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『さよなら絶望先生』第二三集/久米田康治

2010-11-18 | 少年漫画
 
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「みんなの海を守らないといけない」。
僕は最近、特にそう思います。
僕は民主的な先進国に住んでいる文明人です(※個人の感想です)が、海の向こうでは三代世襲するテロ国家(※個人の感想です)や、ルールを破るのが当然の蛮国(※個人の感想です)や、世界を赤く染めようとした核大国(※個人の感想です)などの脅威が虎視眈々と我が国のスキマに付け込もうとしているのが現状です。

うそはいけませんね。うそはドロボーの始まりです。僕の犯罪の芽を摘もうと僕の出かける先は監視カメラだらけです。道を歩いていても監視カメラ、スーパーの特売に並んでいても監視カメラ、趣味性の高い本を買いに行っても監視カメラ。僕は万引きをしたことはありませんが、自分のブログでうそをつくことはあります。この記事だってうそのかたまりです。
でもあの諸島の映像、テレビ(アナログ)のニュースで繰り返し流されるので僕も何度も見ているんですよ。僕は歴史とか国際法のこととかは分かりませんが、あの島々は紛れもなく日本領です。だってあの美しさ、漂う侘び寂(わびさび)の趣、どこをどう見たって「日本の物」じゃないですか。少なくともあの上品な美しさは日本人以外の何者の物でもありません(※個人の感想です)。

先日、お隣の大国(GDP世界第2位)の国家主席さんが我が国のオシャレな、ハイテクで警備された未来都市にいらっしゃいました。そのことで近所のおばさんと世間話をしました。おばさんの意見はこうでした。
「国家主席さんは日本をその目で見て、『日本は本当は素晴らしい国だ』と心の底では思ったことでしょうね」。
でも僕の意見はちょっと違います。国家主席さんはこう思われたに違いありません。
「平和な国のヤワな首相より大国の国家主席のワシのほうがたくましくて格上じゃな」と。

ところで国家主席さんはともかく、あの国の首相さんのお名前は縁起が悪いと僕は思うんですよね。だって「温」ですよ。地球温暖化の「温」。せめて涼首相とかに改名すればいいのに。でもよく考えたら「濤」もなんだか海洋覇権ぽくて物騒な名前ですね。「凪」とかならもっと親しみが持てると僕は思います。「胡」もなんだか150歳を過ぎても死ななそうでちょっと嫌です。

※「でも」と「だって」は子供の頃からの僕の口癖です。今さら治せませんので咎めないで下さい。

だってそうじゃないですか。日本の総理大臣はハトだろうがクダだろうが、国会で法律を作ったら国民は弾圧なんかされなくてもほとんど全員がその法律に従ってくれるんです。
それに引き替え、国家主席さんのご苦労は如何ほどの物かと。
彼の統治する国には何十もの民族がいて、反乱や争いが絶えなくて、国家主席さんは弾圧をしないと国民に自分の言う事を聞いてもらえないんです。
僕なんかでもあと30歳くらい歳をとれば日本の総理大臣くらいならやれると思いますが、隣国の国家主席さんのようなお仕事はとてもじゃないけど普通の神経の持ち主の僕なんかには務まりません。国家主席さんはとても強靭な精神とタフな肉体とくるりと舞っただけでみんなが喝采する神のようなカリスマ性をお持ちなんです。

でも僕は自分への非難を微塵でも避けるためだったら平気で前言撤回します。
いくら日本が平和でクーデターや革命の兆しのない治めやすい国だといっても、政治家のお仕事はとても大変な重責です。僕は政治家になったことはありませんが、マンションの理事ならやったことがあります。マンションの理事会ごときであんなにヘトヘトに疲れるんだから、国会議員のお仕事は僕のような小市民には想像も付かないほどの激務に違いありません。

一月の花嫁はオカルトな嫁、二月の花嫁は遺産狙いの嫁、五月の花嫁はサブカルな嫁。例えるなら八月の花嫁は占い好きの嫁で十月の花嫁はスイーツ好きな嫁といった処でしょうか(※個人の感想です)。

でも「個人の感想」が持てるというのはとても貴重で豊かなことなんですよ。そのことに関連して、僕が冷戦終結後に東欧の元独裁国家を旅行した時の話を聞いて下さい。
その国は長く独裁政権が続いていましたが、歴史的に貴重な建造物とかが残っているパワースポットっぽい国でした。現地の言葉が喋れない僕のために通訳を兼ねたガイドさんが僕に付きっきりで観光案内をしてくれました。でも四六時中一緒にいられても窮屈なので僕は「今日は自分で勝手に観光するから案内してくれなくていいよ」とガイドを断りました。そしたら彼は驚いて僕にこう言いました。

「あなたはガイド無しでどうやって旅行をするんですか?」。

彼は決して僕を監視するためにガイドをしていたわけではなく、僕も彼の言葉の意味がはじめは分かりませんでした。
つまりこういうことだったのです。生まれた時から独裁国家で生きてきた彼らは、僕らが当然のように持っている「自分の意思で自分の好きなように勝手気ままに観光する」という概念をそもそも持っていなかったのです。「個人の感想」が持てるって本当に幸せなことですね。

それでは最後に、クイズにお答え下さい。正解者にはAKaBaNe84の握手券が当たります。

2010年9月、オレは仕事中に池袋を歩いていました。
我が国に不法に滞在している不法就労者がオレに対して客引きをしました。
オレが無視していたら相手はいきなりオレを二回殴りつけ、逃走して行きました。
その様子は街の防犯カメラで撮影されていました。
その映像がインターネットに流出してしまいました。

正解は次の四つのうちどれでしょう。

1. 池袋は日本の領土ではないのでオレは殴られても仕方がない。(日本の主権の対象外)
2. 不法入国の人なんかいるわけがないんだからあれはコンテナに乗ってきた帰国子女である。
3. 街の治安を維持するための防犯カメラの映像はねつ造である。
4. 犯人を処罰しないで下さい。


お薦め度:★★★★☆
ぼくのような者の書いたてきとうなきじを読んでくれるなんて
読者は神様かもしれない(※常識的な感想です)


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2 コメント

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Unknown (存在しないIDです)
2010-11-19 17:03:02
「ルールを破るのが当然の蛮国」「世界を赤く染めようとした核大国」って、これあてはまるところが2つずつあるんですけどw

しかし、民主的な福祉国家に住んでることは大変ありがたいですね(※個人の感想です)。
個別のネタについてはお答えを差し控えます (Wrlz)
2010-11-19 22:04:26
>存在しないIDです 様

今日は歯医者に行ってきました。

僕のような者のおかしのたべすぎでつくってしまった虫歯をなおしてくれるなんて
歯医者は神様かもしれない

ぼくのような者の書いたてきとうなきじにコメントしてくれるなんて
読者は神様かもしれない

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