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『貧乏神が!』第6巻/助野嘉昭

2010-04-18 | 少年漫画
 
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う~ん。前巻まで良い感じで来たんですが、根底のテーマがぼやけたり横道にそれることが多くなりました。
冒頭Round23!~25!のプリクラ、煩悩を無くすボビー、水泳対決はほとんど不必要なエピソード。市子が「個人の幸運」と「人と分け合う幸福」の違いを知り、失って困るものが増えていくことで紅葉から幸せの意味を学ぶという成長を楽しみたいと思うと、第6巻で本当に読みたい「本編」はRound26!、27!と場外Round!の半分だけです。

紅葉の仕事ぶりに業を煮やして、上司の山吹姐さんが人間界にやって来る。実は彼女も貧乏神の長でありながら、長老と部下との間で板挟みになっていた中間管理職。
幸福エナジーの量が多い自分の存在が神様のミスだとしても、そのおかげで守ってこられたものがあると抵抗する市子。泣いたり怒鳴ったりしているだけだった山吹が突如、笑い出す。主人の危機をイチ早く察知して市子を連れて逃げる招き猫のタマちゃん。便乗して一緒に逃げる紅葉!
貧乏神道具で追う者と追われる者の幸福エナジーが同量になり、逃げ切る自信をなくした市子は廃屋で涙を浮かべて座り込む。

「今まで何が幸せかなんてわからなかった ずっとわかった気でいた --でも… ちょっとずつだけど 漸(ようや)くわかりかけてきたの… 失いたくない… もう何も失いたくない だから私は守るんだ… 自分の幸せは自分で守るんだ…!!」。

自分と協力すれば五分に持ち込めると、市子を立ち上がらせる紅葉。今の市子が、紅葉のこれまでの成果なのだと怒りを鎮める山吹。
しかし紅葉は神で、市子は人間で、いつか別れは絶対にやってくる。他に方法はなかったのかと心の中で問う山吹。

場外Round!は山吹の話の直後の番外編。紅葉の友達の貧乏神3柱が、市子に近い人たちの幸福エナジーを奪ったと立ちはだかる。人間だったら人間らしくセコく汚く自分のことだけ考えてろと言われ、それが出来なきゃ他の人のことも幸せに出来ないと教えられたと言い返す市子。「市子は私の獲物なんで」と他の貧乏神を追い返す紅葉、自分にとって紅葉って何なんだろうと少しだけ考えてしまう市子。



お薦め度:★★★☆☆
最初の面白さと勢いをずっとキープし続けるのは難しいですね。
市子は確実に成長しているので、いつか嵐丸にも自分の幸福エナジーの秘密を打ち明けられると良い。大きな隠し事をしたまま市子が嵐丸と本当に友達でいるのは難しいでしょう。


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