アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『路地恋花』第2巻/麻生みこと

2011-02-01 | 青年漫画
  
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第2巻です。ここから更に良くなります。

第六話「花屋一松」
路地に入った新入り、花屋一松(いっしょう)を営む、華道の家元の一人息子、藤木一松。
自分が勤めていた花屋で起こってしまった、女性同士の傷害事件を巡り、担当検事の月森と知り合う。
女性に花を拒否されたのがショックで、なんとしても受け取ってもらいたいと、藤木は来る日も来る日も月森に花を持って行く。
そして藤木は、彼になら何でも話せてしまうと言う、月森が秘めていた心を聞く。


第七話「夏菊 その2」
書けなくなった元小説家の井沢と、彼のもとに転がり込んでいたロリィタ少女のその後。
フランスに留学すると言って去って行ったナオミ。井沢の頭の中では彼女の言葉が繰り返し再生され、再会した編集者は「今の原稿」なら読んでみたいと言う。
ビリー・ジョエルが「プレッシャー」を作ったように、彼女がいなくなった喪失感を井沢は綴る。
そして帰国したナオミに、井沢は初めて自分から触れることが出来る。


第八話「佐倉家」
手描き友禅の「のり置き」の師匠に弟子入りしたいと、通い詰める佐倉。
師匠が初めて佐倉を家に上げてくれた晩、師匠は脳梗塞で倒れる。動かなくなった右手の代わりに自分の目と手を使ってくれと泣いて懇願する佐倉。
技を継がせてもらい、師匠を看取った弟子は、世界的に注目される日本の友禅の、名前も出ない縁の下の仕事をこつこつと続ける。


第九話「petit cadeau(プティ カドー)」
修行に行く佐倉のために餞別を作ることにした万華鏡作家の葵(あおい)。
女性だと思っていたガラス吹き職人の恵(めぐみ)の前から逃げ出してしまう。
しかし逃げるなと追いかけて来たその男のおかげで、本音をぶつけることが出来、佐倉の師匠のための万華鏡は完成する。


第十話「petit cadeau その2」
箱入りで引きこもりだった葵は、恵の工房に通うようになり、毎日のように叱られる。葵はそれが嬉しくて今日も工房へ行くが、彼には過去に彼女がいたと知る。
自分とは真逆の、彼のかつての彼女を目の前にして、脱水症状で倒れてしまう。
葵が倒れている間の彼女との会話で、恵は二人でいたら変われるかもしれないと、葵と一緒に居たいと告げる。



お薦め度:★★★★☆

この漫画の良さは、言葉にしにくい。
それぞれの「つくる人」たちの話が、さりげなく繋がっている様も良いです。
佐倉と葵が一緒にいる場面がほとんど描かれていないのに、この二人が仲が良かったと分かるのも好きだ。


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