アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『青春のたまご』/中原アヤ

2010-06-24 | 少女漫画
 
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猛烈に読みたくなって買ってしまいました。
『勉強しなさい!』と『ラブ!ラブ!ラブ!』もこれから揃えます。

この単行本は中原アヤの初コミックス。

『青春のたまご』 デラックスマーガレット平成8年11月号
『ひまわり娘』 別冊マーガレット平成8年8月号
『しあわせ南向き!』 デラックスマーガレット平成8年7月号
『王子様とわたし』 デラックスマーガレット平成8年3月号
『2丁目ハニィ』 ザ マーガレット平成7年9月号増刊
『春と空気と日曜日』 別冊マーガレット平成7年6月号
の6作を採録。

15年も前の読み切りを一つ一つ取り上げてどこが面白かったか言及するのにあまり意味はないと思うので詳細には触れませんが、とにかく楽しい短編集です。
欠点だらけの男なのに好きでたまらなかったり、素直になれない気持ちが可愛らしい。この頃の手書き文字が洒落ています。ランドセルをこんなにオシャレに描けるセンスと、全ての作品で「学校の制服」までデザインが異なっているこだわりも良い。
癒される描写やキレイゴトとは無縁で、「あんた既に幸せなんだよ!」と登場人物に現状を肯定させ、ある意味読者を甘やかさない作風に、逆に読んでいて幸せな気分にさせられる。

現時点での最新作『ネガ×ポジ』と、現在手に入る最も初期の作品『春と空気と日曜日』を一本の線でつなぐこともできる気がします。いや、むしろ、「中原アヤの漫画はなぜ面白いのか」という問いへの一つのヒントがここにあるんじゃないのか?
『春と空気と日曜日』(1995)では男の子が死ぬ、『星になっても愛してる』(2005)では女の子が死ぬ、『ネガ×ポジ』(2010)では男の子が死にかけるけどノコノコ生き返る。「恋の成就」と「生物学的な生死」を完全に別次元の問題にしてしまう強引さは天賦の才能に違いない。




お薦め度:★★★☆☆
集英社には「『ラブ★コン』の中原先生が贈る~」という類いのキャッチコピーをやめてほしいな。
私は既刊の中では『ベリー ダイナマイト』が一番すきで、『ときめき学園・王子組』が最高傑作だと思ってます。そして常に最新作を応援しています。



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