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『暁のヨナ』第6巻/草凪みずほ

2011-09-28 | 少女漫画
 
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たとえば…今……
ハクやユン…キジャやシンアが大怪我をしてたとして
たとえば
千樹草(センジュソウ)があれば治るものであったなら
私は
何があっても取りにいく
たとえ矢の降る戦場の真ん中に生えていても
取りにいく

(ヨナ)


 この第6巻で最も魅力的な登場人物はギガン船長かもしれない。これからも旅を続けるヨナにとって、ギガン船長との出会いは忘れられない物になるはずだ。

 四龍の悲願を否定するジェハの言葉を聞いて、ヨナは緑龍をあきらめるが、クムジと戦う海賊の船長とは話がしたいと頼み込む。そのギガン船長は、「何もできない」ヨナのために、「信頼」を得るための仕事を与えてくれる。
 ふるえも涙も止まらないままに断崖絶壁を進みながら、手を貸さずについてきてくれるジェハに、ヨナが言ったのが冒頭の言葉。海が荒れ始め、ヨナが送り込まれた絶壁を見て彼女を助けようとするユンやキジャを、ギガン船長は厳しく優しい言葉で制する。
「お前らはあの娘の覚悟を踏みにじる気かい」

 豪快に笑い、部下を愛し、その言葉と存在がヨナに記憶にない母を感じさせてくれるギガン船長が、私は大好きだ。高華国の歪みを何も知らなかったヨナも、ギガン船長のきびしさとやさしさに触れ、「欲しかった強さ」に一歩近づける。



第32話カラー扉(花とゆめ平成23年7号)




お薦め度:★★★★☆

 とにかくギガン船長が素敵な第6巻。他にヨナが言った名台詞も多くある。
「もう一度 一人で取って来る!!」
「火の部族の土地やこの町をこんなふうにしてしまった責任が 私にも ある」
そしてクムジの前で、己を貶めてまで正体を隠した時のヨナの卑屈な言葉。どれも本当に「強く」なくては口にできない言葉だ。


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