アルバニトハルネ紀年図書館

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『乙嫁語り』第2巻/森薫

2010-06-14 | 青年漫画
 
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予約しておいたのですぐに第2巻が読めました。嬉しいよ!

竃(かまど)の日にパンを焼きに行くアミル、そこで知り合った、トゴノシュの家の年頃の娘、パリヤ。自分は生意気だから嫁ぎ先が決まらないと言うパリヤと、言いたい事はあまりないと言うアミルの心が触れ合い、アミルの前では何故か嘘がつけないパリヤは、弓を習いたい子供達に混ざるようになる。

そして物語が動き始めました!
40人の子をもうけたと云われるホルキアの廟(びょう)を参っていた時、アミルのおじと兄達が嫁を取り戻しに現れる。
町の若者達が、これは自分達の問題だと、武器を持つ10騎を町に入れまいと木の棒と石で遮る。睨み合いは続き、夜になって町に侵入した一行は、降り注ぐレンガに見舞われ、捕らえられ、見せしめに馬の尾とたてがみを切り落とされる。懐剣を抜いて自分を守ってくれた夫にしがみついて泣くアミル。

実家と縁切りした日を境によそよそしくなってしまうアミル。カルルクを嫌いになったのではなく、夫のために狩りをしてきたアミル、嫁心がついたのだと見守る祖母。

居候の英国人、スミスの元に客人が訪ねてきて、手紙の束を渡す。異国の人間であるスミスの目と、鷹の刺繍ばかり好むティレケを通して描かれる「布支度」の風習。曾祖母から祖母へ、母へ、娘へと何代にも渡って受け継がれていく、幾つもの文様。教えられた模様ではなく、初めて自分で気に入った刺繍を見付けたティレケに、祖母はそれはお前にやろうと伝承してくれる。

鉛筆で紙に物を草しているスミスの元に一通の書簡が届き、夫婦は詩を詠み、狩りをしながら異邦人を中継地点まで送り、名残を惜しむことなく笑顔で別れを告げる。時代は、英露関係を急速に悪化させていた。



お薦め度:★★★★☆
華やかで、読みごたえがあって、人と人との心が交わる様が美しく楽しい。
刺繍が伝承されていくところはため息が出るほど綺麗だった。
漫画を子供だけの物にしておくなんてとんでもない損失だ。大人こそ、もっと漫画を読むべきです。




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