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『町でうわさの天狗の子』第5巻/岩本ナオ

2011-01-10 | 少女漫画
 
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あ…それでさ これを機に
モミジちゃんあたしのこと「太郎坊様」じゃなくて
みんなみたいに「刑部」とか「姫ちゃん」とか
呼んでくれたらいいなと思うんだけど


上の秋姫のセリフがすごくいい第5巻。

学祭が終わり、秋姫は16の誕生日を迎える。秋姫はその前々日に瞬が、学祭のフォークダンスで組んだ女子と帰る姿を見ていたが、誕生日に瞬から手渡されたのは、彼が留守にする間の「10月の心得」。その末尾にはケータイの番号とアドレスが添えられており、ダンスの子と帰った理由はこれだったのかと納得。
瞬が、モミジから里中さん(ダンスの子)はこう言っただろうと指摘され、「さすがモミジ殿 すでに「天眼(てんげん)」「天耳(てんに)」を習得済みとみた」と返してしまう間抜けさがたまらなく好きだ(笑)

ケーキを食べたがらない瞬の姿に、秋姫は「いつから瞬ちゃんと好きなものが合わなくなったんだろ」と思い始め、知らない内に生じていたすれ違いに困惑してしまう。
京都へ行く瞬への餞別に、八咫烏(やたがらす)のストラップを渡そうとして、瞬の手にする携帯に既に付いているストラップを見て躊躇してしまう。ところがタケルが彫った烏は命が吹き込まれていて、あまり感情を表情に出さない瞬は大喜びし、紐を作った秋姫も瞬を笑顔で送り出せる。

瞬のいない10月が始まり、秋姫はスカートの丈を短くしたりとはしゃぎ始めるが、次郎坊の留守中に「太郎坊」としての務めを果たさなくてはならない局面にも立たされる。
「モコモコ」にタケルの彫った仏像を届けに行き、昔の合戦で450年も還(かえ)れなかった者たちからは父のことを断片的に聞かされる。
石鎚(いしづち)山からは、父が一度はもみ消したお見合い相手がやってくる。モミジは瞬に、パフェではなく自分の写メを送ってくれていたと分かって、鞍馬山三十八郎坊に素直に助けを求めることができた秋姫。力になってもらうが、弾みで嘘がばれてしまう。


お薦め度:★★★★☆

優しくて緩い空気に満ちていて好きです。
緑峰山の一帯を守っている天狗の一人娘が「太郎坊」でもあり「秋姫」でもある。その危うさと、彼女を助けてくれる多くの力、そして他の山との勢力争いのような物までが、「秋姫の高校生活を中心」に描かれている様がどこか不思議で、のどかで、愛おしい。
あと2巻買うと最新刊に追いつきます。


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