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『なんて素敵にジャパネスク 人妻編』第8巻/山内直実・氷室冴子

2009-07-08 | 少女漫画
 
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こんにちは.
ジャパネスク 人妻編8巻をお届けします.
マラソンでいえば
お話は折り返しをとうに過ぎて
スタジアムが視界に入ってきたところ
…かな?


ノイローゼの春日大納言の元に死んだはずの瑠璃姫が守弥に支えられて現れます。「言わないと祟るわよ~」と。帥の宮の陰謀を怯えながらペラペラ喋ってしまう大納言。今上帝のご温情は目に見えません、それは恋心のようにいつ揺らぐかもしれぬもの。貴族達との華やかなつきあいとか、優雅な後宮での日々。一度手に入れた地位をいつまでも手にしていたい。そんなふうに思うのは人間として当たり前のことなのかもしれない。しかしなんと、証拠の書状がありその盟約書は帥の宮が握っている。泡吹いて気絶してしまう大納言がおバカ。
兄弟なのに全然似てない大納言と高彬ですが、共通点は髪の毛の質です(第7巻のハシラより)。

大納言も帥の宮もどうでもいい、若君さえご無事であればっっ!!と取り乱す守弥。自分の今後を考えてくれと煌姫。こいつらと組んで本当に大丈夫なのかしら…と不安になる瑠璃姫。

一晩眠ろうと思ったのに明け方まで作戦会議。後宮に行ってもらうと言われて目を輝かせる煌姫。文を読んでいない煌姫は帝の愛人になれると大喜び。目的は物の怪退治のために女房としての潜入ですが、桐壺さまに感謝されて褒美褒賞は思いのままと知り俄然やる気に。守弥は若君のためになるならなんでもやる。調子のいい連中です(笑)
大納言は物の怪の出る別荘はごめんだと逃げ出してくれた。融が頼もしいと思ったら由良姫への恋の力? 手の届かない相手ばかり好きになる融くんです。

由良姫の話し相手になっていた煌姫が、由良姫がたいへんと大騒ぎ。事の顛末を聞くと、帥の宮が人殺しだと知っている煌姫は答えがしどろもどろになってしまい、由良姫は煌姫が帥の宮の恋人だと勘違い。
ちょっとお話聞かせてね、という瑠璃姫の優しい表情が「瑠璃ねえさま」です(義姉だしね)。

婿がね捜しの宴で偶然帥の宮の横顔を拝見し、一目惚れしてしまった由良姫の一途な想い。「けど帥の宮(そいつ)は東宮廃位のために由良姫を入内させようとした張本人で人殺しの悪いヤツなのよーーっ!」…なんて言えない!
とりあえずこのまま誤解させておこうと思った矢先、融からの文が届く。瑠璃姫の懐妊祈願から父上たちが戻ってきたら当の本人が行方不明で加持祈祷の大騒ぎ。しかし意外としっかり要点を押さえた内容の文で、「恋って人を成長させるのねぇ…」と瑠璃姫と煌姫はしみじみ。
今度は自分達の番だと動き出す瑠璃姫。大弐からの文が届き、後宮デビューが決まる煌姫。体力の戻ってきた瑠璃姫も行動開始です。
三条邸に戻るとやかましい読経、もくもく焚かれている護摩。「誰のための読経だと思っているのさ」「不謹慎ですわよ」「なんてお気の毒なのでしょう」。ああ、言い返せない(笑)
そして、こっそり出される食事だけではお腹が空いてたまらない。どんなタイミングで姿を現せばいいの?
瑠璃姫の無事を自分の目で確かめて嬉し泣きする小萩が可愛い。小萩好きです。
高彬に自分は生きていると文を出す瑠璃姫。一生のお願いだから帥の宮と会わせて。その後ですべて説明するから。最後に「妻より」と書いてあって、ほんとに結婚したんだと思いました。

右大臣邸に着いた融は高彬からネチネチとイヤミを聞かされます。怒ってる! ふすまの向こうの瑠璃姫にも聞こえる、というか聞かせてる。
帥の宮ともう一度対決してみようと思う瑠璃姫。きっと由良姫のため。帥の宮を失脚させることはできるだろう。だけどことが公になれば、その事務処理をするのは高彬かもしれない。愛する人を断罪するのが大好きな兄で、その罪を暴いたのが兄の妻だと知ったら由良姫は悲しみのあまり落飾(らくしょく)してしまうかもしれない…。
相談があると帥の宮を呼ぶ高彬。自分のような者が…と立ち去ろうとした帥の宮の前に瑠璃姫見参! 「あたし 川の底から生き返っちゃった」。

ところが帥の宮はすべてを悟ったと動揺しない。「あんたは負けたのよ」と言う瑠璃姫。帥の宮は、試してみたかったのだと答える。失うもののない自分の気持ちはあなたにはわからないでしょうねと。由良姫の初恋の相手が自分だったと初めて知る帥の宮。瑠璃姫は、誰も傷つけずに済む方法だからと、帥の宮に落飾してと取引を持ちかける。
整理したいもの、ひそかに愛してきた姫がいるので時間をくれと言われて瑠璃姫、絶句する!
(ええええっ!?)


その三十九カラー扉(1月号)


お薦め度:★★★★☆
原作が先に存在する作品の漫画化は難しいと思います。読者は既にストーリーを知っているわけですから。
それでも漫画になって、読むのが楽しい、「漫画ならでは」の魅力満載です。



↓累計1000万部突破はダテじゃない
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