採録されていないのだろうか。だとしたらとても勿体ない。


『俺様ティーチャー』第68回/椿いづみ
アッキーの「飼い主」にさせられてしまうまふまふ! 寒川の警告の留守電が再生された時は全てが手遅れで、まふまふはこのしつこい男に気に入られ、アッキーは風紀部に入部してしまう!


『声優かっ!』voice.42/南マキ
シロが準レギュラーの話を山田Pから聞かされて原作を読んでいた頃、自分のやるキャラそのままの久遠千里から着信が。
泣きながら「不味いけど美味しいオムライス」を食べるシロがたまらなくかわいい。
互いに「はじめての気持ち」を知る、そんなシロと久遠千里を見るとすごく嬉しくなる。


『今日も明日も。』Step.57/絵夢羅
ちかの脱稿から5日遡って、3月10日。もう、はるかさんの幸せを心から願うよ!
みちるお母さんの意外な強さにもぐっと来た。


ヨナ、神様、今日あす。



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菅さんが辞めない理由

2011-06-15 | Weblog
 
私はこういう事ではないかと邪推しています。

まず、3月11日に起きた「東日本大震災」は、間違いなく将来の日本史の教科書に載ります。しばらく経つと教科書に加筆され、日本史の授業では「645年、大化の改新」「1945年、終戦」などと同じ重みの、「2011年、東日本大震災」と暗記しなくてはならない重要な項目になり、学生は将来何千年にも渡り、これを覚えることになり、現在も収束していないこの出来事は日本人が必ず知っている「常識」になります。
すると必然的に、「この時の首相は誰だったのか」ということに後世の人間は興味を持ちます。
しかし、このまま辞めてしまうと、菅さんは後世の人間に「この時の首相は菅直人で、この男は何もできない無能な総理大臣だった」という印象を抱かれてしまいます。

例えば、終戦時の首相は鈴木貫太郎でしたが、彼から見て「後世の人間」である私には、「鈴木首相は国家の最大の危機に於いて何もできなかった男」という印象しかありません。実際には鈴木貫太郎は和平のために尽力し、真に日本を思い、多くの功績のある立派な軍人であり政治家でしたが、一言で言い表せるような分かりやすい実績がないので、後世の評価はせいぜい「本土決戦派と和平派との板挟みで何も決められなかった首相」という程度の物です。

戦後になってから数十人の総理大臣が選ばれていますが、「歴史上の人物」として私の印象に残っているのは、吉田茂と岸信介と佐藤栄作くらいです。(1974年生まれの私にとっては田中角栄以前が「歴史上の人物」です)
吉田茂のおかげで日本は立ち直った、岸信介は(新)安保条約を締結してくれた、佐藤栄作は沖縄を取り戻してくれた。その他の首相も皆、様々に功績はあるのでしょうが、私はその人たちの名前すらきちんと暗記できていません。「後世の評価」というのはこの程度の物なのです。菅さんも彼なりに一所懸命で、立派な所も沢山あるのでしょうが、私にはそれが伝わってきません。リアルタイムで菅さんに関する報道に触れている私が何の感動も覚えないのだから、後世の人々の評価はもっと冷めた物になるでしょう。下手すると名前すら残らないかもしれません。

私が思うに、菅さんは何が何でも、未来の教科書に「千年に一度の大震災に襲われた日本を復興させた総理大臣」と書いてもらいたいのでしょう。そして未来の中学校の日本史のテストで、学生たちにこの問題に正解してほしいのかもしれません。

問3 A~Dの空欄を埋めよ。(5点)
( A )年に東日本大震災が起こり、首相であった( B )は( C )を行い、日本は( D )した。


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2011-06-14 | daily
 
僕は小心者なので、病院送りになる前に、自主的に病院に行きます。区がやってくれるこれは無料なのです。
そもそも毎日机に向かっているだけで、これまでの人生で運動部に所属した経験もなく、趣味は漫画を読むことや切手コレクションの整理で、インドアと言えば聞こえは良いけど、僕は明らかに運動不足です。このままでは数十年後に成人病になってしまうのではないかという恐怖は常に付きまとっています。35歳を過ぎたら、どんなに健康な人間も自分は生活習慣病の予備軍だと、身の程をわきまえるべきかもしれません。
そして僕は昨年からささやかな抵抗を試みています。ツタヤのTカードを作ったので、ポイント目当てに月に2回は、往復4000歩の距離にある隣町の店まで漫画を買いに歩いています。俗に言う「ウォーキング」です。通販で本を買う回数を月あたり2回減らしました。そして腹筋してから寝てます。健康に気を遣っている僕は偉いなあ。

昨年の健康診査から約一年経過したので、その成果が現れたのかどうか、病院に行ってきました。僕なんかでも一応「目標」を立てて運動をしたんですよ。
一年かけて、体重を1kg減らすこと。(昨年の56.0kgが今回54.2kgだったので達成)
一年かけて、腹囲を1cm減らすこと。(昨年の78.0cmが今回78.1cmだったので達成できてない)
一年かけて、血糖値を1mg下げること。(80mg/dlなので別に下げる必要はない)

などという、小さな小さな目標です。達成できないような大きな目標は、僕にはとても立てられません。血液と尿検査の結果は来月聞きにいきます。

その一方で、僕が「WHOが定義する高齢者」になる30年後には医学が飛躍的に発達していて、どんな大病も錠剤一錠で治る世の中になっているような予感もします。
虫歯なども、削ったり詰めたりせずに、一粒の飲み薬で完治するような発明がされると素晴らしいと思います。
針を刺さずに済む、痛くない採血の方法なども開発してほしいものです。


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『ナナナン』/藤原規代

2011-06-13 | 少女漫画
 
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別花で連載を読んでいる『お嫁にいけない!』を気に入っているので、読んだことのないこちらを購入。
賑やかで楽しくて、突っ込みどころは色々あるけど、気に入りました。男ばかりの6人兄弟の大家族の末っ子(=七男=ナナナン)になってしまう雅紀(マサキ)の、騒がしくも幸せな奮闘の日々のお話。

5歳の時に父を亡くしたマサキは、病床のパパに「ママを守る」と約束し、今では倹約の達人で完璧に家事をこなす、とっても良い子の中学2年生。今日も仕事で忙しいママのために掃除も洗濯も料理も済ませて家を守っていると、ママは山本大和(ヤマト)さんというやたら声の大きい男性と一緒に帰ってきて、再婚したいと言う。
反対する理由もなく、子供が6人いるというヤマトさんの家で明日から試しに暮らしてみることになると、翌日学校で「野球部の暴れん坊」こと山本さんちのナツルくんの襲来を受け(本当は迎えにきてくれた)、今日から兄弟だと家に連行される。
連れていかれた場所は、男ばかりの兄弟6人が暮らす、掃除も洗濯もされていない、運動部の部室のような異臭が漂う汚い2DK。食卓はおかずの奪い合い、テレビのチャンネル争いに風呂にもゆっくり入れない動物園のような生活で、一番年下の六男ハルカより誕生日がわずかに遅く、パシリと同義の七男(ナナナン)に決定してしまう。

安月給の新しいお父さんの給料日まで3145円で9人が暮らさなくてはならないという無計画ぶりに仰天して、ナオキは下っ端のナナナンの分際でありながら、節水・節電・賢い買い物の改革を実行し、安い食材で五男のナツルが執着する「肉」を味わえる料理を作る。しかしいくら倹約しても「米」だけは量をごまかすことが出来ず、優勝者には「米10Kg」(さらに交渉して一俵=60Kgに)が与えられる商店街のリレーに出場することになり、共に走り絆が生まれ、ようやく彼らと本当の「兄弟」になれる。

ナオキが「山本家の一員」になれたので、ママはヤマトさんと入籍するが、学校では「山本の弟だな」と、どの兄の仕業なのかも分からない悪行への報復をされる新たな受難が始まる。大家の佐藤さんの家の三姉妹は、お金のない山本家から容赦なく家賃を強奪する。それでも山本家に染まってきたと言われると、ナオキは悪い気がしない。

その次の第3話で完結。
長男で、兄弟の中で唯一の社会人であるアキラは、職場で「異動」か「見合い」かの選択を迫られる。
ずっと弟たちを守ってきたアキラは、彼らももう子供ではなく「兄離れ」してもらおうと、次男を新しい隊長に任命して異動を選ぶ。しかし部屋が広くなると笑って自分を追い出した弟たちが泣きながら電話してきて、兄弟離れできていなかったのは自分の方だとアキラは気付く。春には8人目の兄弟が生まれるとわかり、ある者は男の子が生まれればパシリから脱却できると思い、ある者は女の子が生まれることを願う。


お薦め度:★★★☆☆

ママである蘭さんはただ守られているだけなのかとか、元の6人兄弟の中でナツルとアキラ以外は誰が誰なのか判別しづらいとか色々突っ込みどころはあるけど、楽しく読めてかなり満足。
同居開始直後の、「9人でも川の字ですか!? むしろがんばれば「河の字」ができる人数…っ」というナオキの叫びが傑作。


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『ビッグコミック』2011年12号

2011-06-12 | 青年漫画
  
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かもめ~るを購入したものの、何を描けば良いのかまるっきり浮かびません。
おそらく僕がどんな暑中見舞いハガキを作っても、不謹慎になってしまうのだと思います。



『ゴルゴ13』第513話「Gファイル」前編/さいとう・たかを
次回予告を見て楽しみにしていた、告発サイトが題材の前編。オレとしては、アサンジのような危険人物はぶっ殺してしまえと思うんだけど、どうなるかな。

ロンドン、イギリス。世界一有名な告発サイト「リアルリークス」の創設者、ジョルダン容疑者が、完璧な身柄の保証を求めて出頭する。あの男と因縁浅からぬMI6は、ジョルダンが「爆弾」を抱えているのを知っており、イギリスが当事者になるのを恐れる。CIAのレクスターも、あの男のファイルを作成してきた責任者として、容疑者の組織が拡大する前に潰しておかなかった事を激しく悔やみ、中国とロシアが緊急要請して来た極秘会議に出席するため、イギリスへ飛ぶ。


『憂国のラスプーチン』はお休み。以下、面白かった作品だけ羅列します。

『兵馬の旗』第九陣/かわぐちかいじ
慶応4年1月15日、富士山丸が大坂から帰還し、兵馬も3日間の休暇を与えられ、江戸は神田の実家に束の間の帰省をする。恭順(きょうじゅん)か抗戦か、いずれにせよ宇津木家としては慶喜公のお考えに従い、徳川家をお守りするのだと父は言う。馬廻り組のご息女との婚姻の件を忘れてはいまいなと追求する兄は、結婚を約した女性がいると兵馬が答えても、異国の女性との婚姻は絶対に認めないと声を荒らげる。


『そばもん』第64話/山本おさむ
名人と呼ばれても、本当はビクビクしながら生きていて、結局はムショの中で死ぬのが自分たちの末路なのだと稜に語るお京。足を洗う時に、たぬきオヤジ以外の人からの言葉が欲しかったと言って、彼女は知らない街へ去る。こういう孤独な「名人」もいる。


『ゲゲゲの家計簿』第3回/水木しげる
この頃はデパートの内装に至るまで全てが木造。版元の「阪神画劇社」はまるで小屋だ。これが終戦の爪痕か。
それでも人々は、なんとか正月を迎えられそうだと安堵する。時は昭和二十七年を迎えようとしていた年の瀬。


『星を継ぐもの』第8話/星野之宣・J.P.ホーガン
チャーリーの日記に綴られている、残存勢力との消耗戦。そして「母なる惑星」は「消滅兵器」によって消滅させられてしまう。
月から見えたのが地球なのかミネルヴァなのか、ハントの中では既に答えが出ているが、彼はそれを「驚天動地」の内容になるだろうと言う。


『神様のカルテ』第20話/石川サブロウ・夏川草介
こちらは待ちきれず、一作目に続いて2も原作を借りてしまった。

このユニークな文体を漫画で再現できる石川サブロウは凄いと思う。東西さんがすごく好きだ。


『総務部総務課山口六平太』第601話/林律雄・高井研太郎
蘊蓄(ウンチク)の話。底の浅い人ほど、蘊蓄をひけらかしてしまう。蘊蓄の語りすぎで振られてしまった若者は、六平太の部屋に泊まり、味噌汁をおいしく作るコツは…と言いかけてやめる。すると六平太は、それは蘊蓄ではなく実証されたレシピだと言ってくれる。


『江戸の検屍官』毒婦 第2話/高瀬理恵・川田弥一郎
玄海から、お月はまだ生娘だと聞いて仰天してしまう北沢。その玄海も、お月のことは、絵の才能以外は何も知らない。
御用聞きを禁じられた平八は、「仕事がねえ程辛え事アねえ…!」と、北沢が頼む内密の仕事を引き受けてくれる。人相描が必要だと、北沢がお月の家を訪れると、「あぶな絵」を描いているはずの部屋で偉い事が起ころうとしていた。


『S-最後の警官-』episode.045/小森陽一・藤堂裕
霧山の念願が叶い、後のSATとなるSAPと零中隊が1977年に創設される。しかしその13年後、犯人を狙撃した隊員は殺人罪で起訴され、1996年にSATが発足するが、警察法第2条は完全に形骸化してしまう。そして今、香椎隊長と飲んでいる蘇我は、「責任を取る者」がいない今の日本では「制圧」もやむなしと言う。


『築地魚河岸三代目』Fish266/はしもとみつお・九和かずと
合コンで「メダイ」に例えられた蔵七(くらしち)の健。三代目は、魚の目利きと婚活はどこか似ていると言う。そしてあらゆる条件を全部度外視して、どうしても手に入れたくなる魚もある。
健は全部を度外視して、好きになってしまった女性に告白しようとするが、タイミングがまずかった。


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『ツバキ』第1巻/押切蓮介

2011-06-11 | 青年漫画
 
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子供達に何故マタギとしての信仰を教えない‥‥?
山立ちする前の水垢離(みずごり)や穢(けが)れを祓う儀式はどうした?
山に対しての敬意も何も無いではないか
あれでは殺生を楽しんでるだけだ‥‥


名前は知っていたけど、作品を読んだことがなかった作家さん。積まれていた最新作の第1巻が気になって、つい購入して、読んだらこの世界に魅せられました。冒頭の、「山への信仰」という切り口で、一瞬にして気に入った。

主人公は椿鬼(ツバキ)という名の、マタギの少女。彼女は山の生命(いのち)を感じることができ、その山や山の主(ぬし)の色の良し悪しが分かる。椿鬼がとある山を通ると、人と獣の区別もつかない子供達がシロビレ(猟銃)を持たされ、山は怒りに満ち始めていた。
椿鬼は子供達から「師匠」と呼ばれている男に会い、冒頭に引用した厳しい言葉で彼を咎める。椿鬼の警告したように、子供達は欲望で山を汚した報いを受け、椿鬼に救われたツツジという少女も、山は命を生む場所だと教えられ、命を生み出すものとして生きる事を学ぶ。アンタは何でこの道をと問うたツツジに、椿鬼は、自分はこの道で生きていかねばならないと言い残して山を去った。

椿鬼は旅を続け、土地神を鎮めるための人身御供の裏側を知り、死者が静かに逝けるようにシロビレを放つこともあった。
ウサギ用の罠にかかり足を痛めると、貧しく過疎化も進んでいる村で、老婆達から尋常ではないもてなしを椿鬼は受ける。腹の子供を死産させた女達は「添え物」と蔑まれ、六人の倅(せがれ)は働きもせず廃寺にひきこもっていた。彼女の足を切り落としてまで椿鬼を村に留まらせ、孫を四十人産んでもらうぞと常軌を逸した要求の裏にあったのは、村人の業(ごう)。
土地を汚(けが)して御山に愛想をつかされ、今のこの山は色も声も感じられない、「神」不在の地となっていた。闇夜であっても「物に宿った業」を椿鬼の眼は見ることができるが、そのシロビレで婆どもを撃ち殺せないかという女の問いを、椿鬼はこれは殺生の道具ではなく「救う」ためにあるものだと退ける。村から出られた女達の背に見えたまだ小さい火が、周りに飛び火しない事を祈りながら椿鬼は彼女たちと別れる。

そして第1巻の最後に採録されている「咲-サキ-」では、椿鬼が四年前を振り返る。
「山ノ神」の娘と仲が良かった椿鬼は、名前のない彼女を山姉(やまねえ)と呼び、人間の男に恋をした彼女とたくさんの話をする。しかし母である山ノ神の嫉妬から破局が訪れ、人間の娘に生まれられなかった山姉は、殺してくれと椿鬼に懇願する。
「いつか椿鬼に好きな子が出来たら話が聞きたい」という山姉との約束は果たせなくなったが、椿鬼はいっそう山を愛するようになる。


お薦め度:★★★☆☆

描いている題材が好きだ。「マタギ」という人々やその世界、山岳信仰の描写が正確なのかどうかはあまり気にしていません。哀しみと美しさと醜さが入り交じった世界が魅力に溢れていて味わい深い。本作の前に描かれた、ぶんか社版『椿鬼』も読みたいので今度買う。


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『暁のヨナ』第5巻/草凪みずほ

2011-06-10 | 少女漫画
 
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この国の誰が忘れても
お前だけは
父上とその娘を
忘れないでいて


今、この連載が私の中で熱いです。
第5巻は、青龍を仲間に加える所から。「ヨナの涙」についつい注目しながら読み返してしまった。
里の人々に怖れられる青龍の優しさを知り、あなたがひとりでいるのがくやしいと言ってヨナは泣く。全てを奪われて尚、生きたいと願うこと、生きることに意味はあるのだと彼女なりに確信し、ヨナは青龍を暗闇から連れ出し、彼に「月の光」という意味の名を与える。
青龍とユンはヨナのことを名前で呼ぶようになるが、ヨナはハクにだけは自分を「姫」と呼んでほしいと言い、ハクは亡き父を忘れないと答えてくれる。

緑龍の気配を追い枯れた土地を往き、一行は見捨てられた村を通過する。病人の、先王は我々を救ってくれなかったという弱々しい恨み言に、かつての皇女は何も知らなかった自分を恥じ、何も出来ない自分に嘆き、亡き父を責める言葉に言い開きできずに物陰で泣き崩れる。「強くならなきゃ」という思いは高まるが、弓を射ることは亡き父に背く行為であり、ヨナはその苦しみにも涙を流す。
一行は緑龍を追い、ついに阿波(アワ)の港に辿り着く。ハクと、緑龍であるジェハは互いの素性を知らずに行き逢い、ヨナはイル王の治世からの阿波の歪みを知る。そして幼子が役人に殴り殺された場に居合わせ、初めて「怒り」から涙を流す。
「でも 私は 無力であることに甘えてはいけない…」

失った悲しみにではなく、為すべきことを為せない己を許せなくて泣いた時、ヨナはようやく「先王の娘」という意味での皇女にになれたのだと思う。


第24話扉カラー(花とゆめ2010年21号)


第26話扉カラー(24号)


第29話扉カラー(2011年3号)



お薦め度:★★★★☆

なんかヒロインの泣き顔にばかり注目していると変態みたいですが、四龍との出会い方も面白い。一人目の白龍は、使命に微塵も疑いを抱かず、自分を不届きものだと言う主に仕えることを光栄の極みと答える。青龍はヨナの傍(かたわ)らに光を見出し、自分が自分として生きるために彼女と共に行く。緑龍は「自由」に固執し、龍の悲願を悲劇だと笑い飛ばす。四人目の龍とは、まだ出会えていない。


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