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実はTSの宝庫、『超人ロック』

とのすけさんの2次元侵略され日記の記事を読んで気付いたんですが、実は『超人ロック』ってTSの宝庫でもあるんです。
TSFとは、異性への性転換を扱うフィクションのジャンルにおける略称である。英語においてはtransgender fictionまたは略称のTGという用語が別にあったが、日本ではtranssexual fictionまたは transsexual fantasyと呼称され、その頭文字からTSもしくはTSFと略称されている(なお、確定した日本語における呼称は現時点では存在しない)。−Wikipedia。
ざっと読み返してまとめてみました。
『ニンバスと負の世界』(処女作):ISC(独立星間コマンド)のアイザック司令はあれが「超人ロック」だとステージの歌姫を紹介される。

この作品が描かれたのは1967年。超常現象ではなく、超能力(ESP)による、遺伝子配列(マトリクス)の変更による女体化です。当時はまだ「マトリクス」という言葉が一般的ではなく、「サイコキネシス」による分子配列の変更と描かれています。
『コズミックゲーム』:皇帝レイザークはエーリカの影武者(TSではないかも)。
『光の剣』:ラフノール王グルン・ベルクの指示で殺人狂エルミは死人苔を取り除かれ、少女の姿で異世界から来たロックと王位継承者ニアの元に送り込まれる(ただしエルミは元々女性だったのかもしれない)。グルン・ベルクの刺客ロニ一族は、初めて登場する「マトリクス移し替え」の能力を持つエスパーです。
『ライザ』:レオパードが相棒のマトリクスを奪い、さらにニア姫のマトリクスを奪い、彼女の姿でロックに接近する。連邦情報局長の秘書のライザがロック本人。
『ミラーリング』:カサンドラはエレナのバックアッププログラムを発見し再生させる。皇帝計画を再開するエレナは「ネオン」という男に姿を変えカサンドラのコントロールを離れる。
『星と少年』:フランがラグの前に現れ、力の使い方を導く。暴走するラグの前に「自分で自分を殺せ」とラグのマトリクスを使ったロックが立ちはだかる。
『星を支配する者』:テオドラキス博士による人工エスパー第1号のユージンとティの入れ替わり。
『歌姫』:ロックは賞金稼ぎに追われ命を落としたリリスの意志を継ぎ、彼女のマトリクスを受け取る。
『愚か者の船』:クミ・ニールセンとレマ。厳密にはTSではないんですが、ワイド版刊行の時の描き直しで要らなくなった生原稿を頂いているので載せちゃいます(笑)

『マインド・バスター』:ナガトはこれは超人ロックがよく使うマトリクスの一つだとライザの姿を見せる。
『虚空の戦場』:レマはナナに父親(ロック)の姿を見せる。
『流浪』:ロックのクローンの一人、アデルが老衰で死ぬ。ロドルフに操られたテオが皇女トレスのマトリクスを奪う。ロザンナは退位したアルマと入れ替わる。
『永遠の旅人』:オルドレンの雇った超人ロックと、レールモントの雇った超人ロック(ライザ)が結託する。
『プリムラ』:ライザ・マナベがプリムラの母となる。
『魔術師の鏡』:ライザ・マナベの前に、ロドス・モルク・ラン国王の直系の子孫だというラフノール司祭レーナが現れる。
『失われた翼』:ジェノサイドがルハラに投下したN弾をリーザが止める。17発目を止めようとした時に爆発に巻き込まれ、SOEに救助される。
『シャトレーズ』:帝国のエスパーが、ロックと行動を共にするミルバのマトリクスを奪う。
『アストロ・レース』:イライザ・シムノンは第10回皇帝杯星間レースに出場し、SOEの基地の傍にあるランドマーカーを移動させる。
『超人の死』:警察とマスターバルカンに追われるロックが女装して逃亡する(TSではなく異性装)。
『プリンス・オブ・ファントム』:ホルバイン博士が記憶を取り戻す。
『エピタフ』:暗殺されたブリアン・ド・ラージュは首から下を拒絶反応の起きない、双子のファリスの体で再生させられる。
アンリ・バイロンはフランがマイノック公セテだと見抜く。
テレーズ・マイノック公は皇位継承順位でカール・ダーム帝の実子ロドルフより優位に立つために性転換し、ハラルドと改名。ロドルフは女に性転換させられ忠誠を誓わされる。
『凍てついた星座』:テニアンはマエケナスと入れ替わる。
『ニルヴァーナ』:グラフはミカが男になっても女になっても寝るつもりはないと拒む。
他にもチェック漏れがあるかもしれません。
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多分じっくり読めば細かい「異性間の入れ替わり」はまだ出てきます。
全部集めるのは骨が折れそうだ(笑)
肉体の変化を「サイコキネシス」による分子配列の変更によって行うという考え方は面白いですね。
それから『愚か者の船』の生原稿にもびっくりしました。
こういったものは、それこそ漫画展くらいでしか見たことがないので…。
「TS」という観点から『超人ロック』を読んだことなかったので、読み返していて面白かったです。
『超人ロック』はまともに全巻買うと100冊越えちゃうと思います。
集める順番は、完全版(最初に少年画報社から出たヒットコミックス全38巻分)→『メヌエット』『エピタフ』(銀河帝国混乱期)→『ソード・オブ・ネメシス』『オメガ』『カデット』(第3波動絡み)というコースがお薦めです。
『冬の虹』〜『クアドラ』は西暦時代、『ブレイン・シュリンカー』〜『荒野の騎士』は本筋に絡まないので後回しで構わないと思います(笑)
実は『炎の虎』(ヒットコミックス第1巻)の生原稿も持ってるんですよ!
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