アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『ビッグコミック』2011年20号

2011-10-09 | 青年漫画
 
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 そーり、おはようございます。ビッグコミックに載っておられましたね!(笑)


『ゴルゴ13』第516話「FRIENDS」前編/さいとう・たかを
1990年のケンブリッジ、イギリス。互いに優秀で、周囲が嫉妬するほどに仲が良かったヘンリーとスティーブ。二人はある晩、飲み歩いていて、夜の街で絡まれていた一人のリビア人の女性・アミナと出会う。三人の間には友情が育まれ、愛情は友情を超えられなかったと、彼らは変わらぬ友情に乾杯して卒業する。
それから21年、2011年。三人の友情は変わらないが、それぞれの社会的地位は変わり、アミナの祖国の情勢は緊迫する。辣腕のファンドマネージャーとなったヘンリー、国際的なビジネスマンとなったスティーブ、そしてリビア人女性実業家として成功したアミナ。戦争を肯定は出来ないが、両親の命を奪ったかもしれない祖国の独裁者に「ノー」と言いたいアミナのために、二人の英国紳士は、それぞれの思惑は隠しながら、リビアに救援物資を届ける仕事を買って出る。

ひたすら祖国の平和を願うリビア人女性と、反政府勢力への援助を「ビジネス」と捉える二人のイギリス人男性。後者の前者に対する裏切り(しかし、二人はおそらくこれを「裏切り」だとは思っていない)は、意外な形で露呈してしまう。
「男女の間に友情は成り立つか」という話は良くあるけれど、「ビジネスと友情は両立するか」というテーマは重々しい。


『憂国のラスプーチン』第27話/佐藤優・伊藤潤二・長嶋尚志
飼い猫の夢を見る憂木。面会で、彼は無罪を勝ち取るための二つのシナリオを提示する。シナリオ1は国益に反し、シナリオ2は後藤への裏切りとなる。夢の中の愛猫は怒っている。ソ連崩壊の過程で、大勢が大勢を裏切ったその成れの果てを数多く見てきた憂木は、両方のシナリオを放棄する。



 以下、面白かった作品を羅列します。

『そばもん』第72話/山本おさむ
稜も「職人」なので、漫画を描きたい神坂を部屋に泊めてくれる。夢の中身は苦しみの連続。だから頑張れる。恋人の亜季が、実は神坂を理解している。


『兵馬の旗』第十七陣/かわぐちかいじ
かつて兵馬が新八郎に語った「公武合体」は叶わず、王政復古の大号令が下る。新八郎は、フランス革命の成功の理由は王と王妃を断頭台に送ったことだと、ここにはいない兵馬に向かって心の中で語りかける。新政府は赤報(せきほう)隊を、一方では認め一方では突き放し、年貢を納める民ばかりが翻弄される。


『築地魚河岸三代目』Fish274/はしもとみつお・九和かずと
アイドルグループ「CLASS99」の一人の子に頼まれて、「ちあき」で彼女の両親にエビを振舞う。アイドルをアマエビに喩える三代目の言葉は、邪気がなくておおらかだ。


『総務部総務課山口六平太』第609話/林律雄・高井研一郎
「不文律」を破ってしまった話。互いに悪気はなかったし、気まずくなるばかりでなかなか謝ることが出来ない。


『華中華(ハナ・チャイナ)』第124話/西ゆうじ・ひきの真二
47店が参加。場所を提案するハナちゃん、価格を提案する島野料理長。上海亭に有利な形に誘導しておきながら、島野は46店全てが敵で、必ず自分が勝つと、優しい闘志を見せる。


『S-最後の警官-』episode.053/小森陽一・藤堂裕
実は藤波優子が「シロ」だと信じていた速田。家族の俺も信じてくれと追いかけてきた、神御蔵とNPSの面々を前に、速田は照れ隠しにメガネを触る。


『ゲゲゲの家計簿』第11回/水木しげる
紙芝居に未来はないように感じられてしまった昭和三十年。義姉の帰省のための七千円の出費は、かなりイタイ。タバコが一箱(十本入り)三十円だった時代の七千円。


『星を継ぐもの』第16話/J.P.ホーガン・星野之宣
地球からの電波が40分かかるガニメデ。現場指揮官が臨機応変の判断を下し、7人のホモ・サピエンスが「人類の代表」として相手の船に乗り込む。


『上京花日』第51話/いわしげ孝
途中から読んでいるので全体を把握していないけど、明るい気持ちになれて好きだ。


『獣医ドリトル』カルテ95/夏緑・ちくやまきよし
俺とお前は「水と油だ」と言って、花菱からの誘いを断った、学生時代の鳥取。それでも、特別料金を取りながら、鳥取は今も花菱を支えている。鳥取は「ドリトル」というあだ名を実は気に入っているんじゃないだろうか?



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