アルバニトハルネ紀年図書館

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『乙嫁語り』第1巻/森薫

2010-06-09 | 青年漫画
 
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この人の漫画をいつか読みたいと思っていたので、新作の第1巻を買いました。
お…面白いっ!!

舞台は19世紀の中央アジア、カスピ海周辺。12歳のカルルク・エイホンの元に嫁入りしたのは山を越えて馬に乗ってやって来た20歳のアミル・ハルガル。
嫁入り先で家族同様に愛されているアミルは、ここではウサギを食べないのだと知り、嫁入り道具の弓を手に、ウサギを一頭獲ってくる。しかし一家が幸せな食卓を囲み、狩りをしなくなった村の子供達が弓に夢中になり、新妻が微笑ましい勘違いをしていた頃、アミルの実家では氏族の勢力争いの道具として彼女を連れ戻そうという話が進んでいた。


アミルの義姉の末っ子ロステムは、家の手伝いを放ったらかして、職人の仕事を眺めるのに夢中になり、特別に護符を彫ってもらう。口ではロステムを厳しく叱り、義理の妹であるアミルに頼んで内緒で食事を届けてもらう母。カルルクは妻と共に、遊牧で暮らすウマクの一家を探して馬で平原を駆ける。好物のザクロが生っているのを見付け、息を殺して見事イヌ(?)をアミルが弓で仕留める道中、やがて幕家が見えてくる。

豪華な食事と酒が振る舞われる祝いの席。酔っていないと言うカルルクは、皆が言うようにアミルが若かったらとは思っていないと本心を告げ、二人は愛を確かめる。

新婚の夫婦の留守に、エイホンの家にアミルの兄弟が訪ねてくる。手違いで出した嫁を返せと。アミルは既に家族だと突っぱねるエイホンの家長、子供が産まれるまでは正式な夫婦ではないと言い返すハルガルの家の長兄。実力行使に出ようとするアゼルを、射られた一本の矢が制止する。弓を手にお前たちは族縁ではないと追い払った祖母は、この古い武器は自分の嫁入り道具だったと言う。


お薦め度:★★★★☆
もう設定だけで楽しくて仕方ない。
カルルクの風邪を「治る病気」と言われてやっと休むアミルも好きだけど、私はおばあ様が一番好きです。



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2 コメント

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姉さん女房は金のわらじを (笛巣田 真夜)
2010-06-12 17:43:39
とにかく描き込みと考証がすごいです。

お嫁さん (Wrlz)
2010-06-12 20:14:30
>笛巣田 真夜様

読みごたえがあって感激です。第2巻も予約しました。
『エマ』も読みたい。

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