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『暁のヨナ』第9巻(ドラマCD付き)/草凪みずほ

2012-07-22 | 少女漫画

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 嬉々として買いました。皆川純子さんが演じるユンが最高だ!
 CDの後半には座談会が採録されていて、声優さんたちの「演じている時」と「雑談している時」とのギャップも楽しい。役を演じている時は立派な「プロ」で、座談会では「これ、どっかの飲み会の録音?」と思えてしまうくらい普通の会話をしている(笑)

 そして連載は、再び、ものすごい山場を迎えている。

第59話「あなたは私の祈り」(16号)
変わり始めたカン・テジュンが、村人が歌う懐かしい歌の題を、ユンに教えてもらう。ゼノの「予言」に、「大きなものなど いらん」と答えたテジュンを、見直した! 顔を合わせずに、ヨナがテジュンに「託してもいいかしら」と役目を与える場面には、キュンとさせられる。ゼノがテジュンに言う、「大きな存在」というのは、部族長の一員として出世するというような意味ではないような気がする。
神話の中にしか登場しないか、あるいは実在したとしても既にその血筋が絶えている「緋龍王」とはどのような存在なのか。火の部族と土地を統べるために生まれた「部族長の家の男」が、それを考え始めようとしている。この、「"体制側の人間"と"平民"とのそれぞれが、神話の意味、またはその本質を考える」という一幕に、ものすごいロマンを感じてしまう自分を顧みると、善くも悪くも「私は戦後生まれの日本人なんだな」と感じる。

 私は小学校(義務教育)で、日本の神話を習わなかった(戦前は教えていたはずだ)。高校生になるまで、記紀神話の内容を、私は全く知らなかった。戦後生まれの私たちの世代では、「神話」を知っている人のほうが少ないと思う。(だって「学校のテスト」に出題されないんだもんw)
 「国民が自国の神話を学ぶ」ということには、功罪の両面があるだろうけれど、少なくとも神話の内容を「知識」としては知っておくべきだと私は思う。過激な教え方をされれば、それは国粋主義にエスカレートしたり、周辺国から「日本軍国主義の復活だ!」などと叩かれるかもしれないので、「昔の人は想像力が豊かだったんだなあ」くらいの楽しく軽いノリで教われば良いんじゃないだろうか。

 ま、そういうややこしい話は置いといて、このドラマCD付きの第9巻には感激、そして大満足。ヨナ役の斎藤千和さんの出演作をじっくり聴いたのは初めてだけど、とても良い。現時点で斎藤千和さんが演じるヨナは、少し幼い感じがするけれど、ギガン船長との出会いで「欲しかった強さ」に一歩近づいたヨナも、いずれ聴きたい。
 次号(17号)のふろくの後、さらにCDの続きが出て、賊のお頭をやるヨナ(=ギガン船長のマネをするヨナ)が聴けたら、私はすごく嬉しい。


お薦め度:★★★★☆


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