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『クジャクの教室』第1巻/高梨みつば

2012-05-27 | 少女漫画
 
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マーサ・キツネノヨメ・ビビル・
ニゲル・シタラ・ドコニイル

(燐から設楽へ)


 『かんざし君』でファンになった、高梨みつば先生の新作。
『紅色HERO』もわりと好きだったのだけど、私は途中から読み始めたので物語の筋や試合の展開をあまり追っておらず、ただ、のばらを「なんて美しい女性だろう!」と感激しながら見ている内に、完結してしまった。
 「おまえの女性の好みなんかどうでもいいよ」と突っ込まれそうなので言及するのを避けていたけれど、(1)スポーツ選手である。(2)短距離走のような個人競技でなく、球技という「団体競技」の選手。という二点が、すごくツボだった(笑)

 3月号から始まったこの新作は、ちゃんと「ストーリーが面白い」という理由で好きなので、この漫画が好きだ好きだと書き連ねることにあまり照れを感じなくて済む。
 『クジャクの教室』は、一言で言えば、新潟から転校してきた女の子と、転校先の学校にいた変わり者の三人組との出会いの物語だ。まりほを取り巻く「変人」たちの奇行と、実はまりほ自身もかなりの変わり者だという、もう設定だけで楽しくてたまらない作品だ。
 まりほと設楽(したら)の絡みが軸だけど、横から茶々を入れる燐(りん)の、冷めた台詞が妙に可笑しい。まりほの転校初日から、燐の発する数少ない言葉は、一見して「清田まりほ」という子への興味からではなく、「転校生」という存在が珍しくて発せられているかのようだ。
「そういえばオレ 「転校生」って映画大好き」
「「転校生」って映画 知ってる? 階段から落ちたら男と女が入れかわるんだよ」
山登りの遠足でも、まともな食料を持ってこない。
 はっきり言って「謎」だ(笑) なぜ彼が設楽や真麻と友達なのかも(身内なのか?)、何を考えているのかも、全く読めない。上に引用した「電報」のような文面は、燐が設楽に送ったメール(しかも、これで「全文」)。
 まりほと設楽が仲直りするくだりも、「人を見た目で判断してはいけません」などという、小学校の道徳の授業みたいな陳腐な物でなく、ギャグになっててラブに発展する要素もはらんでいて楽しい。

 第1巻の巻末には、sister掲載の『愛クレ!!』も採録。実は「未完」だったと分かり、いつか続きが読めるかもしれないと思うと楽しみだ。

第1話見開きカラー(別冊マーガレット平成24年3月号)



お薦め度:★★★★☆


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