アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

喫煙と読書

2010-09-11 | たばこ
  
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たばこの買いだめといえば、オレも過去に幾度も経験した、値上げ前の恒例行事である。オレはマイルドセブンが一箱220円だった頃から喫煙を続けているが、今度の増税は物価変動を無視した大増税になっている。今回は諸先輩のブログ上でのご指摘もあり、品薄が生じることを見越して早めの行動を心がけた。そして自分が住民税を納めている地域内を中心に数カ所で予約した。

租税に関しては、お暇があれば過去の記事を参照してもらいたい。
たばこが課税される理由

昨日は普段、漫画雑誌を買うのに重宝しているほうのコンビニに予約しておいた、ハイライトのカートンを受け取ってきた。粗品にJTのタオルをもらい、ライターももらい、ビッグコミックの最新号も買ったのだから非常に気持ちよく買い物をさせてもらった。
10月からは同店でのシガレット購入頻度が少し下がるかもしれないが、店長が喫煙者であるこのコンビニとは今後とも良好な関係を維持していきたいものだ。

最近思うことといえば、「喫煙」と「嫌煙(非喫煙)」は同等に「一つの選択」であるが、「医者に頼ってまで禁煙する」というのは選択というよりある種の消極的な「萎縮(いしゅく)」ではないかということだ。

さて、周知の通り、オレはマンガが大好きだ。そしてタバコも大好きだ。(ただしマンガを読みながら喫煙することはない)。
どちらも自分が生まれる以前からこの世に存在していた物であり、そういう存在が掃滅(そうめつ)されようとする動きに精神が反発するのは、心理学的に妥当な反応だとオレは思っている。
今は医療の現場では喫煙は絶対の悪だと信じられており、新政権も「たばこ消費の抑制」という今までには見られなかった理由から増税に踏み切った。
一方、マンガは昔から性犯罪を助長する、更には犯罪の原因になるという奇妙な批判に晒されており、今もその執筆や販売や所持を規制しようとする動きは一定の割合で存在する。
不思議なことに、「タバコを吸わなければ、吸わせなければ身体が健康になる」という主張と、「マンガを読まなければ、読ませなければ健全な精神が育つ」という主張には医学的・学術的・科学的に確固たる根拠が存在しない。にも拘(かかわ)らず、世論はタバコやマンガの撲滅や規制を叫ぶ論者の扇動に誘導されやすい。

ところが現実に目を向けてみると、例えばオレは30年以上マンガを読み続けていて、全く前科が無い(ちなみにオレはエロ漫画もBLも読む)。まだ若いという面と、遺伝的に恵まれたという面は否めないが、規則正しい生活を心がけているおかげなのか深刻な持病も無い。仮にマンガが犯罪を助長するのなら、戦前からマンガを読み続けてきた日本人は今頃「犯罪大国」に暮らしているはずだが、実際には我が国は世界に類がないほど治安の良い豊かな国だ。日本は格差と貧困の国だと指摘する人の言い分も一応は理解できるが、オレは幼児期をマラリアの蔓延する後進国(「発展途上国」などというお上品な呼び方はオレにはできない)で過ごしたので、「水道水が飲める」という程度のことで今の日本に感激できてしまう。

もちろん前科のある喫煙者や持病のあるマンガ愛好家は統計を取るまでもなく確実に存在するが、喫煙と犯罪、読書と疾病の因果関係が証明できない以上はサンプルとして無視するしかない。また、迷惑な喫煙者も実際に存在するが、それを以て喫煙行為その物を攻撃することは、9・11テロを起こしたのはイスラム教徒(の過激派)なのでコーランを燃やしましょうという、短絡的な思考と非常に似通っているので注意が必要だ。

要はオレに言わせれば喫煙習慣の有無というのは、読書の習慣のあるなしと性質がほとんど変わらない。世の中にはマンガをたくさん読む人も、どちらかといえば読む人も、全く読まない人もいるし、嫌いな人もいれば、そもそも本が買えない国に住んでいる人もいる。タバコも同様に吸う人と吸わない人、吸えない人と嫌いな人がいる。最大の齟齬(そご)は、読書は他人に迷惑をかけないが、喫煙は多大な迷惑をかけたり、他人に不快感を与える場合があり得るという点だ。その点さえ喫煙者側の責任で解消させておけば、残るのは喫煙者自身の健康問題だけになってしまうが、それにはやや懐疑的にならざるを得ない。

本の読み過ぎで目を酷使し、例えば眼病を発症するという症例が仮に存在するとすれば、喫煙と肺疾患などの因果関係も、「刃物で心臓を貫いたらヒトは死亡した」という実例と同程度に説得力のある形で提示できるはずだ。
「喫煙者はモテない」という固定観念も、「マンガ好きのオタクはきもい」というレベルの幼稚な空論に過ぎない。

不可解なのは、「値上げ(増税)」をされるから「禁煙」をするという、極端から極端へと走る一部の喫煙者の行動だ。「今まで費やしていた金額の範囲内で喫煙を続ける」という中庸(ちゅうよう)の選択があまり見られず、「禁煙産業」と呼ばれる物が繁盛しているらしい。
オレは適当な人間なので、増税後も今までの金額の範囲内で喫煙を続けることになるし、面白そうなマンガはとりあえず読んでみるのが習慣なので、美味しそうな新銘柄を出してくれれば今後も吸ってみる。この記事も当然、たばこを燻らせながら綴っているが、論理が極端に破綻している箇所はないはずだ。


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4 コメント

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Unknown (存在しないIDです)
2010-09-11 17:56:46
私もタバコ吸いながら本読むことはないなぁ。
ページの間に灰が挟まったりするし。
コーヒー&喫煙はときどきやりますけどね。
漫画は大切なコレクション (Wrlz)
2010-09-11 21:11:48
>存在しないIDです 様

コーヒーを飲みながら喫煙するなんて信じられません!
オレはたばこには断然カフェオレです!
Unknown (会長)
2010-09-13 03:58:46
説得力のあるエッセーで感心しました。

私はコーヒーです。


ところで、厚労省が喧伝しているタバコの副流煙がもたらすとされている害を信じるなら、私は殺人者だ。

自首したら牢屋に入れてもらえるか試そうと思っている。
厚労省 (Wrlz)
2010-09-13 11:05:57
>会長

ありがとうございます。
主流煙や副流煙を吸うとヒトは死亡するということを科学的に証明してほしいものです。
私は「たばこが嫌いだ」という意見は最大限尊重しますが、「喫煙は身体に悪い」という言い掛かりは無視しています。

iPadで漫画や小説を読むのはたばこの代わりに電子タバコを吸うのと似ているような気もします(どちらも家電製品だという意味で)。

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