アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『虎と狼』第3巻/神尾葉子

2011-02-28 | 少女漫画
 
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いいか
鳥沢が作ったもんはうまいに決まってる プロだから
俺が作ったもんは味が足りないだろ?
それは
個性ってやつだ


ミーって可愛いなと思っていたけどこんなにいい子だったのか!という第3巻。
クラスにこんな子がいたら男子全員で奪い合いになって、彼氏になれたたった一人の幸せな奴は
「鳥沢ー、今日の弁当何?」「すげえっ オレ大好物だよ!」、そして夕飯はひまわり。
もう高校生活はバラ色だ!

そういう妄想は置いておいて、実際にはミーは仮病を使って学校を休んでしまい、トラはミーを怒らせてしまったとショックを受け、何も食べずに倒れてしまう。
そしてオオカミは、悔やんでばかりの二人に、何かが足りないのは「個性」だと言ってくれる。
「あたし今日初めて オオカミを尊敬した」

河田は店内で大暴れし、彼を引き取りにきたオオカミは生徒と一緒になって警察に怒られてくれる。
ミーも河田も、オオカミにむりやり林間学校に連れてこられ、ミーは子供のようなオオカミがいつの間にか生徒から慕われている姿を見て、おもしろくない。
「元々あったものが ひとつ欠ける」と、河田を気にかけるオオカミの言葉に、自分もそうなのかもしれないと思い始めるミー。

しかし山登りでの一件で、生徒の前では一度も激怒したことがなかったトラが、謹慎処分を受けてしまう。


#9扉カラー(別冊マーガレット平成22年11月号)



お薦め度:★★★★☆

親友のトラを「日本じゃ生きていきづらいだろうな」と案ずるオオカミの言葉。
実はオオカミは同じようなことをミーにも言っている。ただし、言い方が意地悪なので、ミーはまだほとんど気付いていない。
新キャラも登校するようになって、これからミーを好きな人はどんどん増えていくのかもれない。

「全員、何かが欠けている」。それを「個性」だと言い切ってくれるオオカミが素敵だ。
「エスパー魔美」(第2巻)、「クララが立った」などの小ネタも好きだ(笑)


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【検索用】虎と狼 神尾葉子 3
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This is a pen

2011-02-27 | 今日は旧暦のエイプリルフールです
 
近年の入学試験は、難しい英文を読解する能力ばかりが重視されており、受験生のイングリッシュに対するパッションやスピリッツを蔑(ないがし)ろにしていると専門家は指摘している。
一部の大学は、試験会場にカラオケを設置し、英語の試験ではこの曲を受験生に歌わせて、その歌に込められた情熱で入学希望者を評価する方針である。


This is a pen


作詞:WRLZ
作曲:有名作曲家
編曲:有名大学

 
This is a pen...それは オレが This is a pen...
初めて触れた c'mon, This is a pen... 外国の言葉さ
This is a pen... その 哲学的な 疑問に baby, This is a pen...
オレは すっかり la la la...This is a pen...ヤられちまったぜ
This is a pen...目の前に在(あ)る 存在が 何なのかを
This is a pen...ああ 証明できる 人は いない
This is a pen...オレが そう 言っても
This is a pen...キミは それを 信じては くれなかった
だけど oh... This is a pen...
オレが This is a pen... この This is a pen を 振り回すと
This is a pen...それからインクが飛び散り
キミの 30ドルで買ったブラウスを Hmm...This is a pen...
台無しにしたのは Yeah! This is a pen!
This is a pen...その通りであることが
This is a pen...証明されたのさ

※This is a pen...This is a pen...この世の真理さ
確かなことは もう一つあるぜ
それは I am a boy... I am a boy...

I am a boy...それは オレが I am a boy...
初めて知った c'mon, I am a boy... 自分のことなのさ
I am a boy... その 根源的な 疑念に baby, I am a boy...
オレは やっぱり la la la...I am a boy...そうだと思ったぜ
I am a boy...鏡に映ってる 存在が 誰なのかを
I am a boy...ああ 説明できる 人は いない
I am a boy...オレが そう 叫んでも
I am a boy...キミは それを 疑って ばかりだった
だけど oh... I am a boy...
オレが I am a boy... この I am a boy を 振りかざすと
I am a boy...そこからシードが撒(ま)かれて
キミの 30分かけたオシャレを Hmm...I am a boy...
汚(けが)しちまったのは Yeah! I am a boy!
I am a boy...それが事実であることが
I am a boy...理解されたのさ

※くりかえし

This is a pen...This is a pen...
Give me chocolate...la la la... I am a boy...


この曲の2番の歌詞は女子の場合、"I am a girl"(本記事では省略)である。


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『ビッグコミック』2011年5号

2011-02-26 | 青年漫画
 
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新連載が始まりました。面白い!

『星を継ぐもの』第1話/星野之宣・J.P.ホーガン
原作は未読。およそ19万年前から12万年前にかけての、「大暗黒時代」と呼ばれた氷河期を生き延びた一握りのネアンデルタール人。この作品は、その絶滅の危機を乗り越えた人類の歴史を、経済不安の解消された2030年よりも未来の世界から振り返る。
ヴィクター・ハント博士は、国連宇宙軍の船を使えば30時間で到着する「月」に向かう。船内で出会う人々は、さほど変人ではないと自分では言うハント博士よりも癖のありそうな人間ばかり。
そして月の表側と裏側の境界に位置する基地で、5万年前の物と判定された遺体を見せられる。


『ゴルゴ13』第509話「異次元実験の危機」後編/さいとう・たかを
ミルザは保安警備員を集めて地下施設を徹底的に調べようとするが、全ての鍵穴に瞬間接着剤が流し込まれている。依頼を受けた男はバルト・クラウドCEOの情報を要求する。
セルヴィッチは、計画が察知されたと、「プランB」の遂行を本国から命じられる。
加速器の電圧が上昇するが、研究所の人間は高速中性子が発生している加速器に近付くことが出来ず、モニターで事態の推移を見守るしかない。

バルト・クラウド社のCEOは、計画が失敗したことを知らされ、報酬を小切手ではなく現金で要求される。
EUでのシェアを握り、アップル創設者のジョブスのようになろうとしたリトアニア人の野望は、永遠に叶わなくなった。


『憂国のラスプーチン』第13話/佐藤優・伊藤潤二・長嶋尚志
拘置所生活は「毎日が日曜日」で楽しいと強がる憂木。外務省の人間の面会も拒否し、面会拒否の理由説明も拒否してしまう。
権力は全て「悪」と言い切るほどの憎悪。あんな目に遭えば「検察は一方的に間違っている」と考えてしまうのも無理はない。


『総務部総務課山口六平太』第594話/林律雄・高井研一郎
六平太と東大卒のおばあちゃんとの会話で、自分はなんにも出来やしないと泣き出してしまう少年。
六平太は、少年が「後悔」しているから大丈夫だと言い切ってくれる。


『兵馬の旗』第2回/かわぐちかいじ
どんどん面白くなってきた。
幕府軍は京に入れない。第15代将軍慶喜は、京都付近での戦闘は、みかどに対し畏(おそ)れ多いと言う。しかし薩摩軍の村田は、兵馬は必ず比叡(ひえい)おろしの風上に立つと確信している。
互いに息を殺して接近し合い、兵馬の突き付けた銃の鼻先にかつての友の顔。両軍は反射的に銃を構える。


『そばもん』第57話/山本おさむ
ヘリコプターで運ばれる母が、うわごとでランドセルのことを謝る。それを聞き、師匠は自分だけではなく、母もあのランドセルを背負い続けてきたのだと知る。
22年間、断っていた玉子。矢代は、今だからこそ玉子を食べるべきだと、玉子担当の中台(なかだい)とそば担当の釜前(かままえ)の一人二役を演じてくれる。


『C級さらりーまん講座』第490回/山科けいすけ
八百長は「エイトハンドレッドロング」。
それならオレは「肩凝り」を「ショルダーマニアック」と言いたい(笑)
「ビッグコミックが好きなオレ」と「花とゆめが好きな僕」も多重人格だ。


『獣医ドリトル』カルテ80/夏緑・ちくやまきよし
飼い主よりも長く生きる亀を飼っている、余命半年のおばあちゃんとの触れ合いで、公子は「死」という物に向き合い始める。
鳥取は優しい言葉は一切かけず、事実だけを教えてくれる。
公子は別れを乗り越えられるようになるが、エンペラー動物病院の医師は、獣医はビジネスだと言う院長に歯向かうことはできずにいた。



『神様のカルテ』第13話/石川サブロウ・夏川草介
ようやく原作が読めました。

「カップの中の砂山毒素」とか「念じてみたところで、骨折が肺炎に変わるわけではない」など、文章が凄く上手くて面白い。
この漫画化は大成功だ。漫画は漫画できちんと面白いし原作の魅力を増幅させていて、しかも小説でしか味わえない部分には手を触れていないので、原作は原作としてきちんと楽しめる。
今まで小説のコミカライズも漫画のノベライズも嫌いだったけど、『神様のカルテ』と『星を継ぐもの』は別だ。
進藤が加わってからの部分は原作の続編。


『華中華(ハナ・チャイナ)』第109話/西ゆうじ・ひきの真二
上海亭に来た三人は、華子の作ったチャーハンを食べる。料理長は淡々とチャーハンを褒め、マダムは渡していなかった分の給料と退職金を「権利」だからと置いていってくれた。
大叔父の居場所は分からないが、常に華子のことを見守ってくれている。


『S-最後の警官-』episode.038/小森陽一・藤堂裕
バスジャックの情報はマニュアル通りに関係各所に伝達され、総理大臣にも書面が通達されていく。漫画の中の総理大臣の額のおできが現総理とお揃いだ(笑)
現場では「事」と「備」の縄張り争い。古橋は、自分の息子と元妻がいるからではなく、自信があるからネゴ役をやらせてくれと隊長に掛け合う。
バスは圏央道を南下し、パーキングエリアに誘導される。


『ダブル・フェイス』Final Stage/細野不二彦
完結しました。
「すべてが終わった」と死のうとする春居を、小泉は単純なトリックで騙して、二人は涙を流しながら大笑いする。
途中から読んだので国会議員のほうの事情は私には分からない。
「一からマジックの勉強を、やり直すとするか!」と旅立つ二人のラストがとても良かった。


「つまらない漫画は一つも載っていない」というのは、考えてみると凄いことだ。


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【検索用】ビッグコミック 小学館 201105
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『少女少年学級団』第5巻/藤村真理

2011-02-24 | 少女漫画
 
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なんだ
ちゃんと言えばよかったんだ
あたしも好きだから応援できないって
あの時うそついたから
一番最初にうそついたからいけなかったんだ


第5巻は、健兄が女の子からだけではなく、小学生の男の子の視点からもかっこいい。メインは遥たちの成長。

6年2組の女の子たちに呼び出され、一方的に「有罪」と宣告されてしまう遥。
母の言葉が背中を押してくれ、萌香のお姉さんに本心を告げ、カズにも謝ることができた。
「うそつくよりぜんぜん気持ちいい」と、ひとつ答えを見つけられた。

好きなコにフラれたカズが一人になりたくてぶらぶらしていると、健兄が声をかけてくれて、本当の兄のような彼の言葉でカズも少しだけ心が晴れる。
渡と遥は万引き少年だった佐山をチームに入れようとする。二人が挫折を味わっても前に進もうとしているのだと知って、ようやくカズも新たな一歩を踏み出そうと、気持ちを切り替えられる。

中学進学を来年に控え、遥は身長も足のサイズも成長し始める。ガンバって大きくなれよと健兄は優しく頭をなでてくれた。
大人になった時の約束が待ちきれず、早く大人になりたい遥。そんな時に「女性」としての大人の第一歩も踏み出し、戸惑いが始まる。

そして健兄のことを好きな人が多いように、自分を好きなカズを好きなコも多いのだいうことを痛感し、遥は少しずつ少しずつ、クラスの女の子たちと仲直りができる。

これから毎月こうなのだからと、トイレの位置と休憩時間の間隔を気にしながらも試合を休まない遥を、昔の自分のようだと「ちょっと試合見て行こ」と見守る(?)女性が現れる。


番外編はデラックスマーガレット平成21年1月号に掲載された、健兄の中学時代の読み切り。
健兄が男だと思っていた凛(りん)との再会。
団地の小学生たちからヒーローのように慕われている健兄にも当然の事ながら過去があり、その過去があって今の健兄がある。


EPISODE #19カラー(別冊マーガレット平成22年1月号)




別冊マーガレット平成22年1月号表紙



お薦め度:★★★★☆

一寛が健兄と交わす会話や、それをきっかけに一寛が気持ちを前向きに切り替える所がすごく好きだ。
小学生の時に抱く悩みというのは、大人よりも「自分より少しだけ年上」の人に相談したくなる。正解などない問いかけに、健兄は真剣に向き合って応えてくれる。
連載に追いついてこられたのも嬉しい。第7巻は発売日(4/25)に買おう。


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【検索用】少女少年学級団 藤村真理 5
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検索

2011-02-23 | daily

ポイントが貯まるサイトを私は何か所か利用している。
買い物をする時にそこを経由させると二重にポイントが貯まる所などは、上手く利用すればとても得だと思う。
ただし、そういうサイトがどのように収益をあげ、維持されているのかは私は知らない。

その手のサイトの中に、ページ内に検索機能が設置されている物がある。何かを検索すると、その回数に応じてわずかなポイントが得られるようになっている。
今すぐに何が何でも得たい情報というのは特にないので、その時に思い浮かんだ単語を入力してなんとなく検索すると、奇妙な検索結果が得られることがある。

「議員辞職」と入力して検索すると、
[議員辞職]を多数品揃え

「カダフィ」で検索すると、
カダフィ≪激安販売≫

のような文字列が上のほうに出てくることがある。実際の検索結果とは違うけど、こういう感じの物に極めて近い。
これをクリックする人はまず居ないだろうと、最近まで私は思っていた。
ところが先日、「退院した友人に、通販でしか手に入らないこの商品を快気祝いに贈りたい」というAさんに、パソコンの操作を教えてくれと頼まれた。
商品を販売しているサイトは容易に見付かり、目当ての商品のページにも辿り着いた。そして送料を確認したり支払い方法を選択する段階に至ると、Aさんは「送料無料ギフトの特売会場」というような文字列や「全品半額」と書かれたバナーをクリックしようとした。

「Aさん、送料が書いてあるのはこっちだと思いますよ」
「え? でもここに『無料』って書いてあるよ?」
「それは広告です」

ただし私はAさんのことを笑ったりはしていない。自分だって知らず知らずに広告に誘導されて買い物をしている可能性はとても高いからだ。むしろ、得をしているつもりの人ほど「厳密に言えばダマされている事のほうが多い」と考えるのが自然なのかもしれない。


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『いっしょにねようよ』第4巻/高尾滋

2011-02-22 | 少女漫画
 
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この作品は今までの中で一番の長編になる構想で描かれているのかもしれない。4巻目に達しても未だに「作者が何を描こうとしているのか」は把握できない。
現時点では「面白い」と「大好き」という次元で判断するしかないのだと思う。
第4巻の表紙の絵は、モノトーンのいちこと色鮮やかな鳥との対比が、ため息が出るほど綺麗だ。(帯で隠してしまうのが勿体ないくらいだ)。


自分を同じ学校に通わせるために姉の前で土下座までした古白。ところがその古白が授業に現れず、いちこは釈然としない。
古白は学校で「木戸様」と呼ばれ、呪われるとクラスメイトから怖れられている。
学校での古白は、一方的に不可解な災厄を告げ、誰も彼に見える物が見えないので、生徒たちは一方的に木戸様を怖がり、避ける。

「うちの子を無視しないで下さいっっ」
とっさに出てしまった言葉で、いちこも女子から孤立してしまう。

奇声を上げたのはおばけが出たからだと言う古白に、
「おばけでも授業中は静かにするの」と、いちこ。

書道科の九鬼(くき)先生は、はじめは古白を気にかけてくれる、数少ない先生(おとな)に見えた。
その古白は、九鬼先生に幾度も呼び出され、「本当のうそ」に気付かれないための「証明」を迫られる。

ところが先生の前で、特殊なのは木戸君の自由で邪魔ではないと笑ってみせたいちこが、初めて古白を「怖い」と思ってしまう。
いちこが呼び止めた、古白の母は、「怖いとハッキリ拒絶してあついから去るか、怖くないと嘘をついてあいつを受け入れるか」の二つのどちらかだけだと言う。
母は前者なのかと問いかけたいちこに、古白の実の母は「怖くねぇけど面倒臭えから捨てただけだ」と冷たく言い放った。

「こはく」のマネをする寅二郎が見えるようになったこと、菫(すみれ)の花の砂糖漬け…。古白はいつだって自分を守ろうとしていたと知っていたと、雨の中いちこが家を飛び出すと、彼は雨に濡れながら自分の部屋を見守っていた。

泣きながら古白に抱きつくいちこ。
怖い、こわいけどどこにもいかない、「いっしょにいようよ」。
夢にうなされ、起き抜けに古白の言葉を聞き、春香に促され、彼を踏み付ける。

翌日の古白は、「可愛い」という言葉を飲み込み、それを行動で伝えてしまう。

登場人物を絵(見た目)を以て可愛いと感じさせる手法はありふれているけど、ストーリーの流れで「可愛い」と感じさせてしまう手法は秀逸だ。
意図的に「目立たない外見」に設定されている一子と、作中で常に顔を隠している古白が、たまらなく魅力的だ。漫画という表現手法は計り知れないほどの可能性を秘めている。


第19話カラー扉(花とゆめ2010年11号)


第23話カラー扉(23号)

連載時にここに「いちこ様! 踏んで下さい!その刀でわたくしめを斬って下さい!」と入っていたら…悶える(笑)


お薦め度:★★★★★


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【検索用】いっしょにねようよ 高尾滋 4
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別冊ふろく。

2011-02-21 | 読書
 
私の手元に、過去の『花とゆめ』の、別冊ふろくが9冊ある。これを引っ張り出して読み返していたら夢中になってしまった。

2008年24号の別冊ふろく。


『LOVE SO LIFE』(こうち楓)の読み切り(第3回と思われる)が採録されている。この作品の単行本は買っていないので第1巻の頭にどのエピソードが採録されているのか私は知らないけど、読み切りからスタートした連載だったようだ。今では第6巻まで刊行されている。
この後、『ザ花とゆめ』2009年2月1日号にも同作品は掲載されるという予告がふろくの中にある。

2009年5号ふろく。


『不思議のマリア君』(椎名橙)の初回と、『センゾク』(平間要)の続編が掲載されている。どちらの作品も単行本化された。
『センゾク』はその後、本誌2009年15号、22号にも掲載。初回が掲載されているザ花とゆめ2009年2/1号は残念ながら持っていない。


2009年13号ふろく。


『それでも世界は美しい』(椎名橙)は、本誌2009年7号に掲載された読み切りの続編。単行本にはなっていない。
これから挙げる作品は2011年現在ではまだ単行本に採録されていない。

2009年24号ふろく。


『街角サンタ』(ミユキ蜜蜂)
『トランクドール』(幸村アルト)
が採録されている。

2010年20号ふろく。


『六百頁のミステリー』(幸村アルト)を採録。

ザ花とゆめ2008年9/25号に掲載された『夜とメロディ』(幸村アルト)。

この読み切りがすごく好きだ。

本誌2009年13号に掲載された『カフェ・コルベイユの恋』(幸村アルト)。




そして最新作が2011年6号ふろく(トップの画像)に掲載された『ビタースイート』。今までの中で一番良かったと思う。
この人の漫画を2作しか読んでいないと思っていたけど、探してみたら手元に5作あった。

検索してみたら、個人でデータベースを作成してくれているサイトがあった。
コミックホームズ-幸村アルト


本棚を整理するつもりが、結局「捨てられない雑誌」が増えただけだった(笑)

『花とゆめ』を一年間買い続けると24冊。別冊と増刊も買えば40冊以上。それを10年間買い続けると400冊を超える。それを「個人」で全て保管しておける人はおそらくいない。
こういう時だけ「電子書籍が進化してくれたらいいな」と身勝手なことを考えてしまう。


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『花とゆめ』2011年6号

2011-02-20 | 少女漫画
  
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シロが本当は女の子であるということを一瞬忘れてしまいそうな表紙だ(笑)


『モノクロ少年少女』#40/福山リョウコ
「最後の審判」で浅葱先輩の手の甲に口付けた呉羽(5号)。
選ぶことはできなかったが、悔やんだり悲しんだり泣いたりするのは、ふたりに失礼だ。
卒業式は終わり、3年生は次々と帰国していく。最後に、苦菜先輩が、呉羽の審判は正しかったと言ってくれた。
「キミが周りに笑ってほしいと思ってるのと同じくらい 周りだってキミに笑ってほしい筈だから」


『声優かっ!』voice.35/南マキ
シロは「白」の着ぐるみを着る仕事をしていて、「声」は出せない。
それなのに「子供達が喜んでくれた」ということが単純に嬉しくてたまらない。嬉しくて嬉しくて、はりきりすぎて「ショーの邪魔」と言われてしまうが、重人(瑞希先輩)が、責任は僕がとるからと、舞台に呼んでくれる。


『廃墟であのことハイタッチ』/トビナトウヤ
トビナトウヤさんの漫画は「わりと面白いな」くらいに思っていましたが、今回の新作は「やられた」というほどの面白さでした。
「死神」と怖がられている男の子と、ナルシストの男の子との出会いの読み切り。
ところが、あのこはあのこが自分に死んだ子を重ねていると聞かされ、恥ずかしい告白をして、本当の親友どうしにこれからなれる。
面白すぎて何度も読み返している。
「オレは今 生まれてはじめてワクワクしてる!」
「これは"あの日"の分!」(廃墟でハイタッチ)
「西神はオレに"前の男"の話したくなかったんだ」
後半は名台詞がずらりと並ぶ。
『JIU JIU-獣従-』がザ花のほうへ移って以来、続きを読んでいないけど、こんなに面白いのならやはり買おうかと思う。


『スキップ・ビート!』ACT.171/仲村佳樹
「2倍増し」の大人美人だ!
そしてこのセツカのブックカバーは定規を当てながらカッターで綺麗に切り取って保存しておきます。



『月刊なかとば』/山口舞子
それは禁句だ! 空気読め担当!!


『LOVE SO LIFE』第40回/こうち楓
梨生っち!
慌てて戻ってきて、双子に「よい子はマネしないように!!」と指導(笑)
松永さんに、転げ回りながら相談する健。この子たち、本当に可愛い。


『今日も明日も。』Step.51/絵夢羅
完全に素直にはなれないが、母に大金を貸して快く送り出せた稜。
そして彼はちかに、少しずつ自分の生い立ちを話してくれた。
ちかが待とうという気持ちになれた頃、兄が現れて意外すぎる条件を加える。
「では もう一本描きなさい」
それは兄の愛なのか、単なる妨害なのか。しかし、稜と心を通じ合わせることができた今のちかなら、悩みながらも「もう一本」描けるような気がする。後から描いたほうの投稿作がもっと上の賞を取るという展開だったら素晴らしい。


『俺様ティーチャー』第63回/椿いづみ
あやべんの強さの秘密が明らかに…!
真冬=まふまふ!
あやべんとまふまふの掛け合いに爆笑。
気を引き締めていないと「まふまふ」で思い出し笑いをしてしまいそうだ。


『神様はじめました』第58話/鈴木ジュリエッタ
僧正坊の魂の在り処はここではないと知った奈々生。今いる二郎の結界内を、自分の陣地にしてしまえばいいのだと気付いて道場を走り回る。
「私に触ったら俗世に墜ちるわよー!!」
恐ろしい女だと半人前たちは驚くが、二郎には奈々生が本当に天女のように見える。牢に繋がれた巴衛は、奈々生の退魔結界だと気付いて嬉しそうに微笑む。
十七年の間、封鎖していた地下への扉を開く二郎。翠郎は鞍馬(真寿郎)を庇(かば)って二度と飛べなくなったが、二郎も翠郎と同じように、体が勝手に動いて奈々生を庇う。


『オズのかかし使い』第2回/壱春コマ
チェルヴィ・ローズとクロウの前に現れた、クレインが選んだ獅子。
この作品は壱春コマさんの初の単行本になりそうだ。
読み切り、別冊ふろく、短期集中連載3回で全5回描いて、受賞作を巻末に採録すれば(多分)一冊分。どうか単行本が出ますように!


『嵐とドクター』case 5/椎名橙
ファイナル。常連さんともドクターともすっかり打ち解けて、嵐が居場所を見付けられ、満足しました。
拾われた嵐は、ドクターをずるいと思いながらも、いつの間にか彼に意見できる、対等の関係になっている。
あと絵がすごく上手くなった。


別冊ふろく。


『触んじゃねーよ』/ミユキ蜜蜂
『ビタースイート~Iris~』/幸村アルト
『二人的絶対引力圏』/平間要
『懐中ノスタルジー』/夜夜(やや)アリカ

幸村アルトさんの読み切りが一番良かった。前に読んだ二作(もっと描いているのかもしれないけど私は2作しか読んでいない)も良かったけど、今回の新作が今までで一番好きだ。
手を把握していることが愛の証。ジルは一流の職人で、リタの指をきちんと把握している。リタは目利きが良くなりジルを把握している。
この新人さんが連載してくれたらとても嬉しい。

『触んじゃねーよ』はとにかく元気で可愛らしい。ジュンが最後まで「ペット扱い」なのはそれでいいのか?という突っ込みどころはあるけど(笑)


廃墟であのことハイタッチ、今日あす、神様。


別冊ふろくも豪華だった。


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【検索用】花とゆめ 白泉社 201106
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金のつぶ

2011-02-19 | daily
 
今更ですが、私は金の亡者です。守銭奴です。お金が大好きです。

32日間、毎朝「納豆」を食べていました。健康のためではありません。お金が欲しいからです。
見て下さいよ、このスバラシイ納豆を。


当たるんです。現金一万円が、当たるんです。
ラベルに付いているバーコード8枚で一口応募できます。一束は一パック増量中で、納豆4パックです。
32日間、毎朝納豆ご飯を食べ続けて、バーコードを8枚手に入れました。B賞に一口応募できます。
B賞は、500名に現金10,000円が当たります。その500人の中の一人になりたいです。

A賞の「現金100,000円」というのは凄いですね。バーコードを80枚集めないと一口になりません。
80枚ということは、納豆240~320パックです。
学生寮の食事の世話などをしている方ならそのくらいすぐに貯まり、応募もできるでしょう。
私も高校時代は寮にとてもお世話になりました。
みんな結構、門限がどうとか電化製品が自由に使えないとか女の子を連れ込めないとか文句は言っていましたが、無意識に感謝はしていたと思います。
食べ盛りの高校生時代に、「お腹が空いてひもじい」という惨めな思いだけは一度もしなかった。それがどれほど有り難いことだったのか、今頃になって分かったりもします。

ちょっとだけ「いい話」っぽいことを書かせて下さい。
私たち寮の生徒は、普段は「メシが不味い」などと陰では文句を言っていました。ところがある晩、ご飯を炊く時に水加減を間違えたのか、夕飯の白米がひどい状態だったことがありました。しかし皆、「何十人分ものご飯を一度に炊く」というのがどれほど大変なことなのかは薄々理解していたので、その日だけは、誰も一言も文句を言わず、何事もなかったかのように行儀良く夕飯を頂きました。


一万円が当たったら、漫画を買いたいと思っています。
つまり私が本当に好きなのは、「お金その物」ではなく、お金で買える「漫画」です。
厳密にはそれを「守銭奴」とは呼ばないと私は思います。


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『さよなら絶望先生』第二四集/久米田康治

2011-02-18 | 少年漫画
  
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ほんの少しだけ違っていたら。僕も時々そういうことを考えます。
ス○ニ派が○ンニ派だったら、それは単なるヘンタイですよね。
マ○ガがマン○だったら、ちょっと猥せつな感じがしますよね。
マン○を愛する○ンニ派なんてそりゃあ、規制されそうないかがわしさです。

普段はこんなシモネタを書いていますが、本当の僕はとても社会派なんですよ。

僕、政治にとても関心があるんです。
僕、政治にとても不満があるんです。本当です。
だって政治に不満を抱いていないと、なんだかバカだと思われそうじゃないですか。
学生時代の嫌なトラウマがよみがえります。
僕も友達も、ラクして単位を取ることしか頭になかったのに、どう見ても僕らより一回りも二回りも年上の学生運動家の方々が、教室に乗り込んできて、政府打倒やら反米やらを訴えていました。
政治に無関心な僕らが聞く耳を持たず、レポートを急場しのぎで書き上げたりお喋りに興じたりしていたら、演説をしていた先輩がある日突然、大声をあげ、いきり立ちました。

「君たちのために話しているんだぞ!」

その怒鳴り声のあまりの大きさに、チキンな僕はびびってしまいました。

そうなんです。それ以来、「政治に不満を抱いていないオマエらはバカだバカだ」と繰り返し罵られ刷り込まれ、僕はすっかり「政治に不満があるフリ」をする癖が付いてしまいました。

僕、政治にとても不満があるんです。

政治に不満があるといえば、今ではインターネットです。
僕もインターネットで世界に向けて発信してみました。ただし見世物ではありませんのであまりジロジロ見ないで下さい。

政権打倒を倒したいです!デモ行進をいっしょに歩いて下さい! 4:27 PM Feb 17th, 2011 webから

一時間待っても、誰も反応してくれませんでした。
僕だって学生時代に、政治に不満のある先輩をシカトしていたので、僕が今こうやってつぶやいたのを無視されるのは、当然の報いです。

でもしばらく待っていたら、中には返信をつぶやいてくれる、心優しい人もいました。

オマエの日本語はヘンだ @wrlz
6:32 PM Feb 17th ついっぷる/twipple から

僕もそう思います。本当にすいませんでした。

@wrlz 面白そうだね でもオレ会社休めないし 6:35 PM Feb 17th TweetMe for iPhone から

@wrlz ヒマなんだねwでも日本って既に民主的じゃんw 6:39 PM Feb 17th Keitai Web から

デモ行進は諦めました。でも行進になら参加して頂けるのでしょうか。

忙しくてブログの更新なんかできない。
でも更新。
※この一節は、「デモ行進」と「でも更新」をかけたダジャレです。

更新しようとしたら、gooブログにまた新しい機能が増えていました。
一生使わないであろう機能が。
自分のブログなのに、一生使わない機能があるのかと思うと、切なくなります。

久米田先生は原作と絵が合っていないことにお悩みのようですが、僕が思うに、そんなの些末なことです。
掲げたマニフェスト(原作)と実際の政策(絵)が合っていないことや、国技であるという建前(原作)と実際の勝ち負け(絵)が合っていないことや、人類を救ってあげますという教義(原作)と霊感商法(絵)が合っていないことに比べたら、とてもとても些末なことだと、僕は思います。


ところでブログを更新せずに一週間ほど放置しておけば、「僕はリア充なんですよ」というアピールになるのでしょうか?


お薦め度:★★★★☆

望は言った。
「もうあったま来た 大好きだったけど もう絶望先生のファン辞めるわ
これから改蔵の大ファンになって 新装版コミックスやグッズやDVDを 買いまくってやる!」

MP0さん宛にトラバを送ってみます。

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珈琲

2011-02-17 | たばこ
 
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コーヒーがほぼ確実に値上がるようだ。報道によれば、およそ20%の値上げになると予想されている。
私も一応、コーヒーを飲む習慣がある。
「一応」と書いたのは、インスタントコーヒーばかり飲んでいて、本格的な、本物のコーヒーを嗜むほどのこだわりがないからだ。

嗜好品の値上げといえば、たばこの値上げも記憶に新しい。
コーヒーもたばこも、生きていくために必要不可欠な物ではないという点では共通しているが、その値上げのニュースの取り上げ方には温度差があるように感じられた。

嗜好品が値上がっても、所得は増えていないので(増えた人もいるのだろうが私は増えていない)、我々がコーヒーやたばこに費やす金額は、ある視点からは相対的に、別の視点からは絶対的に減ることになる。

あるコーヒーのメーカーは、小売価格を据え置いて、一袋に詰める量を減らして販売するとニュースでは報じられていた。
そうすれば消費者の「買い控え」はある程度、防ぐことができるような気がする。
たばこが値上がった時には、多くの喫煙者が「値上げを機に」と、禁煙してしまったらしい。
しかしコーヒーが値上がると報じられても、「値上げを機会にコーヒーを飲むのを一切やめよう」と考える人は極めて少ないと思う。

コーヒーを飲むという習慣は別に「病気」ではないし、同様に喫煙の習慣も病気ではないが、後者に関してはなぜか「禁煙外来」という科が多くの病院に設置され、健康保険が適用される「治療」の対象となっているようだ。
禁煙外来に通院するという行為が、「病気でもないのに病院に行き、ただでさえ不足している医師の時間を自分のために割いてもらい、不必要な検査や治療や薬の代金を、健康保険を使って自身は3割しか負担せず、残り7割を国に支払わせている」という、医療財政を圧迫する行いであるようにも私には見えるのだが、私には医学的知識がないのでこれ以上は触れない。

今回ニュースを見ていて面白かったのは、一袋に詰めるコーヒーの量を減らして値段を据え置くというメーカー側の対応だ。
たばこの値上げの時にもしも同様のことをメーカーがやっていたら、喫煙者が受ける心理的影響には違いがあったかもしれない。

私が愛煙しているある銘柄は、かつて50グラムが950円で売られていた。今は同じ量が1,200円で売られているので、コーヒーの値上げ率よりやや高い約26%の値上げだ。
仮に価格を950円に据え置いて、袋の中味を39~40グラムに減らせば、「心理的」には値上がったという印象は小さかったかもしれない。

多くのシガレットは昨年まで一箱300円で売られていて、今は410円から440円で売られている(36%~47%の値上げ)。一箱の中味は20本である。
こちらも同様に、価格は300円に据え置いて、箱の中味を14本か15本に減らせば、消費者が受ける印象は違ったと思う。

値上げは一時的な物ではなく、一度上がった価格が下がることは十中八九ないのだから、パッケージを20本入りから15本入りに作り替えるための設備投資をしても、いずれ回収できるような気がする。

もちろんこのことによって「箱単位」の売り上げは維持されても、「本数(グラム)単位」の売り上げは落ち込むことになる。
それでも「量が同じで価格が上がる」のと、「価格は同じで量が減っている」のとでは、消費者の受ける印象は大分違うと思う。


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『超人ロック 嗤う男』第2巻/聖悠紀

2011-02-16 | 青年漫画
  
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忘却の処置は恒久的なものではない
10年か20年たてば
必ず思い出す
そうしたら
研究を再開する

(ギボンズ)



今度の新作はおそらく、銀河連邦という大国を維持するための「制約」によって、才能を封じ込められている者たちを描いている。

辺境の惑星は産業もなく貧しく、エア・バイクレースという「見せ物」を開催することによって得られる収益がなければ、立ち行かなくなる。従って開催者のウーツェイは、放映権を買ってもらうためにネットワーク会社の言いなりになり、レーサーを「奴隷」として扱い、勝ち負けをコントロールし、「命をかけたドラマ」の演出もしなくてはならない。
レースはその勝敗を、開催者とスポンサーの思惑に左右されていながらも死亡率が極めて高く、レーサーの持ち主は奴隷に保険をかけることもできない。

パイロットを供給しているギボンズ研究所の本当の目的は「エスパーコントローラー」の復元だが、これは初代銀河皇帝ナガト暗殺の、表向きの原因となった装置なので、数世紀が経過した今でも「法」によって開発も研究も厳しく禁じられている。

才能があるのに「レースで勝てない者」と、国家を転覆させられる装置を開発する能力を「法律によって封じ込められている研究者」とが抱く葛藤は、前者の目的は「賞金」や「プライド」で後者の目的は「破壊」だが、恐ろしいほど似ている。


お薦め度:★★★★☆

「能力があればいくらでも好きな仕事ができる」という状況と、「能力があるのに社会から評価されない」という両極端の状況がある。聖悠紀は漫画家として、この上と下の両方を味わってきたのでこのような物語が描けるのだろう。

余計な深読みなどせずに、軽い気持ちで「娯楽」として楽しめば良いのだろうけど、つい深読みしてしまう。
作者は「面白い漫画を描くこと」しか考えていないのかもしれないけど。


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『夢みる太陽』第8巻/高野苺

2011-02-15 | 少女漫画
 
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しま奈への気持ちに気づいた大家さん。
照れて照れてごまかしても、朝陽や善の目はごまかせない。
そして、大家さんのお父さんが、法的にも精神的にも圧力をかけて、二人を引き裂こうとする。

子供たちは、大人の目をあざむこうと、しま奈は善とつきあうフリをし、大家さんは中川先生とヨリを戻すフリをしようとする。
お父さんの味方である三浦さん(秀)に聞こえるように、花火大会でしま奈に告白する善。
「作戦」のはずだったのに、やはりちゃんと言わせてくれと、善は真面目に、心からしま奈に告白する。その素直で真剣な言葉はとても嬉しく、善は本当に自分が好きなのだと、痛いほど伝わってくる。
善の気持ちに応えたかったが、やはり好きな人は大家さんだと、善を置いてしま奈は本当に好きな人を追いかけてしまう。

気持ちを伝えたいから伝えている善としま奈の姿を見て、自分も気持ちを伝えていいのだと、伝えたくなったと、「半分」だけ大家さんがしま奈に気持ちを伝えてくれた日の夜、「あと一週間でここを出ろ」と大家さんのお父さんから電話がかかってきてしまう。

住人たちが家から離れたくないと川に向かって叫ぶ。はじめは「みんな嫌い」だったしま奈は、今は「みんな大好き!!」と絞り出すように叫ぶ。


36Th DOORカラー扉(別冊マーガレット2010年10月号)



お薦め度:★★★★☆

子供たち(大家さんも含めて)が、諦めたくない、大人の思い通りになりたくないとあがく姿が愛おしい。
お話が格段に面白いわけではないけど、作者のこだわりが楽しい漫画です。とにかくセンスが素晴らしく、秀逸だ。
色遣いやキャラの表情、性格やセリフの応酬、細かい仕草など、気が付くとページの隅々まで食い入るように眺めています。


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『少女少年学級団』第4巻/藤村真理

2011-02-14 | 少女漫画
 
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どういうって…
好きは好きだよっ
カズやさしいし
頼りになるキャプテンだし
頭も良くてすごいなーって思うもん!


萌香のお姉さんが健兄と親しくなっていくのを見て、遥はもう「しっと」をしたくないと、健兄を好きでいるのをやめようと、一寛を好きになろうとしてしまう。
クラスで公開告白をしたような形になり、カズと遥は付き合うことになるが、遥はカズの言う「好き」と自分がカズに対して抱く「好き」との違いを説明できない。

渡もカズも、遥が本当に好きなのは健兄なのだと気付き、渡は変わってしまう。
兄から遠ざかり、野球の練習にも出なくなり、一度ケンカした佐山の家に入り浸るようになる。
遥は中学進学を意識して、みんながバラバラになっていくような不安やさみしさを覚える。

今日は別な遊びをしようと、ビビってたら甲子園なんかムリだと、佐山から万引きをそそのかされる渡。渡はすんでの所で思い留まるが、店に弟を引き取りにきた健兄は、怒りのあまり無言で渡を殴り飛ばす。

帰宅して、優しく、悲しそうに、弟がわからなくなったと語りかける健兄。
渡が立ち直ろうとしていた頃、遥は、数日前から自分にいやがらせをしていたクラスの女の子たちから呼び出されてしまう。
家に帰ってきた遥は、「エライ子へのごほうび」を前に、自分は大事な友達を平気で傷つける人間なのだと、泣き崩れる。


番外編。デラックスマーガレット平成21年11月号掲載。
健兄が甲子園に出場した時の番外編。渡が小学4年生、健兄が高校1年生の夏。
この時、まだ渡は遥とは出会っていなかった。


お薦め度:★★★★☆

弟のことがとても大切で好きだから、余計に苦しんでしまう。そんな健兄が好きだ。
健兄の遥への気持ちって、弟である渡を大切に思う気持ちとほとんど同じ方向の物なのかもしれない。
すごく大事で好きだけど、健兄の中では「渡が好き」と「遥が好き」はほぼ同列なんじゃないでしょうか。だからこそ、渡は自分と同じくらい健兄に好かれている遥を時にはライバル視し、衝突もしてしまう。
遥が健兄のことばかり見ていると、渡は恋愛に於ける嫉妬の他に、「自慢の兄貴」を取られてしまうようで面白くないという気持ちも抱いてしまうのかもしれない。

あと、学校から帰る遥たちの会話の中にさりげなく「渡のお母さん」が登場しているシーンが何故か印象に残ってます。(p.157の2コマ目)
子供が直接は見ていない所で、実は保護者と学校は大切な話をしているというのが、なんだかリアルだ。


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【検索用】少女少年学級団 藤村真理 4
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『別冊 マーガレット』2011年3月号

2011-02-13 | 少女漫画
 
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去年の3月号も雪の中、買いに行ったような記憶があります。


『遠恋デビュー』前編/河原和音
ヨウが三日間だけ帰ってくる。晴菜は嬉しくて嬉しくてテンションが上がりまくる。
「長嶋のカレシ」の存在を信じていなかったクラスの男子、落合も、ヨウが実在したのだと現実を突き付けられる。
生まれて初めてヨウ以外の人に告白され、それをすごく申し訳ない気持ちで断った所へ、ヨウからの着信。
なんだか後ろめたくて、出るのを躊躇してしまう。

とじこみふろくのミニファンブックが良かった。

椎名軽穂先生の描き下ろしトリビュート漫画「ハルデレラ」が特に良い。


『360°マテリアル』#13-アプローチ-/南塔子
由仁としーちゃんの、やつあたりも許し合えるような仲がうらやましく、思わず「いーなぁ……」と声に出してしまう美桜。
数学のテストの点で滝くんと張り合っている波多野(はたの)さんが、自分の彼氏と意気投合している姿を見てしまい、「キレイな解き方」という知らない世界が見える二人がうらやましくなってしまう。
牽制し合う滝くんと丸井も和む。


『君に届け』episode 55/椎名軽穂
修学旅行で沖縄に到着。なんと告白してきた茂木(もぎ)とつきあうことにした矢野ちん。
今なら聞けると、お風呂でいつ茂木くんの事を好きになったのかと聞く爽子。
自販機の前で、ほとんど無言でちづに飲み物を差し出す龍。選びたいとちづは言い返すが、結局、龍が買ってくれた物が飲みたい。
風早は「タダです!」と飲み物を差し出し、今の爽子はお礼を言って笑顔でそれを受け取ることが出来る。
付き合い始め、同じ空間にいるのが「当たり前」のようになっていく。


『アオハライド』第2回/咲坂伊緒
かつての「田中くん」に「友達ごっこ」だと笑われた双葉。確かに一緒にお昼を食べるコたちは日直の仕事を手伝ってはくれない。
一人でお弁当を食べている槙田さんを見かけ、声をかけて立ち話をすると、彼女には彼女なりに「自分」があるのだと感じさせられた。
そして皆の前で思わず槙田さんをかばってしまい、双葉は孤立し始めてしまう。
田中くんに八つ当たりして泣き出してしまい、泣き顔を隠してくれた彼をやはり新しい苗字では呼べず、「洸」と呼んだ。


『好きって言わせる方法』scene#13/永田正実
菜乃花…めんどくさいよ(笑)


『やじろべえ』第4話/山川あいじ
久しぶりに凡太と会い、再び部屋に上がった葉瑠。父を覚えていない凡太は、葉瑠が誠司と一緒に住んでいることを「気持ち悪い」と言うが、葉瑠は今凡太が使っている部屋を「たぶん家の中で1番いい部屋だよね」と言う。
血の繋がらない父と良い関係を築いている葉瑠と、血の繋がっている父に対して腹立ちしか覚えられない凡太との対比が、危ういようで不思議なようで、なんだか引き込まれる。


『ヒロイン失格』第11話/幸田もも子
安達さんが短期留学する夏休み。はとりは中島の助言(?)で「意外性」を演出しようとして一切連絡を取らない。
そしてようやく利太に会えて、全部「計算」だったのだとぶちまけてしまう。
利太は自分に自信がなかったのか!(笑)


『夢みる太陽』41Th DOOR/高野苺
ついに皆の前で「彼氏!」と言ってもらえ、大家さんとデートするしま奈。
玉田さんも善に気持ちが知られてしまい、自分で告白したかったと言う。
大家さんも自分と同じように嫉妬もすればドキドキもするのだと知った夢のような一日。しかし大家さんの転勤は目の前。


『シトラス』#5/香魚子
姉の友人である聡美さんのことが好きな崇。奈七美は、親しくもない崇にお金を貸してと頼み、彼女の涙を見た崇は、自分も明日頑張ることがあるからと奈七美を呼び止める。
こういう感情をとても綺麗に描く香魚子さんの漫画がすごく好きだ。
「美しい物」はそれだけで価値があるんです!


『虎と狼』#13/神尾葉子
ライオンにキスされ、オオカミからは教室を追い出され、無視され、自分は「その辺の女子高生」と同じだと言われてしまうミー。
追いかけてきたライオンの前でそう言うと、逆に「そこらの女子高生に失礼じゃね?」と叱られた。
オオカミもやはり追いかけてきてくれて、泣き出してしまったミーの前でうろたえる。


『少女少年学級団』番外編・前編/藤村真理
萌香の番外編。仕事場で読モ仲間から「好きな人」がいないことを笑われ、大急ぎで「好きな人」を見付けようとする。
健兄と一緒にいるヒロシさんを好きになろうとするが、誰に聞いても「普通」という答えしか返ってこなくて、「トキメキ」はやはり感じることが出来ない。
勇馬と会い、今度は彼を好きになれそうな気がして、あげる相手を探していたクッキーを渡し、彼を好きだと渡に打ち明ける。


『宇宙人ルンルン』/かねこゆかり
4コマギャグ。「隕石の都合」で宇宙人が地球に引っ越してくる。
「あ でも地球も最近やっと進歩してきたよね」がツボった(笑)
これに10回くらい爆笑した!苦しい!



中原アヤ先生の連載が読みたいなあ!!


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【検索用】別冊マーガレット 集英社 201103
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