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『color』第1巻/美森青

2012-04-04 | 少女漫画
 
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…なにそれ…
とーたのいいところは
自分に素直で嘘がないとこでしょ?

(星野菫)


 単行本が出たので、嬉々として購入(おそらく、完結するまでずうっと買い続ける)。単行本では、#1から始まって、連載開始前の前後編は巻末に採録。
 主役の二人を見ているだけで楽しくて幸せという、わりとしょうもない理由で私はこの漫画が大好きだ。「ものすごく面白い」とか「心を動かされる」というような、いわゆる名作や傑作に触れた時のような感動はあまりないけれど(失礼)、やはり何度読み返しても楽しい。
 特に上手いと思うのは、菫(すみれ)と付き合う以前の橙太(とーた)の「テキトーさ」が、かなりリアルな所。とーたの恋の仕方は、とても正直で、男の目線からだとついつい共感してしまう。以前のとーたの本音を、露骨な言葉で言い換えてしまえば、こうなるかもしれない。
「告って付き合ってもらったけれど、やっぱ飽きちゃったんで別れて下さい」
言葉にしてみると確かに最低だけど、こういう感情を多かれ少なかれ、男は抱くことがある。高校生の男に「誠実さ」や「一途さ」のような理想を押し付けない、率直な(率直すぎる)描き方に惹かれる。
 とーたがしてきたような恋愛を許し難いと反感を買うのも計算ずくで、「木内橙太」というキャラを魅力的に描いている。だからやはり、美森青先生は上手いと思う。


前編カラー扉(別冊マーガレット平成23年8月号)


#1カラー扉(12月号)



お薦め度:★★★☆☆


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