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『赤髪の白雪姫』第4巻/あきづき空太

2010-01-10 | 少女漫画
 
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赤い髪の娘 白雪と
王国第二王子ゼン
共に進み行く二人の道は
熱を帯び
まだ見ぬ色の火を灯す


鳥を待つココクの見張り台から、鈴を湖に投げ捨てたブレッカ子爵。白雪は湖に飛び込み、鳥は文書と鈴を持って城に戻る。署名と共に届いた「妨害行為により子爵の身柄を拘束 見張り台で待機 補佐役負傷」という報告を読むゼン。
怪我したことを隠すつもりはなかったと言う白雪に、事の次第を聞いているゼンは表情を和らげ、彼女の髪を触りながら口付ける。
断り無く触れたことを慌てて謝り、今度おまえに触れる時は、ちゃんと告げてからにすると言うゼン。「その時に おまえが思うことを聞かせてくれ 白雪」。無言でうなずく白雪。

キハルの島、ユリスを訪れたゼンは、島の民から領主(ブレッカ)の謝罪と承諾金を要求される。権力を金銭に変える真似をしないゼンの人柄に触れ、キハルの祖父は礼を失したことを深く詫びる。島の子供達に慕われる第二王子は、白雪に自分からキスしたことを、彼女を想う感情を、自分に仕えるミツヒデに打ち明ける。

城で仕事に没頭する白雪。ゼンに合わす顔がなく、森の奥へと逃げてしまい、追いかけてきたゼンに、追いかけないからおまえも止まってくれと言われて立ち止まる、第4巻最大の見所。
涙をこぼしながら、すごく大事で、尊敬してて、力になっていきたいゼンに、恋もしていたと。

今までと同じようにゼンを見ていたいって思うのが、望んでいい事なのかわからなくなったと泣く白雪の前に、剣を置き、ひざまずき、「…俺も 望んでいるよ」と答えるゼン。
自分の地位が人を縛る、共にありたいと望んで相手がそれに応えてくれた時、その答えを信じられるかどうかとずっと思っていたゼン。今、自分に強さをくれる女性に、差し出した手を取ってもらい、うれし涙を拭い、心からの感謝を捧げて口付ける。

「信じ合える」ということが、たまらなく美しい。
ゼンの6年前を描いた第15話と第16話も、「信じる」というテーマ。第一王子のイザナが17の誕生祝いに城を欲しがり領主問題を収束させた裏で、生きる術を無くし逆賊となったリドの一族。「疑う事」を優先させて生きてきたゼンが、側近となったばかりのミツヒデに、信頼できる者は必ずいると教えられ、強くなると約束する。
木々嬢のお話もぜひ読みたい。

あとは、白雪の髪の色(赤)が「運命の色」だという部分を掘り下げて描いてほしい。


お薦め度:★★★★☆
明けて2010年、『赤髪の白雪姫』といい『とめはねっ!』といい、さっそく魅力的な新刊に恵まれています。漫画っていいね!!
今月19日には怒濤の新刊7冊同時発売。予約しました。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おおう (Jing*3)
2010-01-10 22:27:25
年明け早々いろいろ買われてますねー。
当方、雑誌はいっぱい買うのですがコミックスは…あ、『恋愛ラボ』と『ホムンクルス』の新刊とだけは買ったか。

あと、ミクシィをやめてからなんか寂しくなったのでブログを作ってみました。
よかったらリンク張っていただけたら嬉しいです。
10冊 (Wrlz)
2010-01-11 12:36:25
>Jing*3様

19日は7冊といいながら10冊買ってます。
そんなに持てないからいつもの如く通販ですよ(笑)

ブログ、fc2ですね。リンクしましたよ。
やはり(笑 (Jing*3)
2010-01-11 16:24:44
通販だと気付いたら届いてるからいいですよね(笑
こちらからもリンク張らせていただきます。
便利すぎる (Wrlz)
2010-01-11 20:27:59
>Jing*3様

通販が便利になりすぎて引きこもりになりそうです。
ボタンを押すだけで読みたい漫画が自宅に届くんですよ(笑)

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