アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『P.S.アイラブユー』/谷川史子

2011-12-28 | 少女漫画
 
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神様
私は自分の仕事が大好きです
私のする仕事が
ひとりでもいい 誰かのさいわいになるのなら
がんばりますので どうか一生続けさせてください

(伊勢一三子)


 今年、谷川史子先生のファンになって、店頭で見かけた作品を買うようになった。今持っているのは8冊だけど、これまでに読んだ作品はどれも好きだ。この本は、表題作の前後編にぐっと来た。
 独身のまま翻訳家の仕事を続けている一三子(いさこ)が、ある日、9歳の少年・草市(そういち)とその母と出会うお話。自分にはできないことを成し遂げている「おかあさん」にほめられて戸惑い、草市に「すごい」と言われて、一三子が泣き出してしまう所は胸が熱くなる。花のお礼に一三子が手に入れたレアアイテムに対して、草市が笑顔で「ありがとう」と答えるシーンや、草市が一三子に宛てた手紙の文面にも感動させられる。仕事に生きる人の視線と、子を持つ親の視線との絡め合わせ方も絶妙で、幸せを感じられる秀作だと思う。

 『Room201』は、様々な家の201号室に住む恋人同士や夫婦を描いた読み切り3編。仕事も恋人もどちらも大切なのに、仕事が好きだからつい自己本位になってしまう。そんなジレンマを描きながらも、とても暖かい。


お薦め度:★★★★☆


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