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『惑星のさみだれ』第3巻/水上悟志

2011-02-08 | 青年漫画
  
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わかるぞ お前の望み
言えよ
ぼくを頼れよ
友達だろ!?


三日月が姫に惚れて面白くない夕日。そんな彼らの前に、馬の騎士である南雲宗一朗とダンス=ダーク(馬)が現れ、12人の騎士は半分そろったと言う。
空にはビスケットハンマーが見え、現れた泥人形を「仲間と力を併せて」倒さなくてはならない時に、東雲三日月は南雲の行く手を阻む。
味方を待たずに泥人形を倒す案がある夕日だが、東雲半月の死の瞬間を思い出し、トラウマの象徴である「鎖」に縛られて戦うことが出来ない。父を失った祖父の恐怖と、東雲さんを失った夕日の恐怖とが連鎖する。

それでも夕日は、蛇の騎士である白道八宵(はくどうやよい)を守るために泥人形の前に立ちはだかる。亡き東雲半月が背中を押してくれる。
東雲半月が死の直前に騎士の契約で願ったことは、自分の技を雨宮夕日に渡すことだったとわかり、夕日は初めて友達のために涙を流す。
(東雲さん ありがとう)

東雲さんの技を受け継いだ自分は無敵でなくてはならないと、姫に禁じられている、三日月との私闘に応じながら、自分が何をどうしたいのかという疑問を突き付けられる夕日。そこへ唐突に、ラスボスである魔法使い、アニムスが現れる。

黒猫の騎士、亀の騎士、鶏(にわとり)の騎士も揃い、カジキマグロの騎士は死んでいたと判明する。
道ばたで夕日になれなれしく話しかけ、世間話をする魔法使いのアニムス。
12人の騎士の内10人が揃い、残りは二人なのに「幻獣の三騎士」とは何者なんだと、夕日が記憶を失っているノイと話していた所へ、ネズミとカマキリの騎士が自転車で通りがかる。

既に死んだ二人を除いて全ての騎士が揃ったと聞き、さみだれは体育館のカーテンを勝手に破ってマントにして、集めた騎士を前に「喰い滅ぼせ!!」と演説をぶちあげる。
魔王の本当の望みを知っている夕日は、姫の傍らにひざまずき、改めて忠誠を誓う。



お薦め度:★★★★☆

世界が憎い、世界を愛してる。だから世界が欲しい。
これは駄駄っ子のように身勝手な望みを抱く子供たちが、トラウマを克服し、成長して大人になる物語なのかもしれない。
笑いあり、涙ありの展開も好きだ。


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