アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『少女少年学級団』第4巻/藤村真理

2011-02-14 | 少女漫画
 
にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ


どういうって…
好きは好きだよっ
カズやさしいし
頼りになるキャプテンだし
頭も良くてすごいなーって思うもん!


萌香のお姉さんが健兄と親しくなっていくのを見て、遥はもう「しっと」をしたくないと、健兄を好きでいるのをやめようと、一寛を好きになろうとしてしまう。
クラスで公開告白をしたような形になり、カズと遥は付き合うことになるが、遥はカズの言う「好き」と自分がカズに対して抱く「好き」との違いを説明できない。

渡もカズも、遥が本当に好きなのは健兄なのだと気付き、渡は変わってしまう。
兄から遠ざかり、野球の練習にも出なくなり、一度ケンカした佐山の家に入り浸るようになる。
遥は中学進学を意識して、みんながバラバラになっていくような不安やさみしさを覚える。

今日は別な遊びをしようと、ビビってたら甲子園なんかムリだと、佐山から万引きをそそのかされる渡。渡はすんでの所で思い留まるが、店に弟を引き取りにきた健兄は、怒りのあまり無言で渡を殴り飛ばす。

帰宅して、優しく、悲しそうに、弟がわからなくなったと語りかける健兄。
渡が立ち直ろうとしていた頃、遥は、数日前から自分にいやがらせをしていたクラスの女の子たちから呼び出されてしまう。
家に帰ってきた遥は、「エライ子へのごほうび」を前に、自分は大事な友達を平気で傷つける人間なのだと、泣き崩れる。


番外編。デラックスマーガレット平成21年11月号掲載。
健兄が甲子園に出場した時の番外編。渡が小学4年生、健兄が高校1年生の夏。
この時、まだ渡は遥とは出会っていなかった。


お薦め度:★★★★☆

弟のことがとても大切で好きだから、余計に苦しんでしまう。そんな健兄が好きだ。
健兄の遥への気持ちって、弟である渡を大切に思う気持ちとほとんど同じ方向の物なのかもしれない。
すごく大事で好きだけど、健兄の中では「渡が好き」と「遥が好き」はほぼ同列なんじゃないでしょうか。だからこそ、渡は自分と同じくらい健兄に好かれている遥を時にはライバル視し、衝突もしてしまう。
遥が健兄のことばかり見ていると、渡は恋愛に於ける嫉妬の他に、「自慢の兄貴」を取られてしまうようで面白くないという気持ちも抱いてしまうのかもしれない。

あと、学校から帰る遥たちの会話の中にさりげなく「渡のお母さん」が登場しているシーンが何故か印象に残ってます。(p.157の2コマ目)
子供が直接は見ていない所で、実は保護者と学校は大切な話をしているというのが、なんだかリアルだ。


にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へにほんブログ村
にほんブログ村 トラコミュ 漫画、マンガ、まんが、コミックへ漫画、マンガ、まんが、コミック
にほんブログ村 トラコミュ 少女マンガへ少女マンガ

【検索用】少女少年学級団 藤村真理 4
『マンガ』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 『別冊 マーガレット』2011年... | トップ | 『夢みる太陽』第8巻/高野苺 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

あわせて読む

関連するみんなの記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。