アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『執事様のお気に入り』第9巻/伊沢玲・津山冬

2010-10-21 | 少女漫画
 
にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ


楠さんが実はすごく重要なキャラクターだと判明した第9巻。
冒頭の第33話では、双星館Bクラスと犬猿の仲のキースワーズ執事学校との親睦合同パーティーが始まる。様々な場でのリーダーや代表として名を馳せる九条(くじょう)兄弟の、弟は良ちゃんに、兄は楠さんに対して、その実態は「就職活動」である売り込みをする。

自分を売り込もうとする九条の兄に、楠真琴は楠家は「楠家のために完璧な執事」でなければ必要としないと穏やかに諌(いさ)め、彼女を常に見守っている仙堂征貴は助け舟を出し、九条の兄を厳しく制してくれる。
一方の良ちゃんは、九条の弟に伯王が好きなのだと気付かされ、拒んでも受け入れても自分の執事の力を否定することになるのだと、ぶしつけな九条からのデートの誘いに明確な返答が出来ない。

その波瀾を伯王と良ちゃんのペアが乗り越えた頃、楠さんは華道部に体験入部する。やりたいことを自分で決めるという変化を見せ始めた楠さんを良ちゃんは応援しようとするが、頼るだけ、守られるだけの人間では征貴との距離は縮まらないので、目の前にある自分にできることからやるのだという彼女の強い決意を知る。その楠さんの姿に、応援どころか自分が見習うべきだと良ちゃんは触発され、伯王は自分のご主人様を心配しながらも手は出さずに見守る。

華道部の部長と部員達が「楠家」の力に怯えて「楠真琴本人」と向き合おうとしなかったことを謝ってくれ、良ちゃんは楠さんから、彼女が仙堂を好きだという気持ちを口に出すわけにはいかないという言葉を聞く。気持ちを正直に伝えている良ちゃんがうらやましいと言われ、良ちゃんは伯王に明確に「好き」だとは伝えていないと気付き、それを伝えてしまえば今の関係は崩れてしまうのかもしれないと思い始める。



言ったら
どうなるのかな
「好き」
--この気持ちを
伝えたら


第35話見開きカラー(『別冊 花とゆめ』2010年7月号)


『別冊 花とゆめ』2010年4月号表紙。



お薦め度:★★★☆☆
恋に対しては同じような境遇の良ちゃんと楠さんが、お互いに影響されあう姿が好きです。
楠さんの存在って、実は良ちゃんにとっては薫子さんと同じくらいかけがえのない「友達」なのでしょう。
落ちぶれかけた氷村家の令嬢、名家である楠家の令嬢、天下の神澤家の跡継ぎなのに実力で挑む長男。この構図は物語をとても面白くしてくれる。良ちゃんはお嬢様失格で、伯王は執事失格で、仙堂はどこまでも反動的。もちろん全員良い意味で。
今は私は良ちゃんよりも楠さんLOVE!です(笑)


にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ
にほんブログ村
にほんブログ村 トラコミュ 漫画、マンガ、まんが、コミックへ
漫画、マンガ、まんが、コミック
にほんブログ村 トラコミュ 少女マンガへ
少女マンガ

【検索用】執事様のお気に入り 伊沢玲 9
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 『花とゆめ』2010年22号 | トップ | 『ゴルゴ13』第158巻/さいと... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

あわせて読む

関連するみんなの記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。